2015年03月11日
複雑な気分を抱えながら
昨日の天候には参った。 今年初の本格的な雨。外出時から、ちゃんと傘を持たなければならぬ状況で。 天候の荒れ方も半端ではなく、すべての交通機関への影響が出てしまっていてか。 新千歳は午後ほぼ壊滅状態だったとか。 JRも札幌近郊含め、あちこちでの運転不可能な区間があり今日にも影響を残しているし。 最近の気象状況を見れば、ことあるたびに極端に振れるのが気がかりなのではあるのだが。
さて今日はあの日である。 正直に言えば、タイトルにあるような気分になってしまうのであるが、まずは2カ月前のことを見てみたい。 この時は阪神淡路大震災から20年ということで、あれこれあったのであるが、予想通り、「その時」だけであった。 その日を過ぎれば、また何事もなかったかのように進行する日々。 結局セレモニーだけの印象しか残らない。
で今日この日を迎えるのにあたっても同様のことが進んでいる。 当然ピークは今日になるが、それを過ぎてしまえば、また何事もなかったかのようになってしまうのは、確実なところなのであろう。 すでに暗澹たる気分の端っこにいる。
別に節目だから、特別にではないのだろうと。 厳しいことを言えば、4年目の日で見れば、じゃあこの1年でもどれだけ改善が見られたのか。 確かに近々JRの震災での不通区間が開通するということは喜ばしいのであるけれども。 いつまでも「たいへんだけれども頑張っています」的なことがメインというのも。 本質は違うだろうと考えるのだけれども。
色々な問題があるままだけれども、個人的に一番ショックがあるのは、仮設住宅に住んでいる人の多さ。 通常のイメージで行けば、「仮設」なのだから、せいぜい1年、長くても2年が限度というのが一般論であろうが、すでに4年近くなっているわけだ。 変でしょう、明らかに。 確かに新設するには場所や費用の問題があるけれども、あまりにも時間がかかりすぎている。 方やで首相がホイホイと外国に行っては、何億もの資金援助というニュースを見てはため息をつくしかなく。 誰だって思うだろう、順番が逆じゃないかって。 そうでしょう、自国の人よりも他国の人を優先してどうするのって。 そりゃ現地の人にとっては喜ぶ話かもしれないけれども、あちらの人だって変だと思う人はいるだろうと想像するがいかに。
時間は途切れずに進行していくのに、この時だけアリバイつくりのように何かやっています風なことは、もう止めてほしいのだけれどもね。 まあすでにマスゴミも死に体だから、期待できないことも悲しいのだがね。
posted by akira37 |04:41 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)