コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2020年02月11日

~進化~ 2020シーズン始動・ルヴァン杯Gステージ➀戦予想

キャンプ第2次沖縄キャンプは、「新戦術習得」をテーマとするも、一挙に混迷・混乱に突入で終了。
「新戦術」を導入した理由は、
第一に、昨シーズンの失点数(リーグ11位)の打開・改善、
第二は、攻撃時間を拡大、攻撃スタート位置を相手ゴール付近とする、との攻撃力拡大し更に得点数を増加させる、との意図でした。
また、ハイプレス戦術の大前提、
・チーム一体となった連動プレイの実施、
・ハイプレス戦術を可能とするフィジカルの保持、
の2要件は、昨シーズンで、一定レベルまで熟成・獲得し、充分、その前提要件はクリアー・克服した、との認識があり、
導入理由と、戦術の前提要件保持、から本格導入・チーム戦術化を狙ったものでした。

しかし、見事に・脆くも、その<目算・計算は大外れ>との現状です。
現況、チーム一体連動プレーの実践も、前提フィジカル確保も、計画・予定とは大きく相違し、「キャプテン宮澤・チームキーマン福森のWキャストのフィジカル停滞の体たらく」「選手個人の意識と管理の甘さによる故障者発生」で、チームのフィジカルコンディションは、想定・計画値の60%にしか達していません。
その遠因は【チーム全選手・契約更改】の奇手・【シーズン終了~キャンプまでの長期間オフタイム】の対応は、プロ意識が低く・当たり前の自己管理も怠るコンサ選手には、逆効果にしかならなかったとの痛い経験となっています。
今迄で最高のキャンプインとした選手は複数在り、キャンプ当初・チームを率先し、順調なキャンプインとしましたが、何時まで経っても、チームに追いつこうとしない出遅れ組が、意識の低さからキャンプ終盤まで、チームに追いつかず、現在の苦境を招きました。残念ですが、「今シーズンのキャンプは半ば失敗」です。
その影響は、
➀戦術混乱でシーズンインにより、スタート不良しか見込めません。
 当然、敗戦・大敗の連続が想定され、一気にリーグ下位でのスタートが必至です。
➁戦術混乱は、選手パフォーマンス不良にしかなりませんね。
 結果、よりチームプレイ・共通戦術意識と実践が低下となりそうです。
 その結果、選手間不協和音・監督への疑問不協和音が産まれる事も想定です。
出遅れ選手のフィジカル回復は、本人意識次第ですが、4月頃まで掛かるとすると、順位は最下位・降格圏付近まで低下します。2月下旬で、チーム全体コンディションは、戦闘可能レベルに何とか到達させるしかありませんね。

という事を前提に、シーズン開幕戦・ルヴァン杯鳥栖・アウェイ戦へ向け前進開始です。

1.対戦チーム鳥栖現況
全チームの評価で、
「E評価
フェルナンド・トーレス、イサック・クエンカ、小野裕二と攻撃陣の主力がいなくなり、このあたりはやはり大きな痛手となるはずだ。攻守両面においてストロングポイントは少なく、今季も残留争いに巻き込まれることが予想される。粘り強さはあるものの、全体的な戦力アップに成功しているとは言えず、降格の可能性も決して低くはない。」
キャンプは、早や2/3に打ち上げ、現在鳥栖に戻り調整中。
最終TGは、2/2 「対大宮戦 2ー5」とコンサ並みの大敗。
得点力は依然乏しく・ストロングポイントの守備力も中軸選手流失・喪失で、崩壊。

大量喪失・大量加入で選手入れ替えも、有力選手とレベルダウン選手との戦力ダウンでの入れ替えとなり、既存の中核選手は、ほぼ30歳~のベテラン選手で、シーズン全般は到底持たない選手層。多数の加入選手は、格下レベル選手でJ1で通用するかは未定だらけで計算し難くく、現実的には、将来性は目をつぶり、今役立つメンバーの試合起用とするも、短期間しか、当初戦力は保てない状態。
シーズン開幕には、故障者は少なく、フルメンバーでスタートの様。
戦術は、鳥栖の看板・3バック堅守速攻型から、「4ー4ー2」のオーソドックスタイプとなり、昨シーズン、同一フォーメーション。キャンプでは、「4ー3ー3」の流行型もトライするも、堅守速攻とは合わず、本来戦術となりそう。
また、何でも放り込みの脱却と言う事で、ビルドアップもトライするも、相手ターゲットがオチで、僅かで、多くは放り込みでしょう。
「堅守・速攻」で、以前の「ハイプレス戦術」は、試合起用選手年齢上昇から、フィジカルが持たず、消滅。ロングパスの放り込み戦術がメインでした。
選手メンバーが主体は変わっておらず、パス交換の中軸選手流失から、益々、放り込み型の占率が増加していそう。
特筆は、コンサに居た菊地直哉新コーチがヘッドですね。

いずれにしても、シーズン初戦が、リーグ最下位候補チームとの対戦は、混乱・混迷状況を抱えるコンサには、大ラッキー!!でした。

さて、対するコンサの戦術・試合展開・メンバーは、予想が難しくなりました。
2.コンサの対戦戦術・試合展開・メンバー予想
ミシャは、相当悩んでいる所ですね。
ミシャの試合起用選手選択方法は、①戦術理解・フィジカル・連携組織プレーの高さが大前提、②直近練習で良かった順(練習で手を抜く選手は起用しない)ですが、
Aチーム想定選手が低く、
一方で、新戦術ハイプレスの実践レベルの低さから戦術選択の可否判断、
Aチーム想定外別選手のレベル合致の状態となり、最適解が直ぐ出てこない、と言う事態です。

現況を整理すると、
(1)先ず、キャンプ第3週まで確認した、昨シーズン戦術の出来は、チーム全体に浸透し、Aチーム.Bチーム共に、昨シーズンレベルを確認しました。
(2)第4週・5週目に取り組んだ新戦術ハイプレス戦術は、前提フィジカル不足が出遅れ選手だけで無く、ほぼ全選手で不足しており、その可能時間は、個々選手で相違するも、チームプレーとするには、20〜30分が可能限度時間が現在状況と、練習試合で実証。
(3)基幹選手宮澤・福森フィジカルアップ、駒井・深井のリカバリー想定外遅れとコンディション作りの失敗で、中軸選手が試合起用レベルに未達。
従来戦術、新戦術のコントローラー、ゲームプランの最重要パーソン、中盤守備の要、ミシャ戦術最高理解者を喪失している現況。
(4)一方で、有力若手選手筆頭金子の台頭、ジェイ・ロペス・ルーカスのハイコンディション、チャナティップ・武蔵・白井の安定感とプラス要因も出現。
(5)全練習試合で、大量失点となり、DF陣進藤・ミンテ・福森とGKソンユン・菅野は低調で自信喪失状態で、新戦術ハイプレスでのチーム全体前進の意識に抵抗感があり、フィジカルに自信も無く、新戦術機能低下の根本原因のひとつになり始めているもの。

さて、どうでしょう?
では予想です。
A.戦術と試合展開予想
戦術選択は、
基本戦術〜昨シーズン戦術ですが、新戦術〜ダイレクトパスとゲーゲンプレス(ハイプレス)戦術、が加わりましたが、新戦術のゲーゲンプレスがチームに根本からの戦術転換を求めるも、不徹底プレー選手発生による守備破綻状況を招くもの。
不徹底プレーは、前半と後半の2つの開始時刻〜20分後となる事から、その状況・時間後は、ゲーゲンプレス戦術封印し、基本戦術で展開となります。
ポイントは、新戦術ゲーゲンプレスタイムは、得点獲得最有力時間帯で、そこでの決定機に確実に得点獲得する、決定力に焦点が再浮上します。つまり、確実に獲得される複数決定機で、沈着冷静にゴールの枠内、ターゲットポイントを突くシュートプレーの成否が、試合を決定付けるものとなります。
ゲーゲンプレス戦術は、相手ボール保持時に、相手ゴール前でのボール奪取からのショートカウンター戦術ですが、ボール奪取後でのショートパスの精度とチーム全体連動のポジション移動の量とスピードが、ショートカウンター成否の鍵で、
反対に見ると、
その不徹底=パスミス・運動量不足やスピードの遅れこそが、相手チームにボールを奪取や回収され、逆カウンターで、失点との悪夢に転落の原因となる訳です。
その逆カウンターは、失点と共に、中盤〜DF選手のフィジカルを大幅にダウンさせる原因ともなり、ゲーゲンプレス戦術破綻〜大量失点に繋がるもの。
と言う事で、ゲーゲンプレス戦術発動タイムは、全選手が、より精密な役割を確実に、全力プレーする事を要求します。その代償が、相手にボール保持を阻止し、攻撃機会と時間を奪い、また、強烈な得点力をもたらす、と言う事ですね。
ゲーゲンプレス戦術発動を停止しても、コンサには、強力コンサ式ミシャ戦術があります。その実力は、ゲーゲンプレス戦術に比べると、コンサ攻撃得点力は下がり、相手攻撃機会時間帯は保持されるものですが、リーグ上位の攻撃的戦術で、また、相手攻撃機会があり、失点も多くなりますが、対戦チームと共に、攻撃し合う、叩き合いとなる優秀戦術です。
《ゲーゲンプレス戦術 対 コンサ式ミシャ戦術》
       ◎              得点獲得    ○
    ◎               失点阻止         △  
    ✖︎                 破綻時                 △
 との対比となりますね。
フォーメーションは、システム可変型で、リーグでも多くのチームが取り入れる戦術。
この戦術に連動する試合展開予想は、
試合開始〜15分   
  ゲーゲンプレス戦術発動し、ボール奪取からのショートカウンターと攻勢での複数決定機に、沈着冷静シュートで、複数得点獲得。また、ボール保持100%時間帯を続け、相手チームにボール保持も阻止の完全試合状態。【 2-0 】
 20分〜 45分
        ゲーゲンプレス戦術終了し、コンサ式ミシャ戦術で、叩き合い展開で、攻守を入れ替えて、両チーム共に得点し、前半戦終了。【 3-1 】
後半開始〜60分
  後半開始時に、ボランチ交代し、活性化。開始からの15分ゲーゲンプレス戦術作動し、コンサ完全コントロール展開とし、その中、複数決定機に沈着冷静シュートにより追加点獲得。【 4-1 】
    60分〜80分
   ゲーゲンプレス戦術終了。コンサ式ミシャ戦術で、叩き合い展開。
   前線選手交代し活性化
 80分〜90分
   相手攻勢時間帯で、合わせて選手交代し、守備強化体制・フォーメーションとメンバーで守り抜き終戦。 【 4-1 】で完勝との展開予想‼️
前半戦は、ゲーゲンプレス戦術と基本戦術の転換、後半も同様とし、大勝勢なら守備戦術と戦術転換、使い分けの試合展開ですね。
3.メンバー予想
上記戦術、試合展開を前提に、
先ず、ルヴァン杯レギュレーションの21才以下選手は、コンサは4名が対象候補で、DF濱、FW菅・檀崎・藤村です。1名以上起用が必要ですね。
では、スタメン
        ジェイ 
     武蔵     ロペス
  白井  深井   荒野  ルーカス
      濱 ミンテ 進藤 
        ソンユン  
   サブ
   45分交代 深井↔️宮澤
   60分交代 ジェイ↔️金子
         ロペストップ、金子シャドー
   80分交代   ルーカス↔️早坂
    外、藤村、福森、菅、菅野
 福森は起用外、
 キーポジションのボランチは、ゲーゲンプレス戦術での三列目前進、相手選手は襲い掛かる力のある荒野が狩猟のサブと主役、好調金子のシャドー抜擢、同様にサイド攻略の高い白井とルーカス、結果的に、菅が起用外、
との選手起用です。
如何でしょう‼️

特に、宮澤、福森が間に合う努力を期待します。
戦術転換で、現在のミシャやや悲観論もコントロールし、勝利追求は可能で、勝敗予想は完勝【 4-1 】と出来ます‼️
   



posted by yuukun0617 |15:02 |

2020年02月09日

〜進化〜 シーズン前準備-15-川崎戦練習試合‼️

コンサ第二キャンプの締め括り、川崎戦練習試合は、
チームリリース
45分✖️4本
1本目:札幌 1-3 川崎
2本目:札幌 1-4 川崎
3本目:札幌 0-3 川崎
4本目:札幌 3-1 川崎
得点者 鈴木、宮澤、金子3 です。
詰まり、2試合を実施ですが、選手起用を実戦に近づけ、11人+3人のセット✖️2=28人を実戦テストした訳です。
第1戦が、Aチーム、第二戦が、Bチームでしょう。
結果は、
Aチーム2-7敗戦、Bチーム3-4敗戦。
評価は、色々ありますが、
Aチームの前半戦の1得点、後半戦の1得点の獲得時間、試合開始直後〜ハイプレスが作動した時間に注視です。
ハイプレスによる得点かどうか、ハイプレスタイムがどこまで延びているか、が分かるからですね。

しかし、明日熊本第三次キャンプは移動して、キャンプ第5週となるも、ルヴァン杯第一戦まで、中5日間となり、新項目練習追加は不能で、フィジカルコンディション改善・コントロールと、連携確認程度で、ハイプレス改善、特に、ハイプレスタイム大幅延長のトレーニング期間は有りません。
ハイプレスタイムが、短時間しか機能しない現状だとすると、ハイプレスと通常戦術を使い分ける、戦術転換を試合の中で、臨機応変に行う事が必要となりますが、そのコントロール方法とレベルアップは必須事項で、ルヴァン杯第一戦の実戦・シーズンスタートまでに、確定していなければなりません。
そのコントロール方法としては、
a.新戦術ハイプレスのスイッチとコントロール
b.試合途中戦術転換の2つがポイントですね。
a.ハイプレスのスイッチとコントロールは、
スイッチは最前線の3トップ選手、しかし、二列目三列目最終ラインの連動のコントロールは別選手となる点です。
一旦ハイプレス作動のサイン・スイッチが入ると、全選手がポジションアップ、前のスペースを埋める連動と、最前線でのボール奪取プレーと二列目のサポートポジショニングは、チーム一体プレーとなります。
その一体プレーのスイッチは、最前線選手が相手最終ラインへ襲いかかるプレーでスイッチオンです!ポイントは、コントロールは別選手で、二列目三列目最終ラインまでの現況を情報把握・判断し、即座適正に出来る選手だと言う事です。ハイプレスのコントローラー・司令塔で、ポジション的には、三列目のボランチとサイドが適します。今日の起用選手次第ですが、例えば、宮澤・駒井・田中・深井・金子はその能力は持ったますね。
Aチームの起用選手が注意ポイントですね。
問題点は、そのコントロールの出来です!
注視ポイントです‼️
b.試合途中戦術転換は、
全選手が共通理解の上、コントローラー・司令塔のサインで、一斉戦術転換となります。詰まり、二列目以降、特に、三列目最終ラインのフィジカルダウンに合わせ、チーム全体での前進がスピード・アップ幅で低下し始めたら、ハイプレス戦術は機能ダウンし、スペースを産み、相手カウンターリスクや再ボール奪取不能との事態が濃厚として、通常戦術に戻す訳です。
そのタイミングと戦術転換がスムーズに進むか、も問題点となります。
ハイプレス戦術の初歩段階では、多様な問題点が多発し、その改善が進む事で、戦術の機能度が上昇となりますが、現実に発生する状態は、初歩段階で、まだまだ改善事項が多数、と言う事です。
何よりも、ハイプレス戦術の大前提の、二列目三列目最終ラインの連動前進=相手カウンターではハイスピード後退が多発となり、上下動の運動量が絶対要件ですが、
前練習試合琉球戦では、僅か試合開始〜5分間、
本日でも、早々に作動・機能タイムが終了し、その後、守備混乱・被カウンター多発〜大量失点との状況と想定されます。
ハイプレス戦術の大前提の運動量・フィジカルが未だ大幅不足で、フィジカルコンディションが良化しても、解決する問題では無く、シーズン全般の中で、徐々に鍛えて行くしか無い事となりそうです。

せめて、45分ハイプレスタイムがあれば、時間帯や局面を選び、作動させ、得点獲得タイムとする試合展開・戦略もあり得ます。

どうするか?ミシャは。

posted by yuukun0617 |18:09 |

2020年02月08日

〜進化〜 シーズン前準備-14-キャンプ第4週目標

コンサの第二次沖縄キャンプ=コンサキャンプ第4週は明日の川崎対戦練習試合で終了ですね。
本来、キャンプ第4週段階は、
<2/3~2/10;実戦フィジカル1.5倍(試合形式)・新戦術・組織力構築>でしたが、
ミシャは、
新戦術〜ハイプレス・最前線からのボール奪取戦術〜をテーマに、集中トレーニング。
同時に、ここまで4週の累積疲労を、昨日・本日連続軽度練習としコントロールし、明日の川崎戦は、フィジカルコンディションを回復し、運動量とキレを取り戻して、新戦術が機能可能状態として、実戦練習試合としました。
前トレーニングゲーム琉球戦で、問題点となった
「最前線でのボール奪取に連動した、チーム前進、全スペースを埋めるチームプレー」を、
前練習試合の試合開始〜5分間作動を、〜20分間作動し得点獲得とする戦術とする訳。そして、複数得点獲得となれば、一旦、布陣を通常位置とし、フィジカル回復・冷静化タイム10分間、〜40分から、再び、ハイプレスタイムとして、追加点獲得を狙い前半戦終了、との45分の形成を目指します。
強力チーム川崎は、絶好のテスト相手ですね!
攻守バランスの良さ、個々選手の強さ、連携・組織プレーの得意なチームプレー相手に、上記状況や、近い状況が作れれば、シーズンに充分機能し、ストロングスタイルとなる新戦術が形になります。
そのための、運動量、身体・頭スピード、キレは作動可能状態まで、フィジカルアップさせ、前練習試合で起きた、試合開始直後のガス欠によるチームプレー実践の選手ごと格差は全選手のチームプレーで、改善・解消されます。

この様に、このキャンプ第4週は、新戦術の習熟に集中でした。

posted by yuukun0617 |17:39 |

2020年02月07日

〜進化〜 シーズン前準備-13ー琉球戦からの改善!

驚愕の琉球戦大敗3-7は、ショッキングな結果が第二次キャンプ終了直前の練習試合で発生。
マスコミは意外に冷静、サポーター間ではやや悲観も含めショックの反応ですね。
しかし、ミシャはともかく、スタッフ陣は想定内の事態で、改善策も明確ですが、やや時間が掛かる改善過程となり、一喜一憂せずに追求し続ける事が大切ですね。

大敗の原因は、確かに「新戦術・最前線からのボール奪取戦術」の反作用そのものにあります。
1.そのメカニズムは、
①コンサ最前線~3トップ~は、相手最終ラインのDF・GKに息つく間もなくタイトチャージを連動して仕掛けます。連動がポイントで、チャージャー以外はサポート役となり、最近接相手選手とターゲット選手の間で、近接パスを阻止し、ターゲット選手がボール保持に追い込みます。チャージャーは、そのタイミングを捉え、パス出しで逃げられなくなったターゲット選手にハードチャージを仕掛け、ボールロスト〜奪取とします。この様に、チャージする選手も重要ですが、サポート役選手の連動が無ければ、簡単に、叩かれチャージを躱されてしまうものですね。
②①での選手連動は、最前線選手だけでは無い点が、この戦術の最大ポイントとなります。この戦術の最大リスクが、「チャージによるボール奪取を失敗した局面の対応」で、この対応が甘いと、相手からの逆カウンターの餌食となり失点多発となります。
正に、琉球戦は、典型的な大量失点パターンとなった訳でした。
メカニズムは、①のボール奪取失敗の局面から始まります。
多様な理由、例えば、ターゲット選手のフィジカルが強くチャージャーが当たり負けして逆に弾き飛ばされる、相対的にチャージャーのボール奪取力が低く取り切れない、ボール奪取タイミングが遅過ぎる、など相当色々にありますが、ボール奪取のチャージを躱され、ターゲット選手がパス可能となった局面がポイントです。
最終ラインのターゲット選手は、チャージャー選手よりも、位置的優位ポジションから、2列目や最前線へのパスを狙います。
この局面でのポイントは、2つに集約されます。
・先ず、パスの出し先=受け手へのコース阻止で、相手選手がスペースで受ける事を阻止する事が必須です。詰まりは、空いているスペースは全て埋めるプレーが相手ボール奪取の瞬間には、完成して居なければなりません。タイミングは、簡明で、ハイプレスと連動して、スペースを全て埋めるチーム連動プレーが、この戦術の根幹と言う訳です。
・同時に、掻い潜ったターゲット選手へ、その瞬間に「パス出しを阻止するプレー」も必要です。当然ですが、チャージャーは置いてかれたますし、サポート役の前線選手は、そのポジションからは距離が有ります。ここから、必要選手として、二列目~ボランチかサイド選手がその対象選手で、ボール奪取チャージの直ぐ後ろで、「第一チャージ失敗」となった場合、該当ターゲット選手がパス出し前に、タイトチャージを狙うとのプレーとなります。有り難い事に、このプレーは、上記の、他のパス受け手へのパス阻止策と同一プレーです!
詰まり、ハイプレスと連動して、スペースを全て埋めるチーム連動プレーこそが、第一チャージボール奪取失敗の第二チャージボール奪取、更にそれも躱された場合は、第三チャージの準備も完了する、チームプレー戦術となる訳です。

2.改善策は
琉球戦で、欠けていたプレーが何か、もうお分かりでしょうが、点検ポイントを記載すると、
①最前線3トップのチャージ・ボール奪取力
未だまだ、技術・タイミングは低いですが、チャージの源泉体幹フィジカルは、ジェイ・ロペス・武蔵・ドウグラスは◎で素質充分、チャナティップはタイミングが◎フィジカルは△、駒井や中野・金子は○、藤村・ルーカス△。
問題点のひとつ目が、荒野の飛び出しチャージは、第二チャージであって、第一チャージとすると、戦術誤りでした。一見、好プレーに見えても、✖️プレー。その空けたスペースを突かれ失点でした。
又、前線3トップの連動も未だまだでした。
②それ以上に問題点が、2列目・3列目などチーム連動のスペース埋める前線連動の不徹底で、大量失点の直因でしたね。
最前線、又二列目が相手ゴール前迄前進し、新戦術を実施するも、3列目=ボランチ・最終ラインは前進が甘く、陣形が千切れ、スペース多発し、そのポジションで相手選手が自在にパス交換し、ブロックチーム守備が崩壊している状況で、左右、前後を切り崩され失点を重ねたものでした。
その、前進しなかった理由は、
・選手の戦術理解のばらつき
・選手の意識のばらつき
・選手のフィジカルコンディションが考えられ、場合にはその複合型ともなります。
大事な事は、どの選手が穴を開け、スペースを打ち出してしまったのか、と個別選手ごとに相違、との点。
改善策は、該当選手の改善に尽き、改善しない場合は、起用候補から除外、との単純策で改善です。実際、選手の戦術理解も意識もあったが、フィジカルコンディションが低下し、プレーしたくとも出来なかった選手も多く、フィジカルコンディション改善で一気に大きく改善する事態とも推測される所です。

3.現況
既に、戦術理解が進んだ「戦術プレー実践可能選手」は複数存在するも、スタメン候補全員では無く、そのレベルアップが緊急課題。
しかし、新戦術に絞り込んだトレーニングで、その差を埋めるトライ中です。
次の練習試合・川崎戦に、どこまで間に合うかは不明ですが、ルヴァン杯第1戦までには、間に合わせる、と言う事ですね。

と言う事で、コンサが突然戦力ダウンした訳でも、新戦術が問題でも無く、新戦術の習熟・定着の問題で、具体的には、個別選手ごとの課題と言う事ですね。
巷に流れる悲観や誤解は、払拭し、速やかに戦術理解と習熟に邁進する段階で、サポーターも暖かく支援する場面と思います‼️

最後に、小野伸二の試合後コメント「コンサは、一致団結・一体となると強力チームとなり、ミシャのもとしっかり進んで欲しい」の通り、全選手の一体プレーがキーポイントで、言い換えると、速やかに、試合起用候補全選手が同レベルまで到達が現課題と言う事です。


posted by yuukun0617 |14:44 |

2020年02月06日

〜進化〜 驚きの琉球戦

3ー7で完敗‼️

前線からの守備の破綻例そのものですね‼️
ミシャが、浦和最終シーズンで発生した事象です。
最前線は、相手最終ラインでのボール回しでの、チャージ・ボール奪取を狙いますが、2列・3列目・最終ラインが連動してスペースを埋める前進を連動しなければなりませんが、選手の理解・意識不足、フィジカルコンディションからサボりが入った瞬間、スペースだらけで、ボール奪取などは夢物語、相手ボール回しをフリーとし、自在な攻撃を許し事となります。
ちょうど観戦に来た、岩政がSNSコメント
『今年新しく取り組んでいることにトライしていましたが不発。メカニズムの問題からクリアにするのか、選手の判断の仕方からアプローチするのか。判断基準を定める必要性がありますかね。』と戦術の問題と選手判断の問題のどちらかと指摘の通り、
見事に、大失敗となりました。

起用選手が誰で、どうしたか、が大きく、現時点での実像は、おぼろげですが、
2列目〜最終ラインの何処=特定選手の問題だと思われます。

ミシャの見せ所‼️発生❣️

posted by yuukun0617 |15:12 |

前へ