コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2019年10月31日

〜進化〜  来シーズンへのチーム構築

以前に複数回記載しましたが、チーム編成はシーズン全般に亘り進行しています。
チーム編成の期間は、
大きく分けると、
①第二ウィンドーが開けられる、7月〜8月の、Wレベルでのシーズン終了し新シーズンへ向かう戦力構築本番期に、日本ではシーズン途中の中間期に、選手登録ウィンドーを開け、リーグ等シーズンは途中となるも、シーズン前半での課題解決し、後半の戦力整備とする目的の移籍加入。
②第一ウィンドーの、12月リーグ戦終了から、2〜3月新シーズンのシーズン間に、新シーズンへの戦力構築、更に、将来のための戦力構築を目的として、契約更改・離脱加入・昇格となるもの。しかしWレベルでは、各リーグ戦の真っ只中で当然、大きな移籍では無く、限定的な内容となる訳です。詰まり、外国籍選手の獲得や契約で、この点が意外に重視されませんが、海外チームは熾烈なリーグ戦中であり、途中での有力選手放出・離脱は相手チームからの承諾困難が原則ですが、Jリーグの主要外国籍選手獲得の中心との交渉活動は、元々困難との大前提の中での話な訳ですね。どう見ても、残された僅かな有力選手か、何らかの問題を抱えてそのチーム主力とはならない選手しか、候補は無い、となります。最近、各チームで、成長・活躍前の、外国籍育成対象候補の加入が屡々成立している理由です。

シーズン展開の進行の中、見てみると、
・3月〜シーズン開始・・スタートまでに構築した戦力
・6月 戦力点検  ・・シーズン前半の選手・戦力課題明確化
     交渉候補収集・・交渉候補確定
・7月 レンタル1回目交渉・・次シーズン必要判定→完全移籍・本人確認
                        完全移籍・相手チーム打診開始
    加入交渉 ・・当初候補交渉、各チーム離脱候補リストから追加候補判定
    大学、高校、育成選手・・第2種登録で、来シーズン加入前提トライアル起用
・8月     第二ウィンドー登録の選手加入
・10月   戦力点検 ・・シーズン後半段階での選手・戦力課題
・11月 外国籍選手・レンタル交渉・・次シーズン必要確定→本交渉、
    主要主力選手・・次シーズン必要確定の本交渉、
    新交渉候補・・外国籍と主力の確保の上第一ウィンドー用新規交渉候補決定
・12月    新加入交渉・・本交渉
・  1月    加入登録 ・・チーム戦力構築し整備完成
との日程で進行しています。特定期間限定と言うよりも、シーズン全般、各種交渉の準備と実行が進行していて、GM・戦力担当・スカウトの年間業務と言う事です。

ジェイの契約延長、ロペス複数年契約更改、ルーカス完全移籍変更が、マスコミ掲載となり、上記日程の順調な進行が明らかとなりました。
大学選手獲得は、金子・高嶺・田中に、小次郎と大成功で、3FPはポリバレントで、また、直近GKも、代表経験の高能力・高素材選手で、近い将来の中心・主軸候補で、全選手の最大ポイントが、ミシャ戦術との親和性素材で、安定のパス能力が高く、戦術理解力、強靭なフィジカル素材の選手揃いですね。全選手、他チームとの競合に勝ち切っての獲得となった点も、注目です。

現選手は、残り5試合の残シーズンに、来シーズンの自己ポジションの将来を賭けています。
来シーズンの必要選手判定、また、その位置・ポジションの獲得へ必死の日々であり、毎日トレーニングでの成長とその姿、試合起用チャンス獲得、試合実戦の評価、全てが勝負です!

現時点、来シーズン戦力判定確定選手は、
リリースの外国籍3選手〜ジェイ・ロペス・ルーカス
複数年契約中〜チャナティップ
来シーズン加入の大学組4選手〜金子・高嶺・田中・小次郎
までです。
他チームから、獲得オファー選手は、複数発生しそうですが、必要選手判定を即座に行い、他からの交渉前に来シーズン契約更改交渉を進行、確定して置くべきですね。
リーグ戦終了まで契約交渉は本格化させない方がリーグ戦試合に集中する、との考え方から、通常は12月まで保留、が一般的ですが、それは、リーグ戦試合結果を求める状況チームだからで、コンサでは、リーグ戦戦績し至上主義では無く、試合内容と各選手個々のプレイを重視となっており、非該当です。更に、ミシャは、試合実戦を軽んじる考え方は、ゼロ・完全にありません。仮に、そんなプレイをする選手が居たら、叱責の元、試合起用チャンスは完全消滅となってしまいます。

来シーズンで、リーグ上位のためリーグ優勝を目標とする、カップ戦優勝も狙う、との絶対目標のため、どのチームよりも早く戦力整備・構築を完成し、どのチームよりも早く来シーズントレーニングを開始し、シーズンスタート時から、最大チーム戦力発揮とする展開こそが、コンサの絶対展開ですね!

当面、次戦へ向け、選手の将来を賭けた闘いの日々に、しっかりエールを贈り、高い納得で次戦を終える選手増加をサポート‼️です。
 


    


posted by yuukun0617 |14:55 |

2019年10月30日

〜進化〜 ラストスパート!第30節名古屋戦は〜➁

~前ブログに続き~
(2)コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
 前ブログで、名古屋の現況は混乱の大苦境である事は明白でしたが、リーグ最強の選手層も本当で、高能力選手自身、戦術不在でも、サッカー常識だけで一定のプレイは機能するものです。特に、図抜けた高能力選手集団による「本来能力だけでのチームプレイと個々の突破力やポテンシャルの発揮」でも、生半可な低レベルチームを遥かに超える戦力となります。しっかりと、コンサ今シーズン最新目標のための「真摯で激しいプレイ」を最高のコンサ式ミシャ戦術の実践として行う事が必須となります。
コンサは、対名古屋の特殊・変形戦術は不要で、今シーズン最高レベルの「コンサ式ミシャ戦術」実践しかあり得ませんね。
ポストターゲット「ジェイ」のフィジカルコンディション次第ですが、「コンサ式」を発動した「ミシャ戦術」は不動です。
その中、「コンサ式」の最強パターン・組み合わせは、「ジェイ」+『ロペスor武蔵』がポイントとなります。ジェイポストからの「こぼれ球・2次ボール回収とそこからのカウンター」のために『チャナティップ』も不動ポジションとなります。
問題は、<ロペス、武蔵・・どっちか>です。
ロペス選択は、+が、●Wポストターゲットとなり、ターゲット分散による成功率アップ、●ゲームメイク力が上がりラストパスの創造性と精度アップにより決定機増加と有力な選択手段となります。
一方で、武蔵選択は、◎将来の代表CF育成・コンサの中核CF確立の育成面、●スペースへの飛び出しにより、攻撃スピードアップと攻撃エリア拡大で、攻撃パターンの拡大・多様化、となります。
どちらも、有力・期待大ですが、ミシャは「武蔵選択」でシーズン後半を進展させましたね。しかし、コンサの攻撃力拡大のために、シーズン当初の基本・スタート版だった「ジェイ・ロペス・チャナティップ」パターン選択の攻撃力増加の試合選択も必要ですね。「武蔵」の「試合途中、相手フィジカル低下状態局面での、スピード・スペース勝負」の切り札攻撃も、実戦練習が必要です。
次戦予想では、そちらを選択してみたいですね。

試合展開は、
ここ最近の基本的試合展開戦略
「試合開始から20分間コンサ攻勢・攻撃型戦術で<先制点獲得>~
30分から前半終了まで、攻守バランスに変化し<堅守速攻で追加点狙い>~
後半開始直後から60分まで再度コンサ攻撃型で「前線からの守備・ボール奪取からのショートカウンター」で追加点狙い~
60分から80分は攻守バランスに移行し堅守速攻~
80分から試合終了まで、コンサ勝勢なら、守備型戦術、勝ち越していない局面は、超攻撃型で<決勝点獲得>狙い   との試合展開で、前試合・ルヴァン杯決勝戦も同展開を指向するも、強チーム川崎はその狙いを崩したものでした。
次戦も、その基本展開を狙います。

想定試合展開は、
試合開始 ~20分 コンサ攻勢で<先制点獲得>
  30分~45分 攻守バランスで「堅守速攻」で<追加点獲得>狙い
後半開始 ~60分 コンサ再度攻勢~前線でのボール奪取・速攻~<追加点狙い>
  60分~80分 攻守バランス復活「堅守速攻」
  80分~終了  勝勢の時は、守備型で失点阻止。
          勝ち越し出ない場合は、超攻撃型で<決勝点狙い>
          【 3-0 完勝 】想定です。

メンバー予想は、
上述の通りの前線選択で、
  スタメン
          ジェイ
      チャナティップ ロペス
     菅  藤井   宮澤  白井
       福森 ミンテ 進藤
          ソンユン
  サブ
      武蔵・中野・ルーカス・石川・早坂・荒野
      菅野 
    で決定ですね。

posted by yuukun0617 |14:49 |

2019年10月29日

〜進化〜 ラストスパート!第30節名古屋戦は〜①

全チーム、リカバリー明けで、
今日からは、リーグ最終戦試合終了フォイッスルを目指し、一気に今シーズンの締め括りに取り掛かります!
チームの残された課題を確認して置きましょう。
優先順位順とすると、
1.コンサ式ミシャ戦術の<各選手タスクの完成度>今シーズン最高値到達
    ミシャ戦術では、全選手が戦術からの「局面毎タスク(責任ある役割プレイ)」が課題とされ、今シーズンを通して、そのレベルアップの追求を追い続けて来ましたが、試合起用選択基準であり、来シーズンのチーム戦力を構築する、今シーズン最高地点とのプレイを全選手が実現する。詰まり、全選手が今シーズンの努力して来た成長の到達点を証明し、来シーズンの自己ポジションを掴む、自己との闘いです。
2. チーム戦力最高値内容の証明と必要課題の明確化
各選手の統合によるチーム戦力も、今シーズン最高内容を目指し、同時に、なお、足りない課題の顕在化こそが、来シーズンへ繋がる最大課題ですね。
3.リーグ4位到達
〜天皇杯とリーグ優勝が重複の場合のリーグ4位ACLリーグ戦参戦権を狙い、昨年順位を維持のため
 現在4位広島勝ち点50に対して、コンサ40点の勝ち点10差を逆転するには、残り5試合で全勝で、ここからの獲得勝点15で、広島が、1勝1分3敗で勝点4獲得となると、コンサが広島を上回れます。しかし、同時に、5位C大阪現在勝点49、6位川崎現在勝点48、7位大分現在勝点43と、他の3チームも、2勝0分3敗、3勝0分2敗、3勝0分2敗、以下の戦績となる事が必要で、4チームが、一斉に不調となる、との非現実的な願望展開が条件と言う事で、実質、極めて不可能で、コンサが全勝したとしても、相当な最終順位は、6位程度が正当となってしまいます。
夢となった願望に、ここからの残りシーズンを賭けるほどの余裕は無いですね。
目標順位は、低くなりますね。

以上、3目標が全てででしょう。

残る5試合で、掴める物に限界はあるでしょうが、最大・最高へ、激しく果敢にトライする選手をサポート、応援したいですね。そんな選手は居ない筈ですが、限界への挑戦を止めて、のんびり、じっくりサッカーを愉しむとの選手は、試合出場資格を喪失します。ミシャは、仏のミシャですが、挑戦と努力をしない選手は認めませんし、記憶に永遠に留め、以後の試合起用は喪失となります。そこでは、厳格な、地獄のミシャとなる訳です。
次戦には、ルヴァン杯敗戦を自己に受け止め真剣勝負道を選択した選手のみが、起用資格を掴めます。今日のトレーニングから、勝負は開始された!と言う事ですね。

今日のオフ明けトレーニングは、通常サイクルでのリカバリーメニューでは無く、戦術トレーニングとなりました。既に、各選手が試される、ハードトレーニングがスタートしています。

では、次戦展望の実内容に入りましょう。
(1)次戦対戦 名古屋現況
 名古屋の現況は、シーズン前には想像も付かない苦境となりました。
 現在現況は、
順位14位 勝点33   8勝9分12敗	 得点41  失点44  得失差-3
降格圏16位現在勝点31と、勝点2差で、毎試合降格の危機から脱却も失敗。
 昨シーズンも、実は、
順位15位 勝点41  12	勝5分17敗 得点52  失点59	得失差-7
今シーズンが低迷したのでは無く、2年連続して低迷・降格圏のシーズンが明白です。
監督交代は、当然で遅過ぎた位でした。9月終盤まで監督交代を引っ張った事は、今シーズン、立ち直りの期間を奪い、後任フィッカデンティも、戦術転換も機能せず、中途半端な、その場対策に終始し、当然、問題点解決はならず、同一敗戦を連続させ、交代順位11位から更に低下させています。
前任風間監督の高いパス成功率を前提とするパスサッカー戦術は、各選手の「止める、蹴る、動く」の基本技能向上を求めるものでしたが、選手のプライドの壁を越えられたのは、僅かな選手のみで、パス成功率が急上昇した選手は、J2から引っ張った限られた人数程度で、やろうとした「攻守一体」〜ボールを保持し続け、相手にほとんど主導権を与えない理想形は、絵に書いた○○で、選手の戦術理解・認識は上がらず、結局、導入失敗となった、と言う事です。
パスサッカー戦術に固執するため、攻守プレイは固定・限定化され、対戦対策は効果大となり、名古屋の意図する試合展開は皆無となった訳です。
守備戦術の堅守速攻戦術の監督フィッカデンティは、メンバーは変えずに、システムを自在性の高かった「4ー4ー2・Wボランチ」から、守備型・守備固定の「4ー3ー2ー1」3ボランチ型へチェンジトライ。しかし、攻撃の自在性を奪われ、攻撃回数も減らされた攻撃は、急低下の結果しかありません。監督交代後、勝利は未だ無く、新監督も風前の灯カモ⁈

選手層は、DF宮原和也とMF和泉竜司、昨夏に加入した前田、大盤振る舞い補強のFWガブリエルフィッカデンティ・シャビエルを皮切りに、昨シーズンFWジョーとオーストラリア代表GKランゲラック、DF丸山祐市、DF中谷進之介、MFエドゥアルド・ネットらを加え、今シーズン、DF吉田豊、MFジョアン・シミッチ、MFマテウスらを獲得。同時に退団する選手も多く、今夏DF太田宏介。現時点では、おそらく神戸と並び、今シーズン最豊富な選手層・戦力を持ち、選手層の問題はあり得ないチームですね。
フィッカデンティ監督は守備戦術の構築を得意としているが、新監督の戦術を浸透させる時間がない。前任者の理想を具現化させるために獲得した選手たちが多い現状の中、詰まり、選手の戦術転換理解が無い中、攻撃から守備へ、ベクトルを自分たちに向ける戦い方から相手へと向けるそれへと急激に振れれば、チーム内はかえって大混乱に陥るおそれ濃厚と言う事です。

少なくとも、コンサのコンサ式ミシャ戦術の餌食必至で、防御も攻撃も機能低レベルとなる訳です。

次ブログでは、コンサの戦術・試合展開想定・メンバー予想を、、、。

posted by yuukun0617 |21:38 |

2019年10月28日

〜進化〜  ルヴァン杯決勝戦を終えて!

皆さん、熱戦の熱さは少しは冷却出来ましたか⁈
少なくとも、身体の疲れ、フィジカルコンディションはリカバリーです。

あらためて、川崎との対戦を想い越しました。

試合は、前半コンサ、前半途中から川崎ペース回復、後半は、川崎の攻撃をコンサが凌ぐ中、相互に得点勝負となり、そのまま、延長戦も続行し、遂にPK戦に到達、とマスコミ記載となっています。
しかし、試合会場で、実戦を観戦していた眼からは、そうでも無かったという事が明らかでした。

試合は、開始前予想の川崎、前線から、コンサビルドアップを狙い、ビルドアップ阻止とボール奪取からのショートカウンター狙いの展開ではありませんでした。
川崎・鬼木監督は、その対ミシャ戦術常套手段に、コンサ式との、ジェイのワンポストを狙うビルドアップ省略、ハイスピードロングカウンター戦術の強力さに注目し、ジェイ・ポストに、複数選手となるDFとボランチを用意する事とし、そのために、前線への押し上げを弱め、やや下げ気味布陣を選択したのでした。
そのため、試合開始〜20分までは、川崎の前線からの守備・圧力は低く、コンサは、ゆっくり陣形を押し上げた、ミシャ戦術を展開し、右サイド白井のサイド打破からの、左サイド菅対角ポイントシュートで、先制したのでした。

この先制点は川崎に、前に陣形を押し上げ、攻撃を増加し得点獲得が必須となりました。コンサは、試合開始前、試合展開想定の通り、先制点獲得〜布陣位置をやや守備的に位置取りし、ブロック守備でのボール奪取からのカウンター戦略が発動となり、試合30分〜、川崎の攻勢戦略とコンサの堅守速攻戦略が合致し、川崎攻勢、コンサカウンターが反復され、コンサカウンターは、ジェイを前線ポストに置く形と、チャナティップと武蔵のスピードカウンターで対抗となりました。
コンサは、堅守は維持で、原則守備ラインの下げ過ぎには注意して、M'3rd底位置を維持し、ブロック守備と川崎のロング・ミドルシュートへの逃げとシュート決定力の低さにも救われて無失点を維持し、前半戦最終盤のロスタイムCKで、ジェイのハイボール壁を、川崎27のミンテへのハンドリングプッシュにより、ミンテとジェイを倒すとのファウルにより、ジェイの壁を壊され、壁が無くなりフリーで阿部に渡り、シュート得点とされたもの。即座に、ファウルにより、得点は消滅し、川崎27に、イエローカードの所、ビデオ判定も含め、疑惑のゴールで同点となりました。

後半開始直後、コンサは堅守速攻戦略を変更し、超攻撃型戦術の、勝ち越し点獲得戦略へ移行しました。
最前線からの守備を作動させ、最前線位置でボール奪取して、そこからショートカウンター、ボール奪取位置から短多数でラストパス到達・決定機構築とのスピード攻撃、そのため、陣形は川崎側まで侵入し、守備ラインはセンターライン付近、との攻撃スタイルで、ミシャ戦術の多彩攻撃を展開、対する川崎は、川崎陣でのボール奪取からのカウンター、サイド突破で攻撃と、攻撃VS攻撃となったもの。
意外にも、後半終盤まで均衡状態が続きましたが、終盤43分、コンサの選手フィジカルダウンの中、川崎のショートパスのパス戦術により、パス阻止を許し決定機から失点。ロスタイムの試合終了前、コンサ大サポーター席前で、ラストプレイとなったコンサコーナーに、後半終盤での失点で落ち込みそうなメンタルを一気にフルパワー、フル回転として、選手とサポーター一体となり、深井のヘッドに魂を乗せたヘディングシュートを川崎ゴールに叩き込みました。

2:2で、延長戦になだれ込んでからは、コンサは超攻撃戦術を選択してフル発動。
コンサ攻勢の中、多彩攻撃は川崎守備を崩壊し、ルーカス、チャナティップ、武蔵、菅、ロペスの多数回突破トライアルに耐え切れず、チャナティップのペナルティエリア侵入・GKと一対一を川崎谷口が阻止のレッドファウルに、福森の美技が炸裂し、再勝ち越し獲得。
しかし、コンサ選手は極限のメンタル、興奮、高揚の中で、超攻撃型戦術・メンタルは簡単に変わる訳は無いですね。もっと得点獲得へ向けた選手と、やや冷静に攻守バランスを取る選手が混在するのはしょうがない事だったカモ、ですね。
間違い無く、その時間帯は戦略、戦術統一が混乱していました。
そんな中、したたかに、川崎はパス戦術のテンポダウン無く継続し、小林への美技ラストパスが通り、小林は胸でトラップするも、両上腕でボールコントロールが映像に映ってたもの。でも、今回も、1失点と同様、誤審で、ハンドは取られず、土壇場で同点となり、PK戦へと移ったものでした。

ゴール前で、目の前で、観たプレイの実像でした。

ミシャの想定は、
①試合開始直後から、攻撃的戦術を展開して、先制点獲得。
それが成功したら、守備バランスを増加し、堅守速攻で追加点を狙う。
②前半に勝勢を作らなかった場合は、後半開始直後、試合終盤75分からも、攻撃的戦術で試合決勝点を狙う。
が本線ですね。
超攻撃型戦術、堅守速攻戦術、攻守バランス戦術の3戦術を局面に合わせて使い分ける、という事です。
また、システム可変は、可変が先にあるのでは無く、必要プレイを進展させるとその可変となっている、とプレイ先行・可変後からの結果と言う事なんですね。
つまり、ミシャ戦術は、元々、選手それぞれに、局面毎任務・タスクかあり、その順番通りの実施で、戦術として、チームとして機能する、と言うものですが、
それぞれの選手が、局面タスクをプレイすると、自動的に、ポジション移行しており、ボールが運ばれている、との自動システムなんですね。
コンサは、一番最初に、ミシャ戦術に触れた時、システム可変に捉われ、ポジション移行優先や誤ポジションの様な混乱に陥りましたが、局面タスクを正しく理解し、プレイする事は、システム可変が出来ていた、と言う事に習熟し、今でも、完璧に近づく状況ですね。

川崎戦の様な、本当の激闘の中だからこそ、ミシャ戦術の実像が見えましたね!
凄い試合でしたし、
現在コンサの実力、チーム力は、そのレベルにまで到達した事が証明された試合でした。
次戦、名古屋戦が優しく、易しく、見ててしまうのは、錯覚でしょうか?‼️

残す今シーズン目標は、現実は4位到達‼️
真実は、ミシャ戦術の完成となりました。

posted by yuukun0617 |21:40 |

2019年10月26日

〜進化〜  ルヴァン杯決勝・現地レポ⑤

激戦を選手もサポーターももうエネルギーが残っていないレベルまでプレーし、見事な敗戦となりました。
やりきっての敗戦は、そんなに悔しさも感じませんね。意外です‼️
これも、ここまで到達した事で、初めての経験!?
実は、ほんの僅差だった事に感じ入ると、後から悔しさがこみ上げて来そうでもありますね。
選手にも、サポーターの皆様にも、大変頑張りました‼️
本当に良くやりました‼️十分に、ゆっくりと、あたらめて試合を味わい、リカバリーと致しましょう!
埼玉スタジアムから帰りの駅までの帰路は、両チームのサポーターが仲良く、満足して歩いていますよ!では、現地レポは、ここまでで終わりたいと思います。
有難うございました。

posted by yuukun0617 |16:29 |