コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2020年08月21日

〜進化〜 試合中止で余裕で、リーグを見てみると!

コンサは、コロナ禍鳥栖戦中止で、勝ち点積み上げは他チームに出遅れとなりますが、その代償は、とても大きく、無理に無理を重ねて来た選手累積疲労を少しだけリカバリー出来、故障離脱寸前選手をその瀬戸際から救い、多くの選手で、フィジカルコンディションアップとなり、これからのパフォーマンスを決定付ける基礎・根幹基盤を引き上げる事となりました。また、3連敗の後勝利相当内容を引き分けに落とした原因・課題の再確認と修正改善を着手する事と出来ます。
言わば、"砂漠のオアシス"となった期間・中6日となったもの、でした。

超過酷日程となった今シーズンで訪れた"一瞬の余裕"時間に、
最近のリーグを見てみまみましょう。意外な驚きと面白さがあります。

1.前々節・10節から
コンサ川崎に大敗した10節は、実は不可思議試合が多発した「節」でした。
記事化の余裕も無く、そのままスルーした2試合を取り上げます。

・「浦和ー広島戦」~試合結果「浦和1ー0広島」
 試合内容は、広島圧倒、にも拘らず、試合結果は浦和勝利でした。
 支配率  浦和34.3%~広島65.7%;広島が試合コントロール
 30m侵入数 浦和12回 ~広島106回;広島圧倒・今シーズンベスト数
 シュート数  浦和3本 ~広島24本 ;広島圧倒
 枠内数  浦和1本 ~広島6本 ;浦和極限1本のみ
 得点   浦和1点 ~広島0点 ;決定率は浦和優位
 パス数  浦和275 ~広島702 ;試合は広島支配
 成功率  浦和74.5%~広島85.6%;精度も広島圧倒・極端なレベル差
 走行距離 浦和105km~広島105km;互角・両チーム共に低走行量
 ※全項目勝っても「決定率」一項目だけで、勝利獲得可能?!
 「決定率」が全項目よりも優位・高い価値で試合決定要因を証明。

・「C大阪ー柏戦」~試合結果「C大阪3ー1柏」
 「浦和ー広島戦」と同一パータンが再現。
 特筆は、30m侵入数(攻撃回数)~C大阪18ー柏77;圧倒的柏優位
  シュート数~C大阪6ー柏22;柏圧勝
  枠内数~C大阪3ー柏8;C大阪僅か3本枠内は全て得点
 ※C大阪が唯一優位「決定率」が勝敗分れ目を決定。

 極端に低調・低レベルの試合項目で、相手に圧倒的優位・試合支配コントロールを委ねても、「僅かのシュートを超決定率で得点獲得」のみで試合勝利を掴む試合がかなりの頻度で発生しているもの、です。

2.前節11節から
同様な試合パターンが今節も続きました。
・「浦和ーG大阪戦」~試合結果「浦和1ー0G大阪」
 完全に浦和のチームパターンですね。
 支配率  浦和37.5%~G大阪62.5%;G大阪圧倒し展開コントロール
 30m侵入数 浦和30回 ~G大阪96回 ;G大阪は強烈な攻撃回数で圧倒
 シュート数  浦和10本 ~G大阪22本 ;G大阪圧倒
 枠内数  浦和5本 ~G大阪8本 
 得点   浦和3点 ~G大阪1点 ;浦和驚異決定率・枠内5中3本得点
 ※浦和は、10節に続き同一パターン勝利が全開。超決定率により、チャンス数少数・攻撃機会減少でも、勝利獲得との「超効率型・勝利パターン」が成立しています。
・「横浜FCー鹿島戦」~試合結果「横浜FC1ー0鹿島」
 この対戦も、同一パータン勝利の風が吹き荒れています。
 特筆は、シュート数~横浜FC3ー鹿島15;鹿島圧勝
  枠内数~横浜FC1ー鹿島5;横浜は1本のみ枠内を得点勝利獲得
 ※常識では、あり得ない勝利で、この様な勝利は「サッカーでは10回やれば1回起きてもおかしくない」スポーツとされるにも拘らず、多発し、浦和の様に「得意勝利パターン=勝利ヘの方程式」とまで起きています。
キー項目が、【極めて高い決定率】=「数少ないシュートでも得点獲得は充分」との結論となっています。

3.各チームターンオーバー率~完全ターンオーバー制への進行評価
最後に、超真面目なテーマ、
過酷日程を進行する、今シーズンを乗り切るために、極めて重要な選手起用戦略=チーム編成戦略の問題を確認して見ましょう。
即ち、各チームの「ターンオーバー度」を確認する基準として「選手起用数推移」を提案し、前々ブログでは、その観点からの各チーム現状内容を確認しています。
ここでは、第11節終了時点で、各チーム現況を再確認、とのテーマです。
では、
前回と同一一覧表を。
※標準基準は「スタメン11名☓2チーム+主サブ5名=27名」と設定
    現起用数
チーム 9節時 11節時点 順位 今後フィジカルコンディションからの順位予想
コンサ 22  24  11 評価△ 低下傾向
仙台  25  26  15 評価ー やや上昇
鹿島  25  28  12 評価〇 確実に上昇・ターンオーバー型
浦和  26  27   4 評価〇 上昇
柏   29  29   5 評価◎ ターンオーバー型で上昇
FC東京 22  22   6 評価☓ 固定型で累積疲労で破綻
川崎  21  21   1 評価☓☓固定型で累積疲労で破綻
横浜FM 24  27   9 評価〇 確実に上昇
横浜FC 27  29  14 評価◎ ターンオーバー型で上昇必至
湘南  25  25  18 評価△ 低下傾向で最下位から脱却困難
清水  24  24  16 評価△ 低下傾向
名古屋 19  20   3 評価☓☓固定スタメンで直ちに低下必至
G大阪  22  22   6 評価☓ 固定型で累積疲労で破綻
C大阪  20  22   2 評価☓ 固定型で下降必至
神戸  23  23  10 評価△ 固定型
広島  23  23   8 評価△ 固定型 
鳥栖  26  27  17 評価〇 ターンオーバー型に変身
大分  30  30  13 評価◎ ターンオーバー型で上昇必至
※現上位チームに「固定スタメン」「累積疲労極大化」が進行し、過酷日程が本格化すると、固定スタメンに、故障離脱発生し、現在順位から急降下・今日低下となります。
 
 
 

posted by yuukun0617 |19:57 |