2010年10月07日
ノーベル賞報道に思う
道民としては、単純に道内出身者で北大出というのが嬉しかったりもする。 発表時に「北海道」「札幌」とでてきたことにも感慨深いものはある。 ただ例によって予想通りの展開であったことには、やはり辟易させられることなのだな。 まず街の声はいらない。大臣のコメントもいらない。 今回のノーベル化学賞の対象者は3人なのに、もう一人の外国人が無視されている、かおまけみたいな報じ方はどうなのだろう。 そもそもは対象となる研究内容があって、それに該当する研究者が選ばれているものだと考えるのだが、であればこの3人がどのようにかかわっているかまで落とし込まないと意味がないだろうに。 ただ日本人が受賞しました、すごいですね、では相変わらずのマスゴミの姿でしかない、という感想に至るのだな。
今回の受賞のニュースの一報は、地下鉄車内でツイッターを見ていた時に最初に知った。このことに時代が変わったなあ、との感想もあったもので。 受賞した鈴木氏のコメントに感心する部分があった。 感謝の弁に共同研究者・学生に対する部分があったこと。理系離れのなかで関心を寄せてほしい旨の部分。
ヤフーから公式HPへのリンクで中を見てみた。 翻訳機能を使ってみたら、外国人の方の苗字が「お手上げ」と訳されたのには驚いてしまったもので。 また8時ごろ覗いてみたのだが、写真は未掲出。1時間ほどして見直しても、鈴木氏のみ、という更新の遅さはどうしたものか、と余計な心配もしてみたものではあった(今朝見たら3人とも載っていた)。
喜ぶのはいい、けど馬鹿騒ぎはみっともない、という毎度の感想に至るのが成長も感じず残念だったりもする朝ではある。
posted by akira37 |05:01 | その他 | コメント(1) | トラックバック(1)