コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2020年03月31日

〜進化〜 この状況だからこそ、新戦力!

コロナ中断期にも、コンサは着実に戦力構築を続行し、逸早く新戦力を上昇させています。コロナ経営力低下から、選手保有資金は激変が必至で、低資金で高能力選手が獲得可能な、高校・大学選手層には、激しい争奪戦が起きています。
そんな中、現在大学リーグ得点王、
小柏剛(おがしわ・つよし)1998年(平10)7月9日、群馬県出身。大宮ジュニアユースから同ユースを経て、17年に明大入学。4月から4年生。167センチ、67キロ。
の獲得、仮契約となったもの。
同選手は、小柄ながらも、生粋の点取り屋。大宮ユース時代の16シーズン、プレミアリーグEASTで12得点を決めて、得点王を獲得した。“高校No.1の点取り屋”にも輝き、大学リーグでも活躍し、即戦力の大学NO・1FW、との評価。
圧倒的なスピードで、嗅覚はタレントが揃う明治大の中でも随一のスピードスターです。FW・シャドー候補!
更に、
スーパー高校生、青森山田DF藤原優大(2年)の獲得にも乗り出す方針で、沖縄キャンプで練習参加しており、当時から高評価。182cm-70kg。安定した対人戦と判断力の優れた配球が特徴の、U-18代表の有望株。ミシャ戦術に適合選手。
既に、特別指定選手GK小次郎も、含め、来季主戦力3名獲得へ前進中です!

posted by yuukun0617 |12:45 |

2020年03月23日

~進化~ 最新版ミシャ戦術確認~第2弾戦術概要!

前ブログで、最直近のコンサ戦術「コンサ式ミシャ戦術」の内容と「真」の狙いについて、個別プレイレベルで確認・点検しました。
今回は、~第2弾として、戦略・戦術の概要=構造を記載してみましょう。
最新形・「コンサ式ミシャ戦術」の深い理解への一助になれば幸いですね。

では、
固い内容となり、恐縮ですが。
最も重要、適正な理解が、「サッカー構造論」での理解です。
これは、各チーム、<どの構造=どの階層のサッカーを選択するか>との「チーム戦略」そのものの内容です。

現代サッカーの構造は、
【重層構造】
「階層別に進化段階・レベルがあり、下位層に、次階層を加算していく。」
 例;第2階層ー[第1階層]に[第2階層]を加えた戦略を選択するサッカー
との価値観です。

 階層  特徴   内容      目的・狙い
第5階層 最新形  ハイプレス  相手陣形(配置)未整備劣後
第4階層 2019 ポジショナル 位置(ポジション)優位
第3階層 2016 デュエル   強度(球際)優位・個の強さ
第2階層 2009 ポゼッション ボール支配・数的優位・パスサッカー
第1階層 基本形  個々能力   個別能力優位(走力・フィジカル・テクニック)

この様に、サッカー戦略には、第1階層~第5階層まで、5段階の段階=レベルがあり、下位階層から、順々に、積み上げる形で「チーム戦略と戦術」を組み込んでいく~下位階層の戦略・戦術の上に、次階層の戦略・戦術を加え、より強化・向上させていく構造で、各チームにて、保有選手特徴と求めるべき価値観から、「戦略・戦術」を選択する、とのサッカー把握です。

具体例で、チーム毎の選択を推定してみましょう。
第5階層  コンサ・横浜FM・徳島
第4階層  仙台・名古屋・大分・J1
第3階層  神戸・鳥栖・J2~J1
第2階層  大代表バルセロナ・以前の川崎・G大阪
第1階層  大学・高校~JFL・J3   こんなんでしょうか?!

この様に、階層・構造で理解を試みると、
コンサが、第1~第4階層=戦略・戦術を基盤に、第5階層の最新戦術を加算させる、との戦略を選択した、という事が明白となります。
コンサの戦術は、前ブログで「7原則=戦術」内容との確認を行いましたが、第1~第5段階・階層まで、全て網羅した「トータル戦略」だという事です。
決して、下位階層の戦術を捨て、新戦術へ移行したものでは無く、これまでを土台として、その上に、段階的に「プラス型」で積み上げられたもの、という事が理解できますね。四方田時代~バルバリッチ時代~石崎・財前時代も、戦略・戦術として基盤となっているものです。

という事で、結論は「コンサは、Wクラス・最新型サッカーを希求している」でした。

posted by yuukun0617 |20:02 |

2020年03月22日

~進化~ 最新版ミシャ戦術・確認!

昨日TG・第1試合・Aチーム対戦で、標題「最新版ミシャ戦術」が明確に実戦プレイで現実化されました。
その内容を検証し、その進化・成長、その特徴を共有しましょう。

【最新版ミシャ戦術内容とその目的・狙い】を確認しましょう。
ここまでのミシャ戦術は、
導入開始時、➀パスサッカー・「オシム流走るサッカー」➁攻撃優先積極型、の2原則を基本に、➂可変システム・ポジションチェンジ、➃5トップ、➄多数サイドチェンジの相手陣形揺さ振り、の3原則を加えた、5原則戦術、
都倉・ジェイの「空中戦高勝率FW」獲得を契機に、➅ロングパス・ロングカウンター戦術を加えた「コンサ式ミシャ戦術」、まで変化・進化して来ました。
今シーズンは、「ミシャ戦術」の代償・想定ウィークポイントの「DF裏広大スペースからの被カウンター失点」を打開するため、➆ハイプレス戦術を加え、攻撃的「守備力強化」、同時に、「ボール奪取時ショートカウンター」で更に攻撃力向上を目指しました。
しかし、a.個々選手の新戦術理解に差があり、戦術必須要件の「チーム連動プレイ」にバラツキが残り、その隙(バイタルエリアにフリースペース発生)を突かれ大量失点、b.DF陣「不安定認識・判断の精神的弱点、スピード不足・予測力不足の個々能力弱点」は、ミスプレイ失点・不安定ビルドアップで、キャンプ中TGでの「大量失点」連続、リーグ戦第1節柏戦「4失点」との結果で、「シーズン前準備未了状態」との評価となっていたもの。
そんな状態の中、新型コロナ中断期間となり、その期間・時間で改善を図っていたもの、という事ですね。

試合内容から確認出来た「中断期間、改善練習」の成果は、
Aチーム起用選手を「戦術理解・実践」で再設定し、
「宮澤・ミンテ・進藤」➝<田中駿汰・駒井・高嶺>交代で、a.課題の「戦術理解のバラツキ」解消、b.課題「精神的・個々能力弱点」解消となり、一気に「ミシャ戦術フル機能」となり、<4得点2失点>の快勝の結果です。
つまり、【コンサ式ミシャ戦術・7原則】フル機能、に到達です。

次に、コンサ式ミシャ戦術の目的・狙いの「真の姿・実像」を確認してみます。
ここには、現代サッカー・最新型そのもの、があります!
現代サッカーの戦術論の最先端「トラジション・サッカー」(:切り替えを非常に重視するサッカー)は、サッカー戦術考察の基本原則にまで到達しています。皆さんも良くご存じの通り、
(1)攻撃~ボール支配
(2)守備~相手攻撃=ボール支配
(3)ポジティブトランジション~守➝攻の切り替え
(4)ネガティブトランジション~攻➝守の切り替え の4つの局面毎に、プレイ考察しますが、
問題点・ポイントは、「どこが<攻撃=得点機会>か」=「各局面毎に<狙うべき内容=プレイは何か>」の観点が、最直近の最重要課題との点です。

従来の考え方は、
〇当初(バルサ)(1)攻撃局面が中心となり、「得点を狙う」ためには「(1)局面の時間帯拡大」=「より多くのボール支配」、との価値観が主力となり、ポゼッションサッカー、そのためのパスサッカー戦術に帰結しました。
 ➝対抗策として<守備型・速攻型・リアクションサッカー>となり、自陣・堅陣は、流石に「攻撃手段停滞・膠着」が続出し、その限界が明確になり、その打開戦術が現代サッカーを進化させました。
◎現代サッカーでは、<得点機会=実際に得点獲得数>は、
(1)攻撃局面、(3)守➝攻へ切り替え、(4)攻➝守へ切り替え局面も、有力獲得局面との認識の上、更に、局面別発生数とそこでの得点獲得数(割合)を管理・仕掛ける戦略にまで到達しています。~当然、チーム毎にその価値観・戦略の導入・実行には「差」があり、従来型戦略傾向が強いチームも混在している現況です。プレミアでのリヴァプールのリーグ席捲が、全世界に波及し、コンサは「最先鋒・最先進チーム」です。
実戦で検証しても、昨日TG・第1試合でも、コンサ4得点は、(1)攻撃局面/1点目、(3)守➝攻局面/2点目Setプレー起点、(4)攻➝守局面/3点目起点、4点目起点でした。
その原因、そして、この戦術の狙いは、
サッカーの価値観の変化が底流にあります。
「ボール支配・ポゼッション」➝「ポジショナル(位置的優位)」;マンCに到達していましたが、「ハイプレス」;リヴァプールにより、「相手配置が未整理局面」狙い、が実は、もう一つの「得点多数獲得局面」である、との価値観・戦略を全世界に現実化し、横浜FM・徳島・コンサに導入されている訳です。
「相手配置が未整理」=「相手守備陣に、スペース・エリア多数」との状態で、更に「選手数も、数的同数~優位」までの相手状況、そんな局面は、(3)と(4)の切り替え両局面ですね。
つまり【(1)攻撃局面、プラス、(3)守➝攻局面、(4)攻➝守局面が、得点期待の狙い局面】へ攻撃機会認識と実践の変革となったものです。
この価値観からは、戦術展開の「狙いプレイ」が出て来ますが、直近、コンサのチームプレーの真の意味がここに現れています。
「コンサ式ミシャ戦術」は、➅ロングパス・ロングカウンター戦術ですが、この戦術の「真の狙い」こそが、
(ア)最前線FWに通れば一気にビッグチャンス・・ショートカウンターで攻撃
「狙い」は、一見これだけしかなさそうですが、
(イ)実は、「通らない時」=「相手ボール保持」で、その瞬間こそが<(4)攻➝守局面>で、相手は、一気に攻撃体制へ変化のため、多数選手がポジションアップし、守備陣型は崩れ、攻撃体制へ配置移動のため、「相手配置が未整理」状態です。その「配置未整理」状態を作り、その局面を待ち構えた様に、「ハイプレスでボール奪取」との一連プレイを構築する事が、真の狙いでした。
つまり、計画的・意図的に「相手にボールを渡し」「ボール奪取からショートカウンターでの得点獲得」を狙う戦略、ですね。
ジェイ・ロペス・武蔵の能力は、リーグトップランクで、(ア)のビッグチャンスも多数作動しますが、(イ)の狙いも、強烈です。
横浜FMもここまでは未到達で、Jリーグ随一の戦術にまで進化可能な戦術です。

いかがですか!
「完成形」にまで到達の証には、
プレミアリーグに置いても、遜色なく、最新形戦術は高い評価と実績となるでしょう。まして、Jリーグでは、リーグ席捲も夢ではありませんね!!
凄い・・・!!

posted by yuukun0617 |20:48 |

2020年03月21日

〜進化〜 9日振りブログは、華麗な変身コンサ!!

新型コロナによる全自粛状態の中、コンサ・鹿島サポーター、イエイエ、全Jリーグファンに、何と「粋で・素敵なプレゼント」となりました!!
「DAZN・コンサ-鹿島TG公開放映」は、久し振りに「ライブの・手に汗握る・高レベル満載のハイレベル試合内容」を存分に愉しむ【ファインプレー放映】で、両チーム関係者だけでなく、多数Jリーグファンが、同時に視聴・堪能するものでした。
今回の、異例TG放映は、DAZNのファインプレーでしたが、どうも、”誰か”の声掛け・仕掛け、の匂いがしませんか?・・・”誰か”は、想像に難くない・・そう・あのN社長の発案?!かも..なんて事も想像しちゃいました。某ラジオでは、対戦相手鹿島に対してのTG設定への感謝のみのコメントで、全国放映の件は??、折角の・こんな過酷なリーグを取り巻く環境の中、Jリーグファンへのアピールと多数の声援への少し計りの応えとなった事は間違いないですね。

そして、そんな・超注目TGでのコンサは、何とも素晴らしいブレイ・内容でしたね!

今回中断前の、課題・中断期間練習目標は、
➀直前練習試合とリーグ戦第1節柏戦での「大量失点」
➁その原因となった新戦術作動での選手毎「戦術プレイの実践バラツキ」
➂シュート決定力
➃フィジカルコンディション不良選手の発生
➄ビルドアップの不安定プレイ
➅新戦術の実践意識・認識の選手格差、とかなり多くの課題があり「シーズン前準備未了チームからの脱却」でしたが、
コンサAチームの第1試合は、
起用選手に変動があり、練習成果も著しく進展し、リーグ強豪鹿島を圧倒するプレイを実現しました。
試合結果は、前半0ー0、後半2ー4、計2ー4の勝利。
得点は、武蔵~武蔵直接FK~ジェイ~ジェイ。
DAZNライブ公開でサポーターが直視したコンサは、
GK/菅野・・安定したビルドアップ、幅広く戦術に適合した「エリアカバー」、沈着冷静プレイ~ソンユンのセーブ力は抜群ですが、ミシャ戦術に完全適合し「適正な認識・判断・積極プレー」「高いキツク力による安定ビルドアップ「戦術上のポイントのDF裏広大スペース・エリアカバー(広いカバー力)」は遥かに上回り、より適合した「正GKを定着」させるもの。=GK不安定プレーを改善
DF/福森・田中駿汰・駒井は、今までで「最高組み合わせ」を証明。
・福森・・GK・DF陣の安定化➝より積極的にポジションアップ・攻撃参加が可能となりました。プレスキツク精度は益々UP、今シーズンは、更に、ポジショニングが大きく改善し、守備では、相手決定的シュート阻止・パスカットのボール奪取数増加、攻撃では、DFラインとポジションUPした左サイド三列目からの中核ゲームメイクは安定して高精度プレイ、また、二列目までの攻撃参加も増加し、「流れの中での直接ゴール」も増加が濃厚。
・田中駿汰・・DFライン中央で、高い対人守備力・スピード勝負も負けず、相手カウンター阻止力もあります。同時に、精度の高いパス力・最適パスを選択するゲームメイク判断力は、コンサ守備陣でも「随一」です。ミシャ戦術の「DFラインからのビルドアップ」に最適能力が発揮されています。コンサの大量失点懸念・守備不安定状態も、この選手起用で大きく変化・改善しました。
・駒井・・このポジションにこの選手は想いもしませんでしたが、ボランチ起用が可能なら、ミシャでは当然の帰結ですね。あの「阿部勇樹」も元々MF、それもインサイドハーフIH二列目選手から、SH・ボランチ三列目~CB・SB四列目と変遷しました。最大のメリットは、「最適判断力と高精度パス」のゲームメイク力で、ミシャ戦術の「DFラインからのビルドアップ・ゲームメイク」のチーム最・戦術適合選手の投入にあります。守備力も、高いゲーム予測力からの、最適ポジショニング力により、高さは田中駿汰の高さがあり、むしろその二次ボール回収や、相手攻撃選手の攻撃ポイントを逸早くカバーする力、パスカット力で、対抗出来ていました。
この「ゲームメイク・3人衆」の「守備安定と高いビルドアップ・ゲームメイク・推進の攻撃力」が実現出来る事を証明しました。
ボランチ/荒野の攻撃的攻守・運動量、プラス、高嶺の高い予測力・適正ポジショニングによる攻守プレイは、新戦術「ハイプレス(前線からの守備)戦術」では、ボール奪取担当選手となります。
ハイプレス戦術もその内容は、多岐にわたり、ボール奪取担当役は、最前線1例目FW-2列目IH・SH-3列目ボランチ・SHと、3段階となりますが、当戦術発明の初期段階は、1列目FWが全てでしたが、近時、相手ビルドアップの「最終ライン~3列目エリア」を狙う、「相手M’3rd下辺位置」=バイタルエリアでのボール追い込み~ボール奪取、が多数となり始めています(プレミア/リバプールブレイ)。
コンサでは、1列目ジェイ・ロペスは「追い込み」、2列目チャナティップ・武蔵、3列目荒野・高嶺が「ボールチャージ・奪取」役となります。
本日試合でも、何度もトライし、ボール奪取の成功数は、10回近くまで実現し、ショートカウンターからの「決定機」が多数回構築成功となりました。
交代起用の「故障からの復帰を果たした深井」は、更に、強烈チャージ連発で、コンサ複数得点獲得の基盤となった高い守備力も特筆でした。
サイド/菅・白井・・攻撃のキレ、クロス精度・タイミング、守備貢献も、高いレベルで維持が確認されました。途中起用ルーカスも、益々高い突破力・クロス力が証明されました。
FW/ロペス・チャナティップ・武蔵、交代ジェイ・金子・・ミシャ戦術と新ハイプレス戦術を果敢にトライし、大量4得点獲得、シュート精度の低さで更に5得点可能の「多数回決定機構築力」を証明しました。
・ロペス・・潜在能力は未だ出て来ていませんが、それでも、高いテクニック・センスは証明。
・チャナティップ・・コンサ前線に「不可欠」で、ハイプレス戦術にも適合し、ボール奪取を成功、攻撃では、「繋ぎパス・崩しパス」は益々UP、残すは「シュート決定力」だけ。
・武蔵・ジェイ・・スピードと高さ・強さは、益々UP。更に、武蔵はテクニックと戦術理解、ジェイは戦術理解が更に進行し、「ジェイの高さはリーグ随一レベル」を証明。
・金子・・センスとポジショニングの良さは抜群です。
この様に、起用全選手が、想定以上の「ハイパフォーマンス」を現実化しました。
その結果、課題➀~➅全項目が改善していました。

このTGは、第2試合がありました。
起用選手は、Bチーム
GKカゥイン、DF早坂・ミンテ・石川、ボランチ藤村・井川(練習生)
SHルーカス・檀崎、SS金子・ドゥグラス、CFジェイ
前半2ー1、後半3-3、計5-4でコンサ勝利。
得点は、ジェイ・ジェイ・ドゥグラス・金子・ルーカス
Bチームは「完全な撃ち合い勝負」と大味試合でした。

あとは、姿の見えなかった「中野・宮澤・ソンユン・阿波加」ですね。


posted by yuukun0617 |19:20 |

2020年03月12日

〜進化〜 帰道は、起動!

1月13日、北海道を離れ、コンサのキャンプはスタートし、約2か月・58日間となる3月11日、長かったロングキャンプを終え、帰道・帰札、我が家へ戻りました。
現在の余りに過酷で、深刻な環境の中、幾つかの懸念は有りましたが、無事にホームへ帰れた事に、一安心ですね。
北海道・札幌でのコンサ環境も、相当に過酷でリスクの高い状態ですが、十二分に配慮と注意、最高の防止対策の上で、ホームでの安全・適正トレーニング定着を図るものですね。
先ずは、選手とチームスタッフが最高レベル認識と意識が絶対条件で、安易な選手が一人でも発生した瞬間、リーグの今シーズン推移・運命が決まってしまいます。
戦術や選手育成の前に、大前提として、徹底・完遂する「意識確立」が、ホームトレーニング定着の必須条件です。
我々サポーターも、その大前提のクリアー・達成のため、率先協力、支援、推進して行きましょう!
制限事項は、相当程度発生しますが、チームの逸早い達成のため、しっかり協力ですね!

と言う前提で、コンサのチーム現況を確認し、ホームトレーニングでの目標・ターゲットを確認してみましょう。

1.チーム現況
J1リーグ随一の「長期間キャンプ」として、「大量トレーニング時間」を設定した狙いは、「リーグ随一のトレーニング量」⇨「リーグ随一の事前準備達成」⇨「シーズン・スタートダッシュ実現」を目的としましたが、残念ながら、その目算は大きく外れ、現実は「未整備・準備未了グループ」となり、キャンプ最終盤の練習試合・シーズン初戦第1節の連敗・大敗で、その現況を露呈してしまいました。
しかし、その最大・或る意味で唯一原因が
「新戦術・最前線からのボール奪取戦術(所謂、狭義のゲーゲンプレス戦術)」の獲得・定着による「攻撃的守備となる守備強化・失点減少」・「同時に狙える、新攻撃パターンと強烈攻撃力獲得・得点増加」を狙った<積極的成長戦略・方針>によるもので、昨年までのコンサより、ランクアップした強力「攻守」力を狙ったものであり、その「戦術浸透・実践のレベル未熟」との成長過程での「挫折・屈折点」で、
その解決・改善は、決して「新戦術導入の放棄・断念」で、昨年のコンサへの回帰では無く、
「より理解と実践のレベルアップ」との<徹底練習>実施に活路を見出すもので、
<長いトンネルを抜けると【高みに至った攻守力】を身に着け、一気に戦力アップ>との姿を目指すもの、
でした。・・そんな状況に、「突然のシーズン日程中断」での「再トレーニングのための期間確保」は、コンサには「苦境の中の、チャンス」となったものですね。
「シーズンスタートに失敗、課題点の多かったチーム」も同様に、チーム再整備の期間となり、現在の「中断期間」は、【チーム整備(キャンプそのものと同意味ですね)競争】となっている訳です。
シーズンスタートに成功し、「好調スタート」に成功したチームにとっては、その「スタートアドバンテージ」は、完全に消滅してしまいました。
【シーズン再開は、各チーム一斉・均等に、シーズンのスタートし直し=リトライスタート】となったものです。

では、具体的な現時点でのコンサ課題=現況を確認です。
➀直前練習試合とリーグ戦第1節柏戦での「大量失点」
➁その原因となった新戦術作動での選手毎「戦術プレイの実践バラツキ」
➂シュート決定力
➃フィジカルコンディション不良選手の発生
➄ビルドアップの不安定プレイ
➅新戦術の実践意識・認識の選手格差、
とかなり多くの課題があり「シーズン前準備未了チーム」だった事が露呈しています。

順位は、降格圏ですが、今後の戦績で今シーズンの「定位置=順位」が決定しますので、現時点では全く無意味ですね。

各論として、
2.ホームトレーニングでの目標・ターゲットを確認です。
上記6課題の内、全項目が「選手個々の戦術理解とプレイ実践」に帰結し、全体での戦術トレーニングの問題ではありません。
同時に、最も重要な新たな課題が、
現在深刻化しているウィルス対策中断後に想定される、
【過密日程=週2回試合実施への対応準備】が、
今後の戦績を左右する最大要因となりました。
具体的には、
Wチーム編成が必要な点は明らかで、
戦略・方向性は、
a.リーグ戦=カップ戦 
  同価値編成ー➝A・Bチーム共に平均的に戦力分散
b.リーグ戦>カップ戦 
  リーグ戦優先編成ー➝Aチーム編成し、その後Bチーム編成
と2通りありますね。
以前のコンサなら、考える事も無く、b.戦略を選択でしたが、昨シーズンのルヴァン杯優勝逃しから、a.戦略で「上位・優勝」を狙うチームに成長しています!・・?
その結論からは、「A・Bチーム=全選手、フル戦術を実践出来るフィジカル=運動量」が大前提で、その整備状態次第で、a.の勝者戦略を目指せるか否かを決定するものとなります。
A/ジェイ・武蔵・チャナ・白井・菅・荒野・宮澤・ミンテ・福森・進藤・菅野
B/ロペス・檀崎・金子・ルーカス・中野・駒井・高嶺・田中・石川・濱・カウィン
サブ/早坂・藤村・ドゥグラス・小次郎
故障/深井・ソンユン・阿波加 と編成してみました。
安定のAチーム、成長力・期待度一杯のBチーム、交代枠と同数サブですね。
A・Bチームの完全2チーム編成は可能です。
という事で、
第1・当面のトレーニング目標・ターゲットは、
【故障3選手以外の全選手、試合フル起用可能のフィジカル完備、全戦術の認識とプレイ実践達成】です。

続いて、個別課題は、前記の通り、「個々選手の戦術理解とプレイ実践」ですが、
➀直前練習試合とリーグ戦第1節柏戦での「大量失点」
※戦術選択と作動、変更のスイッチプレイヤーが不明確でした。
【ボランチ又はCBが上がったサイドポジションが、戦術判断と「スイッチ<パス出し>」起点プレイヤーとなり、反対に、最前線選手のコントロール・指示役】で解決します。相手戦術変化の判断と対応変化にも、迅速に対応し、「一方的展開」を阻止もします。
➁その原因となった新戦術作動での選手毎「戦術プレイの実践バラツキ」
※最前線選手とシャドー、又はボランチの「空きスペースを埋める前進」のポジション移動が不徹底で、しばしば<前線とボランチの間に「フリースペース」発生>としてしまい、相手攻撃のスタートパスをプレッシャー無しのフリー状態でのパス出しを許してしまいました。
【「問題空間・スペース」を埋める「前進・ポジションアップ」を徹底】します。
➂シュート決定力
※ジェイ・武蔵の「低決定力」問題で、
【「コース狙いシュートトレーニング」で改善】しましょう。
➃フィジカルコンディション不良選手の発生
※ベテラン・昨シーズン経験済み選手に甘い自己管理による「フィジカルコントロール失敗」がありましたが、【徹底追い込みトレーニングで解消】しています。(宮澤・進藤・福森)
➄ビルドアップの不安定プレイ
※ソンユンの精度とタイミング、ターゲットの不安定パスが【元凶でしたが、ソンユン離脱で解消】してしまいました。
➅新戦術の実践意識・認識の選手格差
※スイッチ役とスイッチプレイの「選手間共有」が不徹底で、統一した戦術展開・変更が機能しませんでした。【➁の通りの改善で、統一したチーム同タイミング・同期プレイが定着】して来ました。

この様に、順調にシーズンスタート時の課題は、改善しつつあり、現過酷状況からの「新たな課題」へも取り組みが始まっています。

この中断期でのトレーニング成果で、今シーズンが決まり!!となりますね。

<帰道は、(シーズンの)起動>となります。

posted by yuukun0617 |20:31 |