2024年03月15日
この度のJRのダイヤ改正
まずは、昨日の続きみたいにはなる今日の投稿だなと。 今夕の民放ローカル各局のテレビ欄を見れば、ワイド番組全てで取り上げがあるようで。それと重複するのかどうか、ともあれ個人的に気になる観点でいくつか書いてみたい。
*快速「エアポート」のこと 日中1時間に6本に拡大、といえば聞こえはいいのだけれども、話は単純でない。 6本のうち、2本は小樽発着は変わらないが、1本は札幌から先は「特別快速」扱い、もう1本は小樽―手稲間が各駅停車となって、落差が激しい。 札幌―空港間のみの4本にしても、従来型は2本、残り2本は区間快速として、北広島から各駅停車になる。 一方で札幌ー苫小牧間で見れば、各駅停車の日中は、北広島・千歳で分断される格好になる。 私自身は各駅停車でもJR利用頻度は高いけれども、例えば沼ノ端在住の札幌日大高校生は、下車駅が上野幌になるから、今まで乗り換えなしで済んでいたのが2回乗り換える必要があって、レアケースにしてもないわけだはないから、不便になるのだな。 その煽りで、日中は「札幌―北広島」「室蘭・東室蘭ー千歳」という列車が出現するのは、趣味的には面白いけれども。
*特急全席指定化の影響 今回「北斗」「すずらん」「おおぞら」「とかち」の2方面4名称でされるわけだが、こと自身は「すずらん」利用が多かったから、その影響について記しておきたい。 問題は全席指定化に留まらず、今まであった「往復割引切符」の廃止の方が影響が大でもあるのだが、単純に言えば値上げなのだな。 室蘭ー札幌の片道運賃は現行2860円で、今日まで利用可能な「往復割引切符」は4490円。「すずらん」専用の自由席特急券が片道370円だから、往復すずらん利用だとトータル5230円となる。 今回の改定では、その両方が無くなる代わりに「えきねっと」利用を前提にした割引切符が出るのだが、購入時期によっても料金に差があって、最安値が片道2860円(乗車券だけ特急指定席に乗れる感じ)になるから、往復で5720円となって、最低でも490円の値上げになるのだな。 これは最安値の期間に買えばの話だから、遅くなるほど料金が上がるわけで、何だかなではある。 JRの言い分としては、必ず着席できるとか、自由席の切符確認が不要とはいうけれども、一方で急に乗車が決まった場合の「座席未指定」の特急券も用意するというのだから、結果車掌は事前に登録されていない指定席に座った人の切符確認が必要なわけで、正直混乱は必至とみるがどうなるだろうか。
他にもあるけれども、長くなるので止めておく。 個人的にも頭も痛い今後なのだな。 実際二重生活終了して8か月以上経っているけれども、札幌と往復する機会は、実のところ増えているのでね、いろんなケースに備えなければならないと。 いやバス往復の方が安いけれども、今の時期は「青春18きっぷ」があるから、日帰りだとJRの方が安上がりだしね。 「大人の休日俱楽部」専用の乗り放題切符が出る時期になれば、そちらの利用で特急乗り放題になるし。 まあ、今後も都度頭を痛めることにはなっていくのよ。
posted by akira37 |05:33 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)