2011年09月11日
希望
本来であれば今朝の帰札になるのだが、今回は昨日昼過ぎには戻っていた。 札幌交響楽団創立50周年及び「50年史」発刊記念パーティー(正式名称が長い)に出席のためである。 会費が15000円(記念誌7000円含む)と高額のため、躊躇したのではあるのだが、怖いもの見たさもあって締め切り直前まで逡巡したのでもあったのだな。 少々解説をすると、今回のパーティーは9月の定期公演に合わせて行われてたのだが、公演は金土の2回あり、通常金曜日の方に出ているものにとっては2度手間になるので、土曜に振替えた次第。実際同じことを考えている人が多かったようで、その前に普段は金曜公演で見かける人を多数見かけてもいたのだな。 入口にあった花の数々。左にあるのはピアニストの中村紘子氏から。右から2番目はNHK交響楽団から。 場所はパークホテルであった。当日は他に結婚披露宴もあって、結構混雑していたのであるが、それに輪をかけて重々しい雰囲気にもなっていたのだな。 現在天皇陛下が来道中なのであるが宿泊中であり、開演前に外出されるという状況でもあったのだな。 ということだったので、私も初めてリアルタイムで拝見したのではあったのだな。 パーティーの詳細については省略。まあ来賓の挨拶として知事代理の副知事と札幌市長からとあったのだが、内容については雲泥の差であったことだけは記しておこう。
さてここまできて、タイトルとどう結びつくのか疑問があろう。 肝心なのは演奏会の方である。 札幌交響楽団の定期演奏会は、今月から「ベートーヴェン・ツィクルス」(交響曲の連続演奏)で、1回目は1番と7番をやったのだな。 7番といえば、最近では「のだめ」でブレイクしたから知っている方も多いだろうが、私の場合別な理由で昔から認識している部分があって。 故山本直純氏が司会をしていた「オーケストラがやってきた」という番組があった。その中でのどの回かは不明なのであるが、この7番を取り上げたことがあって。 理由はベートーヴェンの交響曲の中では「英雄」「運命」「田園」と有名な曲には副題が付いているのだが、いい曲なのに7番には付いていない。では勝手につけてみよう、というようなことをやったわけだ。 で最終的に付けられたのがタイトルにあるものである(と本当はちょっと自信がない)。
まあこれだけでは何のこっちゃで終わりそうだけれども、そうでもないのだな。 言うまでもなく今日という日付の意味の大きさも考えてのこと。 東日本大震災から半年、アメリカでのテロから10年。 ちなみにテロが発生した日は札幌交響楽団の定期演奏会をした日でもあって、当日のプログラムはその後に控えていてた創立40周年記念の英国演奏旅行の壮行の意味合いもあったのだな。
復興を口にするのはたやすいけれども、実現するのに困難は付きまとう。 タイトルのことばに願いを込めてもいるし。 そして今日の試合についても、かけていることもあるのだな。 ちょっと苦しいけれども。
posted by akira37 |05:26 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)