コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年11月10日

赤く染まった『すすきのへ行こう』

浦和はうまかったなあ。そして速かった。
11月中旬の厚別。例年ならば雪が降っていてもおかしくない時期。
私は寒いのは絶対に嫌だ、暑いほうがマシだと思っていたので、
Kappaさんのファミリーセールで買った登山のタイツみたいなのを中に履き、
上も3枚重ね着したうえにレプリカを着て、カイロを貼ってダウンを着てマフラーを巻いていった。
地下鉄で見かけた浦和サポは薄着だ。
をいをい、この時期の厚別なめてんなよ~知らないよ~、と横目に思いながら。
しかし、すでに現地に着いていた人たちの「寒くないよ」情報は正しく、この格好では暑い。
大谷地駅から厚別まで歩くとますます暑い。着くなりアイスカフェラテを買ってしまった。

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三好がとてもよかった。代表に行く前にまずはチーム、みたいなコメントがあったけれど
まさにそれを体現しているかのようだった。
三好には、チームの中心選手としてプレーする喜びというものを知ってもらいたい。
「チームの中心選手としてプレーする喜び」、これはののがとっくんを口説いたときの文句なのだけど、
元選手だからこその考え方だな~なるほど~と思ったものだった。
選手は試合に出てナンボっていうのは素人でもわかるけど、それより一歩踏み込んだ考え方なのでね。
三好は川崎でも試合に出られることはあっても、レギュラーの中心選手ということではなかった。
すばらしいベテラン選手に囲まれよい経験をしながらも、掴みきれなかったのかもしれない。
昨年川崎は優勝したけれど、自分は貢献できていないので嬉しさよりも悔しさが大きい、
みたいなことを菅ちゃんとの対談で言っていた。だから移籍を決めたと。
それだけ川崎愛が強いとも言えるけれど、愛だけじゃごはんは食べられないのも現実。
川崎の選手としての大きな目標はあったとしても、
そこへの過程はいろいろな方法があるのではなかろうかと。
だからうちに完全移籍をして、チームとしても個人としても新しい景色を見にいこうじゃないの!

...とまあ、スリーショットの一件以来、すっかり三好贔屓になった私の勝手なひとり語りはさておき。

最近、毎試合のように惜しいシュートを放っていた進藤くんが久しぶりにゴール。なぜそこに進藤...!
進藤くんのゴールにはほかにとっくんと三好の3人が入り込んでいて、
ああいう厚みのある攻撃はほんとうにすばらしいなあと思う。
菅ちゃんも今年一年めきめきと成長したよねぇとしみじみ。
あとみんな、宮澤はたしかにすごいけど宮澤に頼ってばかりじゃあだめなんよ。
たまには宮澤を助けてやってあげてよね。などと思ったり。

試合後にブーイングがあった。したければすればいいけど、なんのブーイングかわからなかったわ私は。
多分審判に対してなのだろうけど、審判が勝敗を左右するような出来だったとは思わないし
確かに良い審判ではなかったけれどそれ以前にこちらが点を取れていないんじゃしかたない。
試合後にそんなでかい声が出せるんだったら、試合中にもっと出せたんじゃないのかいと。
厚別ではなぜか真ん中以外からは全然応援がきこえない。
熱烈応援席にいるから熱烈応援なのではなく、その場は最後まで応援する任務があると思う。
ゆるく応援したいならそういう席を選べばいい。声出して跳んでだけが応援じゃない。
応援は誰にも強要されていないはずなのだ。
でも、唯一立って応援することが許されている熱烈応援席は、そうではないんじゃないかと思うので。
声に出して届けなきゃ、相手には伝わらないものなのよ。

帰りぎわにまたブーイングが聞こえて、「まだ浦和サポは歌ってるのか~
『試合終了後のコールは選手が全て退場した時点で終了してください。』
って言っているのに~」と思っていたのだけど、
あとから浦和サポが『すすきのへ行こう』を歌っていたことを知る。
いやぁ~、ブーイングが聞こえたから怒った人もいたのだろうし、悔しくもあるのだけど
個人的には浦和のこういうところは嫌いじゃない。
J1に上がってもエレベーターチームと呼ばれ、勝ち点をもらえる格下チーム扱いされ続け、
うちが勝てば「札幌"なんかに"まけた」なんて言われるというのに、
いまだに浦和はこうしてうちのことを大々的にいじってくれるのだ。
こういう嫌味というか「お互いわかっているからこその煽り」は、
たとえばダービーなんかじゃよくあることだろうけど
ダービーができるチームがないうちとしてはやり合える相手がいないもんだから。
ともにJ2で戦っていたころから、浦和がアジアチャンピオンになった今でも
お互いはずーっと続くライバル関係なのかもしれない。

それはそれとして、だからこそ浦和にまけるとむかつくので
来季はなんとしてでも埼スタで勝って相手を黙らせたい。
そしてほんものの赤黒い『すすきのへ行こう』を埼玉に響かせてやりたいな。


posted by ひとみ |19:44 | 試合観戦 | コメント(5) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:赤く染まった『すすきのへ行こう』

埼スタには、すすきのへ行こうを歌いたいがために昨年今年と行きましたが、来年の楽しみにとっておきました。

posted by sapporo789| 2018-11-13 13:59

Re:赤く染まった『すすきのへ行こう』

こんばんは!

私もめちゃんこ寒がりなので真冬か!ってくらい厚着して厚別に行ったんですよ。

今シーズン厚別でやったマリノス戦もガンバ戦も超寒かったし、もうあんな寒い思いはしたくない!と思って。

そしたら全然寒くない…って言うか厚着し過ぎて汗だくになりました(^◇^;)

浦和の応援は迫力ありましたね。

私もゴール裏で自分の出せる精一杯の声で歌い応援しましたが、周りにはぜーんぜん声を出さない人もいて。
声は出さないけどゴール裏を選ぶ理由って、いったい何なのかほんとに不思議です。

今シーズンもホームゲームは残り1試合のみですね。
早いぃぃー。寂しいぃー。

posted by なるる| 2018-11-13 22:36

Re:赤く染まった『すすきのへ行こう』

こんばんは、熱烈応援席で私も応援していて同じ事をいつも思いながら応援しています。ずっと跳びはしませんが、声は必ず最後まで出しています。負けず嫌いなのか応援も相手に負けたくなくって。そのせいか1度声がつぶれました(笑) それと浦和さんに対する思いもなんか憎めない感じで結構好きですね。浦和さんはフューチャーズ(今のサガン鳥栖)が大変な時に助けたり、うちの復興支援イベントをしたいと申し出をしてくれてそれが実現しましたよね。度が過ぎる時もあるけれど情が深くて優しい人達だなぁと思います。

posted by 5310| 2018-11-13 23:29

Re:赤く染まった『すすきのへ行こう』

試合に限らず着る物の選択に困るこの頃です。
そうか浦和、ウチに勝つのがそんなに嬉しいか。来年から再び絆?のダンマク合戦やりたいな。ウチくらいのもんでしょ、笑って許せるの。
日曜はありがとさんだ。疲れ過ぎて前夜1時間しか寝れなくて断念したけどチャナと槙野がウジャジャケてる画を見て楽しくなりました。

posted by owls| 2018-11-14 08:59

コメントありがとうございます。

>>sapporo789さんへ

来年もJ1なのが確定しているってほんとうに嬉しいものですねー。
埼スタへ、3回ぶんのすすきのへ行こうを歌いにいきましょう!

>>なるるさんへ

こんにちはー!
そうなんですよ、春先の厚別がほんとう~~に寒かったので
あんな寒いのはもう嫌だ!という気持ちだったのです。暑かったですね。笑
でもやっぱり寒いよりはよかったのですよ...寒いと応援どころじゃないですもん。

浦和ははじのほうの席までしっかりみんなで応援していましたね。
そりゃああれだけの声量になるってもんです。
そうなんですよ、声を出さないのにゴール裏にいる人ってほんとうによくわかりません。
なんとなくそこにいるだけで応援している気になっているのでしょうかねぇ。
誰かにやれと言われたわけではないのだから、自分に合った席に行けばいいのにぃ。

あぁ...ほんとうに早いですね...オフシーズンは土日にすることがなくて困ります。笑
私はホーム最終戦に行けないので、磐田戦が今季最後になりそうです!

>>5310さんへ

こんにちはー。声お大事にしてくださいませー。
応援も相手にまけたくないって、ほんとうにそうですよね。
選手たちにも「相手の応援のほうがすごかった」なんて思われたくないですし!

浦和は悪いイメージがつきまとってしまっていますが、購買力はすばらしく、
義援金などのときにはさすがサポーターが多いチームだけあって金額などもすごいですよね。
槙野なんかも試合だとイライラしますが、根はいいやつなんだなあと思ったり。笑

>>owlsさんへ

そうそう、なんだか浦和はうちが大好きなんだなーってかわいく思えます。
すすきのへ行こうを歌っている動画を見ると浦和のスタッフさんが止めに入っていますが、
こういったものをクラブとして罰することなどしないでほしいものですね。
まぁスタッフさんは仕事上、笑って見逃すわけにもいかないでしょうけれど...。

名の知れた選手たちが宮の沢にいるのは不思議な感覚でした。ほんとうに感謝ですね。

posted by ひとみ| 2018-11-17 12:55

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