2006年12月27日
「歓喜に寄す」
昨夜はkitaraで年末恒例の「札響の第9」を聴きに行っておりました。 ここ数年は当方にとっても恒例行事となっているのですが、今年はいつもと違った気分で聴いておりました。 ちなみに「第9」とはクラシックファンにはおなじみですが、いちよう解説しますと、ベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調作品125「合唱付」のことをいいます。 副題にあるようにこの曲の第4楽章には声楽が用いられているのですが、そこに使われているのが表題にあるシラー作による「歓喜に寄す」という詩なのではあります。 正直言いますと、演奏の途中で時折わけもなくウルウルしていたりする部分がありました。 現状のコンサを考えてみた場合に、なんと相応しい展開なのかと。 最後が「歓喜」というのは、今のコンサのためにあるのではなかろうかと。 12月は毎日のように全国のどこかで「第9」を演奏しております。 身勝手な解釈ですが、札幌のみならず全国のサッカーファンが日々コンサ側の応援にていてくるような錯覚にも陥っているのですが(苦笑)。
posted by akira37 |07:41 | その他 | コメント(0) | トラックバック(1)