2021年10月22日
相変わらず治らない
昨日のトピックの一つといえば、ことクラシック音楽をよく聴くものにとっては大快挙のことである。 そうショパン国際コンクールについての話。 そのことは充分誇っていいことではあるのだが。 ニュースを見かける度に厭な気分になってしまう。
今回のケースでは日本人が2位と4位入賞ということなのだが、じゃあ1位はどうなのかという部分については、まず出てこない。 せめて名前くらい出せないのかという単純なこと。 「日本スゴイ」はいいけれども、それしか能がないのかと思ってしまうのだな。
この傾向はノーベル賞の発表でもあって。 今年の場合だと、日本「出身」で現在「米国籍」の人の受賞者があったのだが、これにしても本人ばかりクローズアップされてしまう。 今回の場合は3人の共同受賞なのに、他の2人のことは点で言及されない。 全くこの偏り方は何なのだろう。
そうね、スポーツでもそうだろう。個人対戦型で、決勝で優勝なり準優勝なりしたときに、対戦相手の情報が極端に少ない。多いのが「〇〇国の選手」という表現で、このあたりにも失礼という発想もないことに愕然とさせられるのだな。
正直なところ、このマスコミにおける癖は治らないのだろう。 最近とみに取り上げる選挙に対する姿勢でもそうだよな。 まあどうにもならんと、諦めるよりないか。
posted by akira37 |04:41 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)