コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年10月31日

~進化~ 第31節仙台戦~対戦準備②ミシャスタイル考

ミシャスタイルを何度も点検・確認して来た今シーズンでしたが、ミシャスタイルの典型があります。
プレミアムのチェルシースタイルで、一部内容以外は、ほとんどが酷似スタイルで、その中での、チーム戦術、選手毎のプレー、選手起用が参考になります。
ポイントを拾って確認してみましょう。
1.現状
現在、ミシャ戦術の根幹:可変システムは、ヨーロッパではビッグクラブの多くで採用し、一般戦術となり、更に、3バックフォーメーションも同様にビッグクラブの採用が増加傾向の流行スタイルです。
前々プログでも記載の通り、プレミアム、リーガエスパニョーラ、ブンデス、エールディビジの4ヶ国の動向が、ワールドワイドに浸透し、J1リーグでも、可変度に差はあるものの、6チームで可変システムを採用しています。
しかし、可変パターン数、狙い・目的の差から、可変度に、2パターン~5パターンまであり、コンサは、攻撃4パターン+守備1パターンの5パターンチームの最先端型ですね。
実績も、多くのWクラスビッグクラブで、リーグ戦制覇、カップ戦制覇と大きな成果を挙げ、J1リーグでも、広島・浦和でチャンピオン獲得にまで到達しています。

2.チェルシースタイルとコンサスタイルの対比から。
プレミアには、似たチームが2つあり<マンチェスターCとチェルシー>で、17-18シーズン、どちらも「3バックの可変システムチーム」ですが、

〇マンチェスターC;〖4-3-3〗基本→〖3-4-3〗可変で、ピッチ全体幅広く使い、スペースを埋め、フィールド全体にボールが循環し、中盤を経由した前進を優先のスタイル。
〇チェルシー;〖3-1-4-2〗⇔〖3-2-4-1〗→〖3-3-3-1〗可変で、十分な幅を使いサイドから前進と数的優位を形成した中盤を経由して前進で、長短パスを異なる高さのポジションで「縦に速い攻撃」優先のスタイル。とコンセプトに違いがあります。
シーズン結果は、マンチェスターC・グァルディオラ監督のプレミア制覇となりましたが、両チームの接戦がリーグの中心でした。
コンサスタイルは、どちらの影響・要素も受けていますが、「チェルシースタイル」が近いです。

では、チェルシースタイルのポイントです。

〔戦術と狙い〕
中央のエリアに人数を多く配置⇒中盤に数的優位形成してコントロール、同時に、左右の空いた(サイド)スペースから前進を図る。

~ライン・ポジション別に~
〇前線は、2人か1人かの選択で、
2人;①最奥部に2人で2DFと対峙(2ターゲット)プレー、②1トップ・1周囲プレー(ラストパス・2次攻撃)の組み合わせ、
1人;FW選手の中、1トップ・背後を取る+①1シゃドー・スペースプレー、②1周囲プレー
〇後ろ6人+1シャドーにて、中央エリアに数的優位形成。内側からサイドWBへ多数サポートでボール保持し、スペースのあるサイドへ配給し前進する。
1シャドーは、個人で打開できる優位性があるも、依存度は低く他選手も同役割を行う。
〇ボランチがDOWNして、DFライン位置からのロングフィードを前線・逆サイドにプレイし、スピードと局面打開力を持つ。
〇攻撃へ切り替え局面で、3DFは幅を取りません。すなわち、DF間を横方向へ広げず、至近距離からの「ビルドアツプ」を行います。理由は2点。①サイドにスペースとパスの角度を付ける。(WBに上下のスペース確保、縦ではなく、斜め位置へのパス角度、となり、パス成功率を上昇させます。)
②敵にパスカットされた時、組織守備低下のリスク回避できる。というもの。
〔総論〕
この様に、前線・中盤・DFラインでのプレーを、局面毎に、フォーメーションを可変させた「3バック」システムで、
どのポイントも、コンサシステムの一場面・狙いプレーそのものですね。
つまり、〔戦術と狙い〕が酷似したスタイルです。

〔選手別対比〕
コンサ基本システムで、選手ポジションに見ると。*チェルシー選手*表示

         ジェイ・都倉*モラタ・ジルー*
   チャナ*アザール*   三好*ペドロ・ウィリアン*
菅*アロンソ* 深井*カンテ*  宮澤*セスク* 駒井*モーゼス*
  福森*ジュディガー* ミンテ*クリステンセン* 進藤*アスビリクエタ*

 となります。
ポイントとなる選手特徴は、
・FWモラタ;ダイナミックな背後へのマーク外すプレーでスペースを作る。
・FWジルー;フィジカル優位で相手CB近く位置で足元で受け、空中戦強く、サイドからのターゲット 
→モラタが都倉、ジルーがジェイ・都倉。
・FW・MFアザール;スペースでプレー、1トップの周りで衛星的プレー、ライン間に位置取りし、足元に入れ、背後に斜めに走るモラタへパス配給のダイレクト攻撃役。
→チャナティップ・三好のプレーそのもの。ジェイの「偽9番戦術」もアザール様プレイ。都倉は、あまり上手くない。
・DMFセスク;精密パス力で、ボランチ位置とDownしてのDFラインからの、ショート・ロングフィード。攻撃の起点そのもの。攻撃時で、サイド攻撃が停滞時にバックパスからの逆サイドチェンジ・フィードでの打開。
→宮澤が目指すスタイル。
・DMFカンテ;アンカー型中盤守備の要。≪利他選手≫として、徹底した献身プレーアンカーとして有名。
→確か?以前、深井が常々「目指す選手」としていましたね。
  
チェルシースタイルが、当面目指す、コンサ各選手が成長した「完成形」でしょう。
しかし、そのチェルシーも、新たな成長を見せています。

可変システムは、
 〖3-1-4-2〗⇔〖3-2-4-1〗→〖3-3-3-1〗
 + 守備の〖5-4-1〗の4パターン可変ですが、

攻撃3パターン毎の攻撃力を上昇・向上し、可変せずに、そのままスタイルで得点獲得、とのバリュエーションがチャレンジされ始めました。
相手チームは、オートメーション=自動的に、次のパターンへの可変を予想し、先回りして、「可変後フォーメンション用の対抗システム」を用意し始めましたが、更なる対策・進化が、「可変するはずが可変せず」で、強力攻撃です。
結果として、
可変型攻撃3パターン+非可変型攻撃3パターン=攻撃6パターンとなり、
相手予想・想定を外し、
「戦術対策困難」⇒組織対策困難=個別対応のバラバラ守備状態、
を多数回成功させる展開・次元に進化です。

ミシャスタイルは、現コンサは第一段階を開始し、一定成果を得ましたが、
今後の未来は、その段階を一段階ずつ成長・上昇させ、得られる成果は、急増・数倍増して行きます。
そのためのステップ・明確な段階基準が、チェルシースタイルとなりそうですね。

現代サッカーは、スペインのオランダサッカーで、新たな窓が開かれましたが、その潮流が営々と続き、「可変システム・3バック」スタイルに到達し、その一端を、コンサミシャスタイルも担っている事は、誇り高い事です。
益々、好きになりますね!

posted by yuukun0617 |19:23 |

2018年10月30日

~進化~ 第31節仙台戦~対戦準備①

第31節仙台戦~対戦準備で。
先ずは、
今週唯一の試合のコンサ公式データと、直前第30節仙台試合データとの対比により、次戦対戦比較を見てみましょう。

1.両チーム、直前試合公式データ
①項目別試合数値は、
       コンサ  仙台  今節対戦名古屋
〔攻撃〕
30m侵入数 65   47   35
得点      2    2    1
シュート数  19   15   12
枠内数     7    3    3
PA内シュート数13   10    9
PA内率    68.4%  66.7%   75.0%
決定率    10.5%  13.3%    8.3% 
パス数    598本  484本   490本
成功率    84.8%  78.9%   84.1%
クロス数   12   21    9
成功率    25.0%  19.0%   22.2%
〔守備〕
失点      1    3    2
被シュート数 12   13   19
被決定率    8.3%   23.1%   10.5%
〔基本項目〕
支配率    55.3%  52.5%   44.7%
走行距離   114km  115km   108km
スプリント数 165回  151回   126回

②では、数値の評価です。
〔攻撃〕
・コンサ優位・・30m侵入数の攻撃回数、枠内シュート数、パス数、同成功率、クロス成功率
・仙台優位・・決定率やや優位、クロス数
・同レベル・・得点、シュート数、PA内シュート数、シュートPA内率
⇒攻撃回数のチャンスメイク力はコンサ優位。パス・クロスも含め、精度はコンサ優位ですが、最重要項目の決定率は、コンサ課題であり、仙台が優位。
【コンサのチャンスメイク力による決定機数の優位で、決定率劣後をカバーし、得点獲得力は同レベル。コンサの≪決定率改善≫次第で獲得点に差が付けられるか否か。】
〔守備〕
・コンサ優位・・失点数・被決定率に大きな差
・仙台優位・・無し
・同レベル・・被シュート数
⇒[被シュート数]=被チャンスメイク阻止力=中盤までの守備力は同程度で、[被決定率]=シュートの得点阻止力=DF・GK守備力は、コンサ優位。
【ゴール前のブロック守備で、DF・GKによる粘り強い守備で、仙台より少数失点可能。】
〔基本項目〕
・3項目ともに、両チーム同レベル。
⇒直前試合数値では、均衡状態が濃厚。それ以上のパフォーマンス実現がキーとなる。

2.総合判定
攻撃・守備・基本項目の各数値対比による評価をしましたが、
結果は【攻守、基本項目とも、ガチンコの拮抗・均衡試合が濃厚】で、唯一の≪変数≫が、【コンサ決定率改善】となりました。
つまり、前節、名古屋戦とは試合内容は全く相違するも、試合の決定要因・試合展開は、≪得点獲得勝負≫となります。
具体的には、
仙台2得点獲得想定の中
、コンサが3得点以上獲得するため、
多数回シュートチャンスからの
≪5回以上決定機で、沈着冷静にGKの届かないポイントへのシュートを撃てるか≫ という事です。

言い換えると、~単純明快で~
次節仙台戦で、ミシャコメントで指摘の「決定力」改善を果たす、シーズン展開と出来るか、が問われるという事です。

シーズン最後の最後は、「大きく、難しい課題」ですが、しっかり「改善」すれば、シーズン最終目標を達成・掴み取れる展開という、幸せな内容に終結したという事ですね。

全サポーター、全力で最終課題の克服・クリアーをサポートしましょう!!

posted by yuukun0617 |19:05 |

2018年10月29日

~進化~ 第18節暫定試合:名古屋戦~勝利の余韻に

ミシャ戦術の完全実施、少なくとも、今シーズン実践度最高値・レベルを目指した「名古屋戦」は、実質利益の「勝利・勝ち点3」獲得、順位3位・ACL圏達成、の成果で終了。
しかし、ミシャの試合後インタビューでは、表情も冴えず、喜びもほとんど見せず、やや不機嫌な雰囲気で、「名古屋戦についての厳しい試合展開想定、その中での勝利獲得は<大きい>、残る4試合でリーグ3位は<我々の手の中にあり、自分次第>である、4・5点獲得の<チャンスを決め切れず>最終盤勝ち点2喪失リスクのある余裕のない試合としてしまった」とのコメントで、不満点・課題点・自己反省と決意に充ちたものでした。

反省点が大きく残る「貴重な勝利」獲得の試合を速報値で点検しましょう。

1.試合(速報)スタッツ
 =コンサ=           =名古屋=
〔前半〕〔後半〕〔全体〕 項目 〔前半〕〔後半〕〔全体〕
 46%   66%  56%  支配率  54%  34%   44%
 54.7  59.8 114.5km 走行距離 53.5 54.9  108.4km
 7本 12本 19本  シュート数  7本 3本  10本
 5本  5本 10本  枠内数  5本 1本   6本
 216   407  623本  パス数  289  247   536本
 79%   93%  86%  成功率  85%  83%   84%
 1本  3本  4本  CK数  1本  2本   3本
 プレー占率(L・M・Rエリア別)
 15%   35%  25%   Lサイド  27%  39%   33%
 38%   52%  42%   Mサイド  39%  45%   42%
 47%   19%  33%   Rサイド  34%  16%   25%
 プレー占率(A・M・Dエリア別)
         23%   Dエリア   32%
         45%   Mエリア   42%
         32%   Aエリア   20%
※名古屋・風間監督コメント「10人になってから、高い集中力・ハードワークで、チャンスを作れ、押し込めていた。ボールを持てば11人でも10人でも関係ない。一人少なくとも、自信を持って、しっかり目を開き技術を使えばあれ位のチャンスがつくれる。」とあり、その話を真に受けると、名古屋優位の後半戦と聞こえましたが、
試合数値は、
〔前半〕は風間コメントとは真逆で、
名古屋支配率・パス数・成功率を上げ、シュート数・枠内シュート数は同数と、やや名古屋優位・試合コントロールとの数値です。
そんな中、同値シュート数・枠内数による「得点決定力」+「相手シュート阻止力」の差が「2-1」の得点差となりました。
そして、
〔後半〕は、コンサが、全項目で、優位・圧倒する試合コントロールを実施との試合数値です。ミシャコメントでの指摘事項【シュート決定率】は12本シュートを撃ち、前半レベルとは極端に悪化・一変した「枠内シュート率・数」となり、更に「決定的場面=普通なら簡単なシュートで得点となる」簡易チャンスを呆れるほど外しまくったという事でした。前線のシューター選手とその他シュート選手の「集中力=特に、得点獲得意識の低下」=「意識弛緩・緩慢化・腑抜け化」が酷いです。これが、練習試合だとしたら、間違いなく「4か5得点」となっていました。
※プレーエリアでも、後半、コンサは中央突破攻撃が急増していますが、名古屋八反田選手レッドカード退場により、両サイドへの展開による陣型揺さ振りの必要度が低下し、中央エリアでのパス交換による敵陣突破を仕掛け、5回の「決定機」を作りました。
また、上下エリアでは、コンサのAゾーンプレーの高さが顕著で、一部マスコミ解説に「後半、コンサはカウンター狙い」との記事がありましたが、誤りで、「Aゾーンでの攻勢状態」との数値でした。

2.コンサ試合内容評価
【総括】シュート決定力が重大課題化していますが、シーズン当初から継続し続けて来た継続課題で、今になって、ここに来て発生の課題ではありません。しかし、シーズン最終盤に至るまで、いっこうに改善しない現状に、ミシャもキレはじめ、<選手個々の問題>と、問題転嫁のスタイルを取り始めたのはいただけませんね!あくまで「チーム全体課題で、チーム全体としての改善がとわれている!」のですから。
しかし、ミシャ戦術の進化・成長は、素直に認め・褒め称えたいですね。
それは「決定機の量」で、これだけ多くの「決定機」を作り出せるチームは、他では、川崎位しかないですね。
「決定力」が問題・課題化するのも、「シュートチャンス」にまで達するゲームメイク力があるが所以ですね。
その高く・強力な「ゲームメイク力」はリーグ随一に達しています。

あとは、しっかり、最後に残った、最後のピース・鍵の「シュート決定力改善」で、ミシャ戦術の第一年目段階は、到達目標に対して100点満点の完成となります。
3.今後の展開
J・B(ジェイ)コメント「シーズン前から、ACL圏内順位が目標だった」とありますが、その通りで、ここに来て急に言い始めた話ではありませんね。
シーズン開始直前のミシャコメント・社長コメントは「成功すれば、リーグ上位争いが可能となる予想」と何回かコメントしてましたね。「リーグ上位」=順位3位以内=ACL圏内、です。

JBのコメント通り、ミシャの試合後コメント通り、ここからのコンサは<順位3位以内死守>が至上命題にバージョンアップしました。
そのための勝ち点獲得戦略がポイントです。
ちょっとだけ、今後のリーグ等日程を確認すると、~超変則日程です~
10/30(火) 28節 磐田~湘南
10/31(水) 31節 鹿島~C大阪
11/ 2(金) 31節 湘南~清水
11/ 3(土) 31節 川崎~柏   横浜FM~FC東京 磐田~広島 
          名古屋~神戸 浦和~G大阪
       ACL  鹿島~PER
11/ 4(日) 31節 コンサ~仙台 鳥栖~長崎
11/ 6(火) 28節 C大阪~名古屋
       32節 柏~鹿島
 この日程でダメージが大きいチームがあります。
 湘南(28節-中2日-31節)、磐田(28節-中3日-31節)、
 鹿島(31節-中2日-ACL-中2日-32節)、柏(31節-中2日-32節)、
 名古屋(31節-中2日-28節-中3日-32節)、
 C大阪(31節-中5日-28節-中3日-32節)、 以上6チーム。
 最悪は、鹿島の中2日がダブル、名古屋の中2と3のタプルで、
 6チームは、試合内容への悪影響は必至です。
一方、コンサは、余裕日程が続き、コンデイション調整と課題練習・対戦チーム対策練習は十二分に実施できます。・・大きなアドバンテージですね。
また、磐田戦は、過密日程通過後の対戦で、影響はもう消えていますね。

コンサ対戦は、31節仙台~32節浦和~33節磐田~34節広島の4試合ですが、現9位仙台、6位浦和、13位磐田、2位広島との闘いの試合目標戦略は、
【4試合勝利・通算5連勝】しかありません。

その決め手が「1試合3得点以上可能とする<シュート決定力=30%台>」となり、その改善で「4試合勝利」は達成できます。
   

posted by yuukun0617 |12:48 |

2018年10月28日

~進化~ 第18節暫定試合:名古屋戦~直前予想変更

さぁ~! 渾身の勝負試合日がやって来ました。
皆さま、期待が身体一杯に膨らんで、武者震いの連続では??

今朝、「試合開始の前祝い」の様に、嬉しいミスコミリリースが飛び込んで来ましたね。

【ミシャ、来シーズン「監督契約継続」】

ミシャ監督とは、本年より4年の「複数年契約」で、コンサ監督契約を開始しました。
本来、「複数年契約」=「契約更改無し」ですが、≠【自動継続】とは限りません。
「契約」ですので、コンサチームとミシャ本人との合意が大前提で、<コンサよりのオファー>と<本人の意向・承諾>が必要ですが、
「複数年契約」では、本人優位の形式で「契約継続留保権」が付与され、
・他チームからの「ミシャ獲得と本人合意」
・コンサから「監督解任」決定
の2つの場合、「違約金」支払って「契約解除」となる、との内容です。
また、よくあるケースは、
・シーズン想定以上の活躍などの場合、
・各種付帯条件・内容に変更希望が生まれた場合、  に契約内容のグレードアップ要望・意向が発生します。
その際は、契約内容をグレードアップし、新たに「複数年契約を見直して更改」としていますね。
いずれにしても、
今回のマスコミリリースは、「双方が、次シーズンにつき合意」との事実をリリースしたものです。
今シーズン、ラスト5戦、ミシャも来季のためにも「超本気モード」に突入しました!!

更に、三上GMのブラジル訪問の報道もありました。
次シーズン導入が確定しつつある「外国製選手保有枠撤廃・1試合5名制限起用」への対策で、「有力外国籍選手を複数新加入」の候補探し・リストアップ本格化で、「次シーズンのスタート」に着手されます。

さて、予想変更についてです。
ここ2・3回のブログで、「対名古屋戦コンサ戦術」を確認しましたが、同内容以上に、名古屋スコアラーにより、長短「裸」にされ、コンサ対策を用意して来ます。
今回対戦は、両チームともに、<ハッキリした明確なチーム特徴>から、いつも以上に「対抗策」が明確で、しっかり用意・準備しての「真正面からの対決」必至です。
<どちらの攻撃力・得点力が上か>の「得点合戦」試合。
予想試合展開・結果を変更です。

ズバリ!<3点勝負>と予想します。<3点取った方が勝利>です。

この点から、予想結果は、

 【 3-2 コンサ撃ち合い勝ち・勝利 】ですね。

全サポーター!
現地サポーターを中心に、様々な地から、「瑞穂のコンサ」に声援を集中し、「勝利獲得」を実現しましょう!!

posted by yuukun0617 |08:15 |

2018年10月27日

~進化~ 第18節暫定試合:名古屋戦~直前点検

明日の名古屋戦への期待が益々増加する毎日。そろそろピークに到達しそうですね。
今朝のラジオ社長コメントも「勝てば、J1残留決定もそうですが、順位3位となります!」との強い願望・期待満杯。

7連勝で「手の付けられない時期の名古屋」から、通常の強敵名古屋まで実像・戦力は「縮み」、絶好のターゲットになっています。

試合前日の本日は、少し冷静に、ミシャ戦術の根幹「可変システム」について点検してみます。

1.「可変システム」について
〇Jリーグへの導入
「可変システム」は、現在、J2リーグの多くと一部J1チームでは「固定システム・フォーメーション」のままですが、J1チームでは、多数のチームが採用しています。
そもそも、Jリーグでの「切っ掛け」は、間違いなく「ミシャ式・戦術」で、広島~浦和で始まりました。
現在、J1では、コンサ・鹿島・浦和・川崎・名古屋・神戸・広島の7チームが、多少なりとも採用し、そしてその「可変システム度(合い)」は、保有パターン・フォーメーション数に比例し、先行組の広島・浦和、そしてコンサは「4パターン」、他チームは「2パターン」と分かれています。
元々、Wワイドでは、ヨーロッパリーグを中心に浸透し、有力チームの多くが「可変システム」により、リーグ戦・カップ戦を闘い、「可変システム」は全盛・先端・標準戦術となりつつあります。特に、プレミア・リーガエスパニュオーラ・ブンデス・エールディブジの4か国が顕著です。
「ミシャ」により、スペイン・オランダでの新動向を逸早く、Jリーグに取り込み、Jリーグも「可変システム」リーグに進化させた訳です。
〇可変システム種類
「4パターン」と「2パターン」に2分されますが、具体的には、
「4パターン」型・・
 〖3-4-2-1〗→〖4-1-4-1〗→〖4-1-2-3〗→〖3-2-5〗が基本システム変換パターンです。
 また、直近(今シーズン)広島・浦和は、「4パターン」~(2)変化型とも言える、基本・スタートを〖4-1-4-1〗から開始する「4バック」形式に転換し、更に、強い「ミシャイムズ・ミシャ色」の脱却を次監督が意図し、「4バック」の「2パターン」型に回帰し始めてもいます。
「2パターン」型・・
 「4バックシステム」→攻撃時「3バックシステム」に転換する2つのパターンです。
 主に、SBを前線近くまで前進させ、DFライン3枚を「ボランチ1枚のポジションDown」と2枚CBで形成する、とのシステムで、「高いパス能力」を持つボランチ選手による、DFラインからの「ロングフィード」とSB選手の攻撃参加を意図するものです。
〇「可変システム」の意図・目的
<期待する効果>は、
①フォーメーションの突然の変化は、相手選手の「マークや攻撃ターゲット」の混乱を産み、その修正までの時間帯「相手チームの組織プレー・戦術力」を低減させられる。その間に、攻守ともに「組織プレー」を展開し、攻守に圧倒し、得点獲得・守備完遂を達成できる。
②攻守に付き、「最適なフォーメーション」を形成でき、オートマチック(自動的な)に展開する、円滑な、流れる様なプレーとなり、戦術の実践度・遂行度が上昇し、攻守で「戦力の最高値の発揮」を目指せる。例;5トップは「最多パスターゲット数」と成り、一機に前線突破の成功率をUPしますね。1トップや3トップとは「成功率」に大きな差が発生します。
以上の2点が主要狙いです。
逆に、<懸念点>は、
・最大の懸念点が、システム可変の「全員一致の実行」=共通実施ですね。
しかし、大丈夫に出来ています。
それは、「特定選手の特定プレー」が、良く解説などに出て来る「スイッチ役」となり、そのプレーが「発端(スイッチ)」となり、チーム全体、オートマチックに、自動展開する、とのシステムとなっている事によります。
その「特定プレーと関連チーム全体プレー」との「ポジション転換と役割実践」が「戦術本体そのもの」で、「規律」と言われる「戦術」の本質です。
そして、反復練習の徹底、いわば「リハーサル」を繰り返し、「滞りの無い、滑るような展開・プレー」のレベルにまで到達させ、「本番=実戦試合」となっている訳です。
2.コンサの「可変システム」
コンサの可変システムは「4パターンの基本型」ですね。
そして、ポイントとなる「スイッチプレー」も明確です。
(1)〖3-4-2-1〗→〖4-1-4-1〗システム転換
①ボランチ(例:宮澤・深井)のDFラインへのポジションDown
   ・・DFラインからのビルドアップ、ロングフィードプレーのため
②両サイドの前線=シャドーポジションへのポジションUP
   ・・攻撃参加選手数増加のため
①と②のポジション転換がほぼ同時に実施されますが、
「スイッチ」は①ボランチ移動の開始、が大半です。
(2)〖4-1-4-1〗→〖4-1-2-3〗システム転換
③シャドーの1トップ同列ラインへのポジションUP
のみですが、
DFライン(3枚+ボランチ1枚)、ボランチ(残ったアンカー)は、ビルドアツプか、ロングフィードプレーに専念し、
同時に、(1)では、相手ボランチ・DF陣へ対処するため残っていたシャドーが、そのマーキング・プレイ阻止役を外し、前線ラインへポジションUPするポジション転換です。
「スイッチ」は、「DFラインからの、ビルドアップ・ロングフィード」の準備段階の「開始動作」で、スプリント・ダッシュで、「パス受け手・ターゲット候補、ポストプレーの折り返し・2次ボール回収役」を狙います。
(3)〖4-1-2-3〗→〖3-2-5〗システム転換
①左右CBがSBポジションへポジションUP
②アンカーボランチがDF陣へポジションDown
       ・・DF陣(CB1枚+2ボランチ)の3枚
③両サイドが、(1)のシャドー位置から、前線ラインへポジション再UP
       ・・5トップ形成
ここは、3つのポジション転換がありますが、
「スイッチ」は、
②アンカーボランチのポジションDownで、そのポジション移動開始動作を合図に、①の左右CBの1列UP、③の5トップ完成となっています。

以上3つのパターン転換、システム可変の切っ掛けとなる「3つのスイッチ」と「それに続くチーム全体展開」は、反復トレーニングにより、現在、多数選手が既に、習得・習熟のレベル・段階に到達しています。
現状課題は、その理解から、「可変後のプレー」の「質、特に、精度とスピード」に絞られて来ました。どんな素晴らしいプレイも、「正確、かつね素早いタイミング」でなければプレイは、通用しませんし、成立しません。
未だまだ、「奥は深く、先は長い」ですね。
しかし、Wクラス先端戦術のチーム完成を目指す闘い・そしてトレーニングにコンサは挑戦し続けています。

湘南は、ルヴァン杯優勝を克ち取りました!おめでとうございます!
湘南も、非難・批判多数の中、独自の「湘南スタイル」を貫き通しています。 リーグ戦への「代償・悪影響」も現実的にはあるでしょうが、メンタルの高揚、強く団結のチーム力は、残留争い・降格圏争いにも、大きなエネルギーとなり、以降のリーグ戦・試合のパフォーマンスは大きく拡大する事でしょう。

コンサも、将来のため、「独自スタイル」構築を目指し、しっかりとサポートしていきたいですね。

先ずは、明日「名古屋戦」で、ミシャ戦術爆発の「完勝」で前進です!!

posted by yuukun0617 |15:21 |