2021年06月21日
苦労は絶えない
昨日のメインは、午後からの札響定期に出向くことであった。 本来は土曜日参戦がメインなのだが、この4月から土日の公演でシステム上スライドしたものの、日曜日の方が落ち着く様相ではある。
今回の公演では、ソリストの部分で渡航制限があっての変更があった。 もう何回目になるのだろう、このパターン。 先月の公演では大幅に変わって、曲目も指揮者もという部分ではこちらの方が大規模。 なお今回の公演でのピアノソロは今最も引っ張りだこである藤田真央であったのだが、こちらも本当なら昨年の「新・定期」第1回の登場予定だったのが中止になって約1年越しの待望の登場ということでもあったのだと。
9月の定期公演はkitara改装後初となるのだが、こちらも曲目変更の発表がすでにあって。 こちらもコロナ禍の影響があるわけだが、指揮者の方はもう1年半近く来日できていない首席指揮者で、札響60周年の記念公演の位置づけでもあるから、何とかなってほしいとしか言いようがない。
一方で、五輪に絡む部分では、すでになし崩し的になっているとの感想しかない。 陽性者が出れば、その周辺の人々は当然濃厚接触者であるはずなのだが、何の措置もなく行ってしまったと。 そもそも入国後は待期期間があるはずだが、その辺は無視されているし、飛行機同乗者に対する追跡も十分ではないし。 まだ五輪関係の選手入国が始まったばかりで、この先のことを思えば憂鬱になるしかない。
片方は苦労に苦労を重ねて、結局入国断念というケースを多く見てきているものにとっては、一方での特別扱いに忸怩たる気分にしかならないのである。
posted by akira37 |04:41 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)