コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年02月24日

~進化~ 2018シーズン開幕・広島戦 明るい敗戦

残念ですね~! 
≪得点まであと少しなのに、その一歩が届かず敗戦≫、本当に惜しかった!!

しかし、【 0-1 】の敗戦結果も大きいですが、1/34で、シーズンのスタートダッシュを意図するなら、大問題ですが、
2018シーズンのコンサは、順位・勝敗に重点を傾斜するのは、シーズン中断頃で、スタート5巡までは、「試合内容・質」を問い、「戦績とバランスをとる」=「5分の戦績」程度で十分とのシーズン展開です。

その観点から、本日開幕戦は、「試合内容はコンサ、試合結果は広島」との評価で、ミシャにとっては、結果は不満足なるも、試合内容は満足で、特に「良否・善悪が明確となった」点が大きな成果との認識です。
監督就任し、喉から手が出る程、「勝利」との結果が欲しかった城福広島新監督とは、試合目的が異なり、客観的には、広島の試合内容では、次戦以降「かなり苦戦必至」との内容、逆に、コンサの試合内容は、次戦以降「勝利獲得は十分可能」との評価となったものでしょう。

試合内容を少し確認してみます。

①スタッツを確認してみます。
     コンサ   vs    広島
 前半戦 58%  支配率   42%
     55.6km  走行距離  55.6km
     2本   シュート  11本
     1本   内、枠内   3本
     296本   バス数   209本
      82%   同成功率   78%
        1本    CK    6本 
     11本   ファウル   7本  
 後半戦 57%  支配率   43%
     117km  走行距離   114km
     14本  シュート  15本
     (12)         (4) (後半のみ)
     8本   内、枠内   7本
     (7)          (4) ( 同 )
     604本   パス数   402本
     (308)         (193) ( 同 )
      82%   同成功率   72%
     5本    CK    7本
     20本   ファウル   10本
 ※シュート多数本で、枠内シュートは57%の高率
 ※後半は、支配率・パス数・シュート数・枠内数と圧倒していた事を
      証明する数値です。

同時に、観戦していて、コンサのミシャ戦術での相手ゴール前の得点チャンス機会を計算しました。
 前半戦  6回 ・・内 2回シュート実現(シュート率 33%)
 後半戦 12回 ・・内12回シュート実現(シュート率100%)
 凄い数値です。
 前半戦もチャンスメイクは出来ましたが、シュートまで到達は1/3。
 ところが、
 後半戦はチャンスメイクが炸裂し、2倍のチャンス到来となり、
  更に凄まじいのが、全チャンスをシュートまで到達の100%。

 実際、広島はカウンターは複数回ありましたが、
  ほとんどは自陣に深く引き、ボール支配・試合展開もコンサに渡すもの。
 その理由が、コンサのミシャ戦術「多彩なパス連続交換」に対抗できず、
  ブロック陣形による守備しかなくなったものでした。
  まるで、昨シーズンのコンサ守備陣の様でしたね。
 昨年までのコンサでは、堅守のブロック守備を敷かれた場合、
  放り込みとサイドクロス放り込みしか攻撃パターンが無く、
  得点チャンスメイクは苦手そのもので、成すすべ無し状態にしばしば
  陥りました。
 しかし、本日のコンサは、12回の得点チャンスを創出し、その全てを
  シュートに繋げた訳です。驚異的な変化で、相手広島選手がビビるのも
  当然とものでした。

 試合内容は、ミシャの想定通りに進行したという事です。

 但し、最後の課題が、「シュート決定力」でした。
 この課題は、キャンプ・トレーニングでも、本格取り組みまで達しておらず、案の定、開幕戦で露呈・現実化した課題となったものでした。

 シュート決定力ある選手の共通特徴は、
  「シュートの瞬間、シュート弾道イメージが明確に見え、
   その弾道に乗せるように、シュートする」というものと聞きます。

 「シュート決定力」課題は、
   その「シュート弾道イメージ」がハッキリみえるか、で、
   その意識が希薄な選手は、「運」頼みとなり、
   「枠外シュートだらけ」「GKへのパスシュートだらけ」に陥る事
   となる訳です。

  コンサの選手では、
   「ジェイは明確な弾道イメージに乗せるシュート」を打ちますが、
   都倉・ヘイスは、時々レベル、
   内村もあるが、しばじば、その通りにプレイ出来ない、
   三好・宮吉の課題もここで、本人も明確な課題認識です。

  この課題の改善は、「得点」に直結するもので、
   コンサは、その課題まで到達している事を、
    つまり、堅守ブロック守備を相手にしても、
     大量の得点チャンスを実現する力を「ミシャ戦術の実践」で、
     獲得している、という事です。

 次戦 C大阪戦までに「シュート決定力課題」の大幅改善は困難ですが、
 改善への端緒は、切れますね。
 ここからは、選手間での「シュート決定力獲得競争」です。
  ミシャ流の改善が見物とも言えますね。乞うご期待!と行きましょう。

本日の敗戦の結果は、次戦以降のため「貴重なお手本と経験」になりました。
「ミシャ戦術の実践」に大きな自信を【確信】に変え、「明確な直面課題」をしっかり改善する過程を【確かな成長】とし、【気付くと確かな戦績獲得】とするステップ・シーズンのスタートです。

明るい未来=次戦=に向け、雄々しく進撃です!!

試合に出場した全選手、本当に高い意識と闘志で頑張りました。
また、残念ながら、試合起用とならなかった全選手も、次の勝負の順番をしっかり狙うトライ・トレーニングに邁進です。
ミシャ・チームスタッフ・社長も、マアマアのスタートに若干の悔しさと自信ですね。
最後に、全サポーターの皆様、勝利のスタートに、紙一重の内容に、口惜しさはありますが、しっかり、シーズンのサポートを開始さり、大変お疲れ様でした。

全コンサ、ここから、スタートです。

最後に、ミシャコメント「前半は少し慎重な入りとなり、プレイに固さもある中、チャンスメイクは出来、残念ながら、クロスから失点した。しかし、後半は、すっかり固さも取れ、相手を押し込み、チャンスを多数作れた。負けの結果は不満足だが、選手はしっかり闘えた」との内容。
 明確に、試合内容に手応えを獲得したものでした。

行くぞ!!コンサ!!

posted by yuukun0617 |21:19 |