コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2020年03月12日

〜進化〜 帰道は、起動!

1月13日、北海道を離れ、コンサのキャンプはスタートし、約2か月・58日間となる3月11日、長かったロングキャンプを終え、帰道・帰札、我が家へ戻りました。
現在の余りに過酷で、深刻な環境の中、幾つかの懸念は有りましたが、無事にホームへ帰れた事に、一安心ですね。
北海道・札幌でのコンサ環境も、相当に過酷でリスクの高い状態ですが、十二分に配慮と注意、最高の防止対策の上で、ホームでの安全・適正トレーニング定着を図るものですね。
先ずは、選手とチームスタッフが最高レベル認識と意識が絶対条件で、安易な選手が一人でも発生した瞬間、リーグの今シーズン推移・運命が決まってしまいます。
戦術や選手育成の前に、大前提として、徹底・完遂する「意識確立」が、ホームトレーニング定着の必須条件です。
我々サポーターも、その大前提のクリアー・達成のため、率先協力、支援、推進して行きましょう!
制限事項は、相当程度発生しますが、チームの逸早い達成のため、しっかり協力ですね!

と言う前提で、コンサのチーム現況を確認し、ホームトレーニングでの目標・ターゲットを確認してみましょう。

1.チーム現況
J1リーグ随一の「長期間キャンプ」として、「大量トレーニング時間」を設定した狙いは、「リーグ随一のトレーニング量」⇨「リーグ随一の事前準備達成」⇨「シーズン・スタートダッシュ実現」を目的としましたが、残念ながら、その目算は大きく外れ、現実は「未整備・準備未了グループ」となり、キャンプ最終盤の練習試合・シーズン初戦第1節の連敗・大敗で、その現況を露呈してしまいました。
しかし、その最大・或る意味で唯一原因が
「新戦術・最前線からのボール奪取戦術(所謂、狭義のゲーゲンプレス戦術)」の獲得・定着による「攻撃的守備となる守備強化・失点減少」・「同時に狙える、新攻撃パターンと強烈攻撃力獲得・得点増加」を狙った<積極的成長戦略・方針>によるもので、昨年までのコンサより、ランクアップした強力「攻守」力を狙ったものであり、その「戦術浸透・実践のレベル未熟」との成長過程での「挫折・屈折点」で、
その解決・改善は、決して「新戦術導入の放棄・断念」で、昨年のコンサへの回帰では無く、
「より理解と実践のレベルアップ」との<徹底練習>実施に活路を見出すもので、
<長いトンネルを抜けると【高みに至った攻守力】を身に着け、一気に戦力アップ>との姿を目指すもの、
でした。・・そんな状況に、「突然のシーズン日程中断」での「再トレーニングのための期間確保」は、コンサには「苦境の中の、チャンス」となったものですね。
「シーズンスタートに失敗、課題点の多かったチーム」も同様に、チーム再整備の期間となり、現在の「中断期間」は、【チーム整備(キャンプそのものと同意味ですね)競争】となっている訳です。
シーズンスタートに成功し、「好調スタート」に成功したチームにとっては、その「スタートアドバンテージ」は、完全に消滅してしまいました。
【シーズン再開は、各チーム一斉・均等に、シーズンのスタートし直し=リトライスタート】となったものです。

では、具体的な現時点でのコンサ課題=現況を確認です。
➀直前練習試合とリーグ戦第1節柏戦での「大量失点」
➁その原因となった新戦術作動での選手毎「戦術プレイの実践バラツキ」
➂シュート決定力
➃フィジカルコンディション不良選手の発生
➄ビルドアップの不安定プレイ
➅新戦術の実践意識・認識の選手格差、
とかなり多くの課題があり「シーズン前準備未了チーム」だった事が露呈しています。

順位は、降格圏ですが、今後の戦績で今シーズンの「定位置=順位」が決定しますので、現時点では全く無意味ですね。

各論として、
2.ホームトレーニングでの目標・ターゲットを確認です。
上記6課題の内、全項目が「選手個々の戦術理解とプレイ実践」に帰結し、全体での戦術トレーニングの問題ではありません。
同時に、最も重要な新たな課題が、
現在深刻化しているウィルス対策中断後に想定される、
【過密日程=週2回試合実施への対応準備】が、
今後の戦績を左右する最大要因となりました。
具体的には、
Wチーム編成が必要な点は明らかで、
戦略・方向性は、
a.リーグ戦=カップ戦 
  同価値編成ー➝A・Bチーム共に平均的に戦力分散
b.リーグ戦>カップ戦 
  リーグ戦優先編成ー➝Aチーム編成し、その後Bチーム編成
と2通りありますね。
以前のコンサなら、考える事も無く、b.戦略を選択でしたが、昨シーズンのルヴァン杯優勝逃しから、a.戦略で「上位・優勝」を狙うチームに成長しています!・・?
その結論からは、「A・Bチーム=全選手、フル戦術を実践出来るフィジカル=運動量」が大前提で、その整備状態次第で、a.の勝者戦略を目指せるか否かを決定するものとなります。
A/ジェイ・武蔵・チャナ・白井・菅・荒野・宮澤・ミンテ・福森・進藤・菅野
B/ロペス・檀崎・金子・ルーカス・中野・駒井・高嶺・田中・石川・濱・カウィン
サブ/早坂・藤村・ドゥグラス・小次郎
故障/深井・ソンユン・阿波加 と編成してみました。
安定のAチーム、成長力・期待度一杯のBチーム、交代枠と同数サブですね。
A・Bチームの完全2チーム編成は可能です。
という事で、
第1・当面のトレーニング目標・ターゲットは、
【故障3選手以外の全選手、試合フル起用可能のフィジカル完備、全戦術の認識とプレイ実践達成】です。

続いて、個別課題は、前記の通り、「個々選手の戦術理解とプレイ実践」ですが、
➀直前練習試合とリーグ戦第1節柏戦での「大量失点」
※戦術選択と作動、変更のスイッチプレイヤーが不明確でした。
【ボランチ又はCBが上がったサイドポジションが、戦術判断と「スイッチ<パス出し>」起点プレイヤーとなり、反対に、最前線選手のコントロール・指示役】で解決します。相手戦術変化の判断と対応変化にも、迅速に対応し、「一方的展開」を阻止もします。
➁その原因となった新戦術作動での選手毎「戦術プレイの実践バラツキ」
※最前線選手とシャドー、又はボランチの「空きスペースを埋める前進」のポジション移動が不徹底で、しばしば<前線とボランチの間に「フリースペース」発生>としてしまい、相手攻撃のスタートパスをプレッシャー無しのフリー状態でのパス出しを許してしまいました。
【「問題空間・スペース」を埋める「前進・ポジションアップ」を徹底】します。
➂シュート決定力
※ジェイ・武蔵の「低決定力」問題で、
【「コース狙いシュートトレーニング」で改善】しましょう。
➃フィジカルコンディション不良選手の発生
※ベテラン・昨シーズン経験済み選手に甘い自己管理による「フィジカルコントロール失敗」がありましたが、【徹底追い込みトレーニングで解消】しています。(宮澤・進藤・福森)
➄ビルドアップの不安定プレイ
※ソンユンの精度とタイミング、ターゲットの不安定パスが【元凶でしたが、ソンユン離脱で解消】してしまいました。
➅新戦術の実践意識・認識の選手格差
※スイッチ役とスイッチプレイの「選手間共有」が不徹底で、統一した戦術展開・変更が機能しませんでした。【➁の通りの改善で、統一したチーム同タイミング・同期プレイが定着】して来ました。

この様に、順調にシーズンスタート時の課題は、改善しつつあり、現過酷状況からの「新たな課題」へも取り組みが始まっています。

この中断期でのトレーニング成果で、今シーズンが決まり!!となりますね。

<帰道は、(シーズンの)起動>となります。

posted by yuukun0617 |20:31 |