コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2009年03月14日

さもしい光景

昨夜のニュースでは、九州から寝台列車が消えることに関してのものがあちこちで見られた。
趣味の一つとして鉄道関連を持つものとしては、まったく関心がないわけではないが、一方で展開される光景に違和感を覚えてしまう。

「なくなる」ということだけで、騒ぎすぎていることに。

私の場合、列車の廃止や廃線になることを理由に乗りに出かけることはまずない(たまたまその時期にその方面に向かうのであれば考えないでもないのだが、目立つのも嫌いなので「最終」は避ける)。

騒ぐ前に考えて欲しいことは、「なぜそれがなくなるのか」ということであって。
単なる感情で普段乗りもしていないのに残念がっている無責任な「街の声」を見ていると、腹立たしさすら覚える。

その時が近づくときだけ大騒ぎ、というのは何とも見苦しく感じられてならない。
もし自分が普段利用している列車や路線が廃止されるのだとすれば、ひっそりと見送りたいと考えるのはおかしいであろうか。


もう一つ最近「さもしい」と感じたことに、いわゆる「高速道路1000円施策(正式名称を調べることくらいする気も起きない)」に関して、助成金が出るからとETC装置を買いに走る人々の姿、というのがある。
平日の昼間から、正直何やってんだろうかと。みっともなくすら思う。

この施策もいわゆる「給付金」同様、みっともないものだと考えるのだが、本来必要なのは、普段使わない人ではなくて、仕事に利用している人に対してだろう。
この恩恵を受けるのは、休日の一般乗用車に乗る人に限られているだけで、平日仕事で利用する特に大型車に対しては、何にも無い(すでにあるものの拡大と言う意味でも)。
何とも狭い範囲での人気取りみたいな。
思いっきりが無い、とでもいうのか。


何ともやりきれなさばかり募りそうなので、このへんで止めておく。

posted by akira37 |05:52 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)