2018年01月26日
~進化~ ミシャによる進化⑫日程と試合方針
J1リーグとYBCルヴァンカップの全日程がリリースされました。
この日程から想定される試合方針について確認してみましょう。
但し、「ミシャ流対応」の観点で。
1.日程
月別試合数
J1リーグ YBCルヴァンカップ
2月 1試合(①節)
3月 4試合(②③④⑤節) 2試合(①②節)
4月 6試合(⑥⑦⑧⑨⑩⑪節)2試合(③④節)
5月 4試合(⑫⑬⑭⑮節) 2試合(⑤⑥節)
6月 0試合 (2試合プレーオフ①②)
7月 3試合(⑯⑰⑱節)
8月 6試合(⑲⑳㉑㉒㉓㉔節)
9月 4試合(㉕㉖㉗㉘節) (2試合準々決勝①②)
10月 2試合(㉙㉚節) (2試合準決勝①②)
11月 3試合(㉛㉜㉝節)
12月 1試合(㉞節)
2.分析
①試合数に2つの山期間が見られます。
・3~5月 J1リーグ14試合 ルヴァン杯6試合 計20試合
・・⇒≪スタートダッシュで、シーズン展開の位置取りと目標決定≫
・7~9月 J1リーグ13試合 計13試合
・・⇒≪中盤戦で、シーズン順位決定付け・正念場≫
ちなみに、最終期間10~12月はたった5試合しか無く、中盤終了時点で、シーズン最終順位はほぼ確定している、訳です。
つまり、
シーズン順位が半ば決定する
【9月末=28節で9位以内】とする、とのシーズン目標となります。
②2つの山期間の対応方針
3月~5月、7月~9月の試合対応方針です。
例えば、3月6試合 4月8試合 5月6試合となりますが、
・リーグ順位直結のリーグ戦が優先で-「トップチーム」起用
・ルヴァン杯-他チームも育成世代起用条件もあり「第2チーム」起用
が大原則ですが、
ミシャは、「リーグ戦への実戦テスト目的のルヴァン杯起用」の基本方針には倣いますが、リーグ戦のためのテストとして「トップ選手を時間や条件限定起用」させる起用・活用をします。結果、「他チームよりも強力な戦力」による勝利が増え、ルヴァン杯も予選突破狙いとなります。
しかし、ルヴァン杯に限定起用選手が、直後のリーグ戦に、「中3日間で起用」が度々発生します。確かに「次リーグ戦のパフォーマンスやや低下、交代時間短縮」の結果も出て来ますが、それも「計算内」で、その様な「激しい試合起用の中でのフィジカル強化、成長」が真の狙いで、Wクラス選手、海外移籍候補への成長ステップのひとつです。しかし、そんな激しい起用に応えられ、「故障せず急成長となる」選手の選択・選別がポイントと思います。
そんな選手は、「若く、成長力ある、実際にリカバリースピードも速い」選手で、ベテランは原則非該当です。
【結論】
①リーグ戦起用;中心のベテラン・優秀選手と
若手の高潜在力の成長株選手
②ルヴァン杯;3月・4月・5月を実戦試合の中での育成、を目的に、
SUBのベテラン・準クラス選手、育成チャレンジ選手と
若手の高潜在力の成長株選手の限定(条件付き)起用
により、結果を求めるシーズン展開 が基本方針ですね。
但し、リーグ戦の定例インターバル
㈯試合-㈰リカバリーT-㈪完オフ-㈫次対戦相手用T開始-㈬次戦用TG-㈭次戦用起用テスト-㈮起用決定・移動・準備 を崩す日程が、
●4/7⑥名古屋H-3日間-4/11⑦湘南H-2日間-4/14⑧柏A
●4/21⑨浦和A-3日間-4/25⑩横浜FMH-2日間-4/28仙台A-3日間-5/2鳥栖A-2日間-5/5⑬G大阪H
●7/18⑯川崎H-3日間-7/22⑰磐田H
●7/28⑱名古屋A-3日間-8/1⑲長崎A-3日間-8/5⑳柏H
●8/11㉑C大阪H-3日間-8/15㉒G大阪A-3日間-8/19㉓FC東京H
この11試合(タイト期間は、スタート試合を除外し短期間で次戦となる)が問題ですね。
最有力解決・対応策は、
リーグ戦の定例インターバルを崩す「水曜日試合」の扱いにあります。
水曜日試合は、「ルヴァン杯試合日」と同一曜日で、ルヴァン杯起用選手は、2週間インターバルで、タイト期間の水曜日は、1週間インターバルでの試合起用は全く問題ありませんね。
しかし、「ランク・レベル劣後の準クラス」選手をそのまま起用する事は、水曜リーグ試合は、毎回低レベル試合内容になり兼ねません。ここで、ルヴァン杯の起用選手確認で出て来た「若手の高潜在力の成長株選手の限定(条件付き)と中心ベテラン・優秀選手の限定起用」で、レベル大幅アップを図ります。当然、育成選手、若手成長株選手の「スタメンランク」への急成長が最大の改善策です。
【結論】は、
●土曜・日曜リーグ戦は、トップチームで起用選手構築
●水曜リーグ戦は、トップチームのベテラン・優秀選手、と、若手成長株選手の限定起用にて、スタメン中核を形成し、ルヴァン杯組第二チームから、抜擢起用で、戦力ダウンをカバー。
●ルヴァン杯の実戦起用で、育成選手・成長株選手の「スタメンランク」へ成長選手を複数獲得する事が、最重要、最適改善策。育成目標・期限を「3月~4月で、一気にランクアップ選手に育て上げる」とする。
●科学的フィジカルコントロールで、個々選手の最適管理を実行。
●ノノラジでも話の通り、現在のキャンプトレーニングは、ミシャ流トレーニングで、試合形式を原則とするため、前年・従前対比で、数倍の量と質、の激しさで、その中で、選手は「劣後はポジション競争脱落」となるとの認識から、食らいついて進行しており、「強烈な運動量とスピードを試合全時間継続できるフィジカル」は、タイト期間の激しい起用も可能とするランク・レベルに到達しそうです。
全選手、ミシャ統一戦術の理解の上、実践を統一し、フィジカル・戦術理解・テクニックの大幅ランクアップを目指しています。
明日の「浦和戦」のテストで、「合格点」が出せるかどうか?!
期待一杯で、待っています。
posted by yuukun0617 |22:41 |
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