コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2018年01月30日

~進化~ ミシャによる進化⑮キャンプ評価

ミシャの第一次沖縄キャンプも明日のフィジカルトレーニングで終了し
2日間のキャンプ中休暇期間となります。
この沖縄キャンプは、ミシャ戦術をチームに付与し、チーム戦術とするべく、全選手の個々の理解とプレイでの実践を高める事で、チーム全体の消化・習得・習熟を図るものでした。
その途中結果を評価し、同時に、厳しい対戦相手との実戦トレーニングにより、一気に、より進んだ戦術の理解・把握を図り、トータルとしての課題確認をするため、1/27(土)の浦和戦、更にその試合で確認された課題に取り組んだ成果の確認の本日琉球戦で、評価検証と次キャンプ課題の確認を行ったものでした。

【結論】です。

①【ミシャ戦術の根幹である<パスサッカー>戦術は、高いレベルで実践出来るレベルに到達】
②【ミシャ戦術の完成度を上げるための、各選手のポジション・目指すプレイが明確になった】
③【実戦形式トレーニングにより、実戦の中での成功と未達課題が明確になり、現在順調にステップを完了し、シーズン開幕までの課題が、各選手個々に、またチーム全体で明確になった】
④【浦和戦・琉球戦で、対戦チームを凌駕するプレイ・時間帯・攻守内容が多数成功し、不足項目も、あと少しのレベル差まで到達している現況を確認出来た】

というものです。

私も、浦和戦の試合結果だけでは、不安が大きいものでしたが、試合実況を確認したところ、驚愕の変貌を遂げており、その魅力的なサッカーに目奪われ、結果は知っているのに、思わず興奮するものでした。

YouTubeに浦和テストマッチがアップされています。
リンクさせておきましたので、ご覧いただければ、納得される方が続出だと思います。4本とも、45分以上で見ごたえ十分ですね。
1/27浦和戦テストマッチ
第1試合前半https://www.youtube.com/watch?v=xTXnrQCHwkU
第1試合後半https://www.youtube.com/watch?v=ZPHdAsZXJ6c
第2試合前半https://www.youtube.com/watch?v=Al6-Gb74aIs
第2試合後半https://www.youtube.com/watch?v=zn2D4NPw4Wg

その中で、第1試合後半の2本目をピックアップしてみます。

結果は【0-1】得点(浦和)長澤 の敗戦

コンサ   ジェイ       浦和   李
   内村     三好     練習生 長澤 萩原
 菅  小野  駒井  白井    練習生  柴戸
   福森 ミンテ 進藤    宇賀神 阿部 岩波 橋岡
      菅野             福島

との布陣で、練習生が2名もおり、DF陣は準トップチームレベルでした。
試合は、見てビックリでした。
コンサドーレの優勢で、コンサは華麗に「パスサッカー」チームに大変貌していました。
 GK菅野⇒DF陣にショートパス⇒①DF陣から、スピード・鋭角的な縦パスが、3トップと、サイドのWGへ飛び出し、②DF・ボランチ間のショートパス交換をしながらポジションをセンターライン手前まで上昇し、そこから、コンサ攻撃時間帯を構築で、ボランチの一人がDF陣まで落ち、4枚のDFラインから、ショートパス交換で、タイミングを計り、5トップ(3トップ+サイドR・LWG)への縦パスが飛び、一気に敵守備陣を崩しています。
連続パス交換、縦パスの精度とスピード、スペース突破からのラストパスは、見事に成功する場面が幾つもあり、コンサの時間帯=コンサがボール支配も多数で、シュートチャンスも多数回となっていました。一方、浦和は、ショートパス交換がコンサに阻止されるため、ロングボールを多用する試合展開で、昨シーズンと真逆の試合展開となりました。コンサのパス交換は、何度も浦和守備陣を切り刻み、陣形を完全に崩した形でのシュートチャンスが多数回となったのです。
シュート数は、コンサ6本(内2本、決定機)-浦和4本(決定機1本で1失点程度)で、明らかにコンサ優勢の試合展開でした。
しかし、シュートチャンスでの決定力の差が試合結果を逆転させたものでしたが、ミシャ監督が納得、選手も自信を持ったのは当然でした。

更に、第2試合後半の4本目も、傾向は同じで、2本目は、ボランチからDFラインセンターポジションに落ちた「小野」から「キラーパス」が多発し、だれもが目を奪われるプレイの連続でしたが、4本目は、ボランチから兵藤が同様に落ちるも、主フィードは、CBポジションを変えずに「稲本」からで、小野に比べ、精度がやや落ちるも、リーグトップクラスのプレイ内容でした。
そして、4本目の大量失点も含めて、2試合の失点共に、ロングシュート・ミドルシュートからで、守備陣を崩された失点は1失点のみで、それも、バイタルポジションでの甘い位置取りにより、相手選手の自由なドリブルからのシュートで、浦和選手の個の力による失点でした。
課題は、相手陣を崩すための「縦パスの精度」と「パスの受け手の想定(約束)ポジション取りの遅れによるパストラップミス、ポジションへ未到達」が主要課題で、プラス「決定力」次第で、一気に解決可能でした。

そして、本日の「琉球戦」です。
結果は、【 8-3 】の勝利。45分×4本。
1本目【1-0】得点;ジェイ
2本目【0-2】
3本目と4本目合計【7-1】得点;都倉-宮吉-宮吉-宮吉-都倉-OG-兵藤

との結果は、浦和戦の試合内容からは、
浦和戦の課題だった【縦パス精度】と【決定力】の改善結果で、当然の結果と思います。

面白いもので、キャンプの開始は「(パス受け手のための)動き出し」課題でしたが、キャンプ最後の課題も「パス受け手のタイミング・正確なポジション取り」となり、「パス課題」で終始した第一次キャンプでした。

皆さん、楽しんで「浦和戦」見てみてくださいね。

感動と大期待で心が一杯になる事でしょうね。

posted by yuukun0617 |22:41 |

スポンサーリンク

スポンサーリンク