2008年10月15日
フェリー航路室蘭撤退に寄せて
地元民としては、やはり感傷的にならざるを得ない話ではあります。 まあ道内的には、苫小牧があるから問題ない、で済ますのでしょうがね。 今回は残り1つということもあって大騒ぎになりましたが、少しずつ休止という名の廃止があったときは、あまり大きな話題にならなかったものです。 全盛時には同時に4航路あったのでしたっけね。近距離の大畑や大間以外はすべて体験していますので、ちょっと思い出しながら。 青森・八戸というあたりは、大学生時代に利用しました。本州側は駅まで遠くて辟易しながら歩いた記憶があります。 室蘭側は実家がありますから、たとえ朝3時台についても問題なし。 大洗は筑波での科学万博があった際に利用しましたか。こちらも最寄の鹿島臨海鉄道の駅までは歩きましたが、青森ほどではなかったような。 一番印象が深いのは直江津です。1999年のGW、行きはフェリーと高速バスでの上京でしたから、それぞれの運賃は5250円。時間の方では都合2泊船車中泊でしたから相当に時間をかけましたが、金額としては未だに上京にかかる分では最低記録です。 このときはすでに白鳥大橋が完成していましたから、出航時橋の下をくぐるのが新鮮でしたなあ。 ちなみに当時は室蘭勤務であったこともあって、コンサのホームゲームについてはシーズンパスの所持もなく、この年はGWに2試合続けてありましたが、行っていません。帰蘭時にフェリーで中継を見た記憶も懐かしい部分です。 青森へはもう一度とある団体で行きました。このときは夏のお盆頃でしたから、深夜の時間帯には他に大洗・直江津行きもあって、フェリーターミナルが考えられなくらいの混雑だったのを思い出します。 来年になればなくなるわけですが、立派にしたフェリー埠頭とターミナルの施設はどうなっていくのでしょうか。 何とも感傷的にならざるをえません。 本来フェリーは車のための部分が多いですが、公共交通機関接続では一番便利なところがなくなってしまうのは、なんとも惜しいことではあります。 そしてJ開催競技場で唯一フェリーで行って徒歩で行ける場所も無くなるということでもあります。 そうそう昔は試合中にフェリーが入港、なんていうのも見られましたなあ・・・。 以上、個人的感傷記であります。
posted by akira37 |07:27 | 室蘭 | コメント(0) | トラックバック(0)