コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2020年08月10日

〜進化〜 過酷日程9連戦・第3試合目・ルヴァン杯第3節横浜C展望

過酷日程9連戦は、リーグ戦連敗・1勝0分2敗との手厳しい結果で、第3試合目を迎えます。その試合内容推移は(SH ~シュート数)、
リーグ戦第8節神戸戦 2-3✖️ SH14〜被SH12ー主力スタメン固定
ルヴァン杯第2節広島戦2-1○  SH  8〜被SH15 ー7選手スタメン変更
リーグ戦第9節清水戦   1-3✖️ SH  9〜被SH17ー主力スタメン固定
コンサ再開後毎試合平均値  SH11〜被SH14  と、
✳︎攻撃の集大成SH数が激減傾向で、毎試合平均を大幅低下。
✳︎守備の中核被SH数が急増傾向で、毎試合平均も超え続けている。
詰まり、コンサのパフォーマンスは、急速に低下し続けており、その結果は、当然、戦績低下、との図式・現状が明白です。
間違えても、現地試合環境の差や移動負荷では、又、その前に、過酷日程の問題では有りませんし、「原因のすり替え」はコンサのためになりません。
失敗現況の原因、そして、ここからの脱出・解決策も、「選手起用戦略=チーム編成戦略」ですね。
しかし、この失敗は、コンサだけの特殊事態では有りませんね。特に、戦績責任が大きいJ1チームで、直ち・即座の戦績を求めたチームは、すべからく、「スタメン主軸選手固定起用+5枚交代制フル活用の大量途中交代型」の選手起用戦略=チームワンチーム型を選択し、再開後は、別戦略チームとの実戦時「戦力差」から、好調な戦績を獲得。しかし、それも、再開後、第3クール(旬)3連戦で破綻チームが発生、現在の再開後第4旬の過密日程となると、過酷度が激化する「過酷日程9連戦」が激しく当該チームを襲い、破綻チームが続出との事態が現況です。
別戦略とは、勿論、「完全ターンオーバー制=Wトップチーム型」ですね。
しかし、その戦略の、短所〜[実施当初は編成した2チームがワンチーム型よりも戦力ダウンが想定されそのため戦績低迷期間が想定される]から、選択チームは、限定的で、清水・湘南・名古屋、そして川崎の4チーム程度でしたが、随時戦略転換が、故障離脱発生等の事態転機から選択が始まっています。元々、豊富な選手層を誇るチームは、余裕をもって2チーム編成が可能です。即ち、Wトップチームの2チーム編成も、優秀選手を、スタメンだけで無く、サブにも多数保有していたチームは、ワンチーム編成の今まででも、サブの途中交代は、試合途中で、益々戦力アップとなっていましたが、ここに来てのWトップチーム編成では、戦力ダウンの無い理想的な2チーム編成が可能となりました。川崎は、その代表チームですね。川崎の頭抜けた戦力は、リーグを益々席巻する事は、必至ですね。
反対に、驚きは、豊富な選手層を誇るチームの多くが、完全ターンオーバー制を選択しなかった点です。充分可能だった筈なのに、直ちの戦績を求めて、今にしてみれば、誤判断と、その代償としての主軸選手故障離脱の痛撃を受け、苦しんでいるチームが増加しています。神戸、横浜FM、FC東京、G大阪、C大阪、広島は、戦略は厳しい現況を招いています。
コンサや、他の資金力の脆弱なチームは、絞り込んだ、乏しいギリギリの選手層でシーズンをスタートしていて、完全ターンオーバー制=Wトップ2チーム制の短所は、大きく、中々戦略転換は、選択し難いものでしたが、清水や湘南の様な、本来なら降格争いチームが「今シーズン降格無しとのレギュレーション修正」により、戦績の縛りから解放され、積極果敢に、完全ターンオーバー制採用にトライ出来ました。
リーグ全体の流れは、現在の過密・過酷日程を乗り切るためには、完全ターンオーバー制=Wトップ2チーム制採用に、移行するもの、が大勢と想定出来ますね。
コンサも、そのタイミングが到来です!
では、その大前提、且つ、実際に故障発生リスクを可能な限り低減する、選手起用戦略の材料を確認しましょう。
過酷日程9連戦選手起用推移は、
        中  2日     2日     3日
   第8節 ーL第2節   ー第9節  ーL3節・可能度
CF  荒野  ーロペス46'ー武蔵      ーロペス○・武蔵△         
➀ST チャナードド     ーチャナ86' ードド○・チャナ☓
➁ST 駒井 ー金子86'  ー駒井   ー金子○・駒井☓
RSH ルーカス-早坂     ールーカス64'  ールーカス△・白井△・早坂○
LSH  菅 79'ー白井    ー菅        ー菅△・白井△
➀DM 深井79'ー深井46' ー荒野      ー深井△
➁DM 宮澤73'ー田中    ー深井46'  ー田中☓ 宮澤○
RCB  進藤86'ー進藤46' ー進藤46'  -進藤45'以内△
CB  田中  ーミンテ  ー宮澤   -ミンテ△
LCB  高嶺  ー高嶺     ー高嶺64'  ー高嶺☓
GK  菅野  ーカウィン ー菅野   ー菅野○
SUB  ミンテ ー中野    ーミンテ46' ー中野○
    白井  ールーカスー白井64'  ールーカス45'以内△
    金子  ー      ードド86'  
    ドド  ー菅      ー田中46'          
             金子64'
故障                     石川☓福森☓
故障から復帰              ジェイ○
未起用                  ○檀崎・濱・藤村

このフィジカルコンディション推定を前提に、Wトップ2チーム編成=完全ターンオーバー制への道を進行しましょう。冗談はほどほどに、本気で!
検討順番を前後しますが、ここで次戦の起用選手選択=Bチーム編成を。
[スタメン]
 Bチーム    ジェイ
      金子     ロペス(ドド)
   白井  藤村  中野  檀崎(早坂)  
      濱  田中 ミンテ
        カウィン

 このため、
 Aチームは、
         武蔵
    チャナティップ 駒井
    菅  深井  荒野 ルーカス
      高嶺 宮澤 進藤
         菅野
  となり、
 メインサブグループ
    ドド・早坂・小柏・阿波加、2種育成3選手
 故障からの復帰;石川・福森が実現するまでの体制となります。

 戦力比は、Aチーム>Bチーム となり、Bチームにメインサブから補強した運営と成ります。
一点、次戦対戦上では、グループステージ突破断念寸前の「横浜FC」は、戦力を整備して「より強力な戦力」での対戦を目指して来そうです。
しかし、複数の若手・有望選手が大躍動しているリーグ戦では、その選手グループを中心に「やや固定化傾向」が進行し、次戦のルヴァン杯第3節では、限定起用となりそうです。コンサ戦で活躍の一美・斉藤光毅・松尾・松浦・瀬古・星は、起用封印し、ベテラン勢~三浦カズ・瀬沼・ヨンアピン・伊野波・イバ・レアンドロが起用と想定されます。激しい運動量とプレースピードは大きくダウンが予想され、Bチーム補強型戦力で十分対抗可能ですね。

極端に長く、内容も突っ込んだ前書きとなりましたが、「過酷9連戦・第3試合目・ルヴァン杯第3節横浜FC戦~選手予想とチーム再編成」の重要検討項目を一つクリアーしての、本稿に進行しましょう。

1.対戦相手「横浜FC」現況
戦績は、
リーグ戦~
順位17位 勝点5 1勝2分6敗 得点8・失点20・得失差△12
しかし、今シーズン、下位順位は特段の意味はありません、ので、上位=3位以内=次シーズンのACL参戦権獲得以外は、単なる評価基準でしかありませんね。「リーグ上位」との目標は無い「横浜FC」には、リーグ戦の戦績は重大な価値は無し、との認識・把握でしょうね。
だからこそ、ベテランは原則排除の「次世代チーム」形成を大目標とした、「若手有望選手の実戦多起用による急成長」を目的とした「リーグ戦選手起用」を実践しているものです。非常事態の今シーズンを最大限活用した最高の取り組み・戦略で、戦績は低調でも、下平監督は、試合を「ワクワク・ドキドキ」の超魅力的プレーに、想わず応援してしまい兼ねない程「人を引き付けるサッカー」を展開していますね。素敵なサッカー・素敵なトライ!ですね。
カップ戦・ルヴァン杯~Cグループ
順位2位(広島同位) 1勝0分1敗 得点1・失点2・得失差△1
こちらは、ルヴァン杯グループリーグ突破の可能性を「次戦でのコンサ戦・横浜FC勝利」で、逆転突破も残す、との現況で、次戦への大きなモチベーションとなっています。

戦術は、19シーズン「4-2-3-1」をモデルチェンジし、
最新流行型「3-3-2-2」へ変換。
19シーズンは、G大阪のみ、しかし、
20シーズンになると、
加えて・神戸・湘南・広島、J2でも、京都・山形・水戸・愛媛・東京V・新潟が採用した、最新・流行型。
流行の戦術「ビルドアップとハイプレス」を狙い、特に、4Backへの対抗フォーメーションで、ハーフライン(5ライン戦術で注目)を突く攻撃への最短手段としています。
しかし、この戦術・フォーメーションは、豊富な運動量とスピードの若手有望選手の得意プレーで、ベテラン層起用では、威力ダウンとも想定されるもの。

前回対戦は、過密日程の中、フィジカルコンディション急減状態で、試合開始10分経過後に、コンサフィジカルは60%程度までダウンし、ボールへの寄せの球際・闘争意識の低下、判断のスピードと正確性の低下状態となり、「横浜の好きな様にゲーム支配・コントロール」の中「一美による失点」となり、後半、低パフォーマンスのWボランチ交代〔深井・荒野➝高嶺・田中投入〕で、中盤を再構築し、運動量・球際の闘志プレー・規律の回復により、本来戦術回復での決勝点獲得により、接戦を勝利とした「ギリギリ勝利」でした。
前回、横浜FC攻撃パターンは経験し、個々選手に落とし込んだ対策・プレーも準備出来ているものでしょう。しかし、
何より、「戦術レベルのパフォーマンス」発揮が、全ての原点であり、そのためにこそ、フィジカルコンディションをコントロールした選手起用・チーム編成がポイントとなります。
試合前の「事前準備」が試合の成否を支配するものですね。

2.コンサ戦術・試合展開・メンバー予想
前書きで、メンバー予想は、次戦「スタメン起用選手」を記載済みの通りです。追記としては、
サブ起用に、「メインサブ+Aチームから3~4名(但し、15~20分限定起用厳守)」となります。

戦術は、A・Bチーム共に、同一戦術で、最新「マンマーク戦術によるトータルフットボール戦術」~その最前線選手の守備となる「ハイプレス~ボール奪取~からのショートカウンター」戦術、基本は、コンサ式(ポスト・サイド裏へのロングフィードからのショーカウンター戦術)ミシャ戦術を展開し、
「コンビネーションによる中央突破+サイドトップ攻撃」「ビルドアップ・パスサッカー」「反復・連続サイドチェンジの相手守備陣揺さぶりによるスペース・ギャップ構築」「派生セットプレー攻撃(福森のレベルに到達せず、得点獲得はゼロ結果に留まっている)」の多彩パターン攻撃、攻撃型守備は、作動すると強烈で、リーグ随一の破壊力・攻守力を実現となります。

試合展開は、試合開始直後から先制点を狙い、攻勢をかける展開を狙います。コンサの現在の大きな弱点が「フィジカルコンディション」にあり、途中交代で出場選手の多くが「直前試合起用で、コンディション低調選手」と成り勝ちで、<前半で、複数得点!>が大きなポイントです。
試合開始の合図の直後から、高運動量・ハイスピードプレー・超高密度連携連続プレーのフルパフォーマンスで圧倒し、「前半で複数得点獲得=攻勢時間帯を長時間=安易なボールロスト・成功率の見込めないギャンブルパスは厳禁」とした攻勢を仕掛けましょう。
後半は、60分大量交代で、運動量とプレイの質を維持し、強度の高いまま試合完勝を狙います。

次戦は、<3-0>のコンサ「完勝狙い」です。

posted by yuukun0617 |19:03 |