2008年02月20日
危機感の欠如
しばらく熊本シリーズを続けようと考えていたのだけれども、昨日も大きな事件(事故ではあるが、深刻なので)が起きたので、ちょっと考察してみる。 たまたま16日に滅多にできない経験をしたと、今だから笑って書けるけれども、まあそもそも予定に余裕を持たせていて、深刻にならないレベルで済んだからではあった。これだけ旅の回数が増えてくると、ギチギチの予定を組むことが危険であることも事前に察知できるかどうかは判らないけれども。 精神的にゆとりを持っていると、結構冷静に対処して一方でそれを楽しむことなどできましたから、今や貴重な体験。 だからと言って笑って許せることにはならないとは思うのだけれども。 起きないに越したことはないけど、起きてしまったらどう対応するのか、そこが問われるわけで、今回起きた自衛艦の事件も結局またしても似たような教訓しか出てこない。 何故迅速にできないのか。 一つには目線が不安定なんでしょうなあ。肝が判っていないというのか、どこを向いているというのか。 16日の場合は乗客よりも管制官側に意識が行ってしまい置き去りにされている。 昨日の場合は救命よりもその後の言い訳に意識が行ってしまい結果報告が遅れる。 だから初動を間違えてしまって、混乱に拍車がかかる。 意識の底に危機感が足りない、と言われても反論ができないでしょうなあ。 別に結論を出そうとかではないのですが。 ただいつも最後は「この教訓を生かして」とかになるのが、どうなんでしょう。 向いている方向を間違えていると、何も変わらない気がします。
posted by akira37 |07:26 | その他 | コメント(0) | トラックバック(1)