2018年02月09日
~進化~ ミシャによる進化⑳PRC第1戦に勝利!-試合評価
待ちに待った勝利を、全プレイリアルタイムで視聴し、選手・監督、皆様多くのサポーターの方々と、見届け、分かち合う事が出来ましたね。
テスト試合からステップアップし、準本番として臨んだ「パシフィック・リム・カップ(PRC)の第1試合:コロンバス・クルー(MLSEastern5位)戦」に、「3-2」で勝利ですね。
その前に、試合会場ピッチは「人工芝」でした。一部に、芝下の堅いサーフェイスが原因で、筋損傷ダメージを受け易いとのイメージが根強いですが、各大学での実験では、天然芝・人工芝での疲労度・筋損傷度にはほとんど差がなく、「土」グランドの方がはるかに高率の損傷率・疲労蓄積度との検証結果だそうです。しかし、ボールスピードは、高かったピッチコンディションでした。また、途中、駒井が筋肉系で離脱・交代した様でしたが、ピッチコンディションとは無関係ですね。
本日試合につき、簡単に評価してみましょう。
≪起用選手・試合ポイント≫
前半と後半で、選手はほぼ全面交代となりました。
●前半=スタメン=現Aチームは、
ヘイス
宮吉 早坂
田中 小野 兵藤 白井
石川 横山 進藤
菅野
①試合結果【 2-2 】=失点~同点~PK失点~同点=良く追いついたもの。根性で同点としたもの。プレイ内容は問題・課題点満載ですが、累積疲労で動かない身体での勝利は、精神力・闘志そものと大評価。
②びっくりのヘイスCFのワントップ、早坂シャドー、田中LWG起用。
3選手共に、持ち味発揮し、起用は成功。しかし、枠内シュートも含め、「決定力」が大問題です。また、石川は練習復帰後直ちにAチーム起用の厳しさにもビックリ。それにしっかり応えたプレイで評価でした。
③シュート数コンサ7本(枠内3本)vsコロンバス3本でコンサ優勢。
④コンサ時間帯は、スタート~10分の僅か10分程度で、枠外シュートのみしかなく、チャンス喪失で、リズムを喪失し、時間帯が簡単に終了。
⑤ボール支配率は、コンサ時間帯は65%程度で、その後、一進一退となり、全般で50%の互角状況。
⑥縦パス成功率は、依然として低率で、20%程度にとどまり、パスミスからカウンターのリスクが多発。
⑦失点は、守備陣破綻ではなく、個別選手のプレイミスが主因・起因。1失点目;CB横山の判断遅れから、クリア・パスのプレイ遅れをつかれ、ボール奪取されたもので、パーソナルミス。それ以外にも、横山は、複数回、同様なポジションのミス、プレイ判断の遅れを突かれリスク局面多発。
2失点目;LWG田中が、GA前のスペースをカバーしていたところをドリブルで突っかかられ、足を相手選手とボールの間に差し込むも、相手選手へのオブストラクションを取られたミスプレイでのPK。
●後半=現Bチームは、菅野以外交代で、
都倉
内村 三好
菅 宮澤 稲本 駒井
福森 ミンテ 菊地
菅野
①試合結果【 1-0 】トータル 【 3-2 】で勝利。
しかし、試合開始時刻20:00過ぎ~22:00の夜間試合で、今までの昼間練習と違和感のある時間帯で、両チームとも、20分(65分)~は展開・トライ・突っかけの少ない、小運動量試合。
②宮澤ボランチ、ミンテCB復帰後直ちの起用もビックリ。
③後半開始~4分の短時間コンサ時間帯で、連続パス交換から鮮やかに三好の得点で「大逆転」。
④5分(50分)~45分(90分)両チームとも有効なパス交換、縦パスも成功せず、膠着状態のまま終戦。「潰し合いも評価」するとすれば、意味ありとなりますが、ミシャサッカーとは真逆。監督は、途中から、「1点勝ち」での「守り勝ち」を狙い勝利したならば違いますが、そうでは無く、勝利の称賛の後、「激しい言葉」を浴びせたのではないでしょうか。
Bチームの起用選手は、今後、厳しい展開が待っているかもしれません。
かなり不味い試合とした、という事ですね。
いずれにしても、前半・後半の起用選手は、通常のキャンプではあり得ない過酷なフィジカルコンディションの中で、実戦モードでの「逆転勝利」を獲得し切った事は、凄い事です。これだけで、
「ハイフィジカルをコンサがチームとして獲得した」それも
「ハイレベル戦術の実践達成」
により、との進化を現実として証明したんですね。
次戦の「PRC優勝決定戦」で、更に「スタメン候補確立」を進行です。
明日の練習も、試合後に拘わらず、低減は期待出来ないハードトレーニングで、本日での課題を解消し、より改善・レベルアップを目指します。
本日、オフ扱いの複数選手も、明日はハードトレーニングの真っただ中にいる事でしょう。
ハワイ2次キャンプ締め括りです。
posted by yuukun0617 |21:34 |