今宵も完封勝利！

昨日の千葉戦はJALさんサンクスマッチ。
これでもか!というほどドーム内がJALさんづくしになって面白かったなー。

・毎度のことながら入り口でたくさんのJALスタッフさんが迎えてくれたり
・DJの潮音さんが空港の場内アナウンス(というのか？)風に喋ったり
・ポイントポイントでキーンという飛行機のエンジン音が流れたり
・本物のCAさんが来てくれたり
・JALカードは持っていたら得ばかり、持っていないと損だったり
・そのJALカードブースではゴンがテレビに出ている時のようなテンションで
　気軽にサポーターに声をかけていたり(素晴らしい!)
・マッチデイプログラムが『Vocs』＋『SKYWARD』で『vocskyward』になっていたり
　(これ考えた人すごいなー飛行機フリーク・JALさんフリークにウケそう)
・マッチデイの最終ページにはJ2のアウェイルートの日本地図があったり
・その地図の下には飛行機内での注意事項のような書き方で
　スタジアム観戦マナーが書かれていたり(これ、よく見るとものすごく凝ってる!)

とにかくJALさんづくしになっていた。気合いを感じた。
何かこっちもネタを用意した方が良かったかな、と思ったほど...。
サンクスマッチで勝てたことに一安心。
キックインでコールをしたのも久々かも？
今更だけど、スポンサー紹介で石屋製菓・サッポロビール・JALと
企業CMなのにサッカーづくしのCMが続けて流れるのもとても嬉しい。


サッカーの悔しさは、サッカーでしか晴らせない。
ということを見事に体現した試合だった。
選手たちにはフクアリでの千葉戦を「悔しい」と思える心の強さがあったんだ。
「上位との差はこんなにあるのか...ボーゼン...とにかく切り替えないと」
ではなかったということ。悔しさがあることが嬉しかった。
「もっとやれたはずなのに悔しい」
「やり方を変えれば勝てたかもしれないのに悔しい」
「点を取るチャンスをつくることもできたはずなのに悔しい」
千葉との大きな差を諦めていたら、このような結果にはならなかった。
表に出てこないけれど、こういうモチベーションづくりは監督やコーチ陣の力だろうな。
千葉のセットプレーがゾーンで、純平がいたあたりが空くというのは沖田データかな。

前半良い時間に1点目が入ったことも大きいけれど
90分あれだけの声量の応援というのはシーズン通してもなかなか無いと思う。
それだけサポーターにもリベンジの気持ちが強くあって
あとは試合前の席詰めの効果もあったかも。
アフターゲームショーのベストゴール投票がノーカウントなのが残念だ。
でも4点も取っちゃったから票は割れていたかもしれないな。むふふ。
4点ともとても良い時間での得点。前半後半2点ずつ。良いわぁ。

MVPには砂さまも選んでほしかったな。3アシストって素晴らしすぎじゃない。
あと河合さんか山ちゃんあたりも。山ちゃんはほとんど競り勝つんだよなぁー。
ああいうのって背が高いだけでも、ジャンプ力があるだけでもだめで。
山ちゃんの素晴らしさは曽田にじっくり語ってもらいたいところだわ!

昨日のホスンの出来っぷりには賛否両論ありそうだけれど
緩急をつけたキックは高原など近年のコンサGKには無い独特のもの。
見慣れないせいかキックミスが多いように見られるかもしれないけれど
これって実はすごーく面白いチャレンジなんじゃないかと思う。
千葉の選手は振り回されたかも(え？うちの選手もじゃん？、とか言わない)。

芳賀ちゃんが交代してピッチを降りていくと
ベンチからササ～と岡山さんとヤスが追いかけていってそのまま中へ消えた。
こういう時に声をかけるって、なかなか出来そうで出来ない。
本人がどんだけ悔しい思いをしているかは他人にはわからないし
何もしない方がお互いラクではあると思うのだけど、敢えて声かけに行った。
だからこそ、いつの間にかピッチに戻って来ていた芳賀ちゃんの姿が、
試合後すすきのへ行こうで微動だにしない芳賀ちゃんが姿が、あったんだろうし。

こんなに良い試合を良い精神状態でできることはなかなか無いから
次もこの勢いでというようにはいかない。
調子が上向きの時は、昨日のように「あと一歩」が出るもの。
京都戦は宮澤と、もしかしたら芳賀ちゃんもスタメンではないかもだし。
勝利に浸っていたいところだけれど、中3日。しっかり切り替えて函館へ行こう。
千代台で全然勝ってないしなー。勝ちたいなー。

この記事に対するコメント一覧

Re:カタチから入るJALさんサンクスマッチ

昨日は後半からしか見れませんでしたが、印象的なシーンがありました！
それは、千葉の決定的なシーンでホスンのスーパーセーブ炸裂！です。
あの時竜ちゃん一歩遅れてて、ホスンが詰めてくれなかったら、多分ガツンと行っちゃってたと思うんです…
昨日の竜ちゃんは、そのくらい鬼気迫る雰囲気でした。
ホスンのおかげで、黄紙もらわなくて良かった！
と、その瞬間思いました…っつか、口に出してましたが（笑）
キックの精度はこれから、連携で上げればいいのです。
まだ若いし、GKは20代後半から安定するもんだと思います。
まずは守る、ゴール前でポロリとかしないことが一番。
混戦からいかに弾き出せるか、のほうが大事かと。

とにかく無失点！それが一番嬉しいです、守備好きとして。
長々と失礼いたしました！(^_^;)

posted by ゆっきぃ| 2011-08-19 01:24

Re:カタチから入るJALさんサンクスマッチ

試合前にトイレで並んでいたらゴンの声が聞こえたので、
大型ビジョンで告知ＣＭでも流しているんだな～と思っていたら、
ＪＡＬブースに本人がいました。
声でかいって！

試合後に回ってきたヤスは膝をぐるぐる巻きにしてアイシングしてましたね。
ピッチ練習してただけなのにぃ。
むー…。

posted by rocket2号 | 2011-08-19 08:23

Re:カタチから入るJALさんサンクスマッチ

こんばんは。
ＪＡＬサンクスマッチは、飛行機好きには、
刺激的でした。

羽田空港からは、始発に乗れました。
家で昼寝していたら、キックオフに遅れそうになりました（笑）

千葉戦、選手の気持ちにビックリ！
前回のフクアリでは、完敗では無かったので
やり返せたかも・・・
精神的に完敗していたら、リベンジ出来ないはず・・

『完敗なのかな・・・』の真意が、よくわかりました・・

函館、室蘭は、勝たないと・・・絶対に・・・

posted by 団長Ⅱ| 2011-08-19 20:34

Re:カタチから入るJALさんサンクスマッチ

仕事人ＮＩＧＨＴでもあったあの日、コンサを支援する多くの仕事人の総力があったんですね。

僕にとってのスタジアムは非日常の世界ではなく、仕事の延長を見る思いなんです。
以前に、プロスポーツは夢の世界ってわけじゃないと書きました。
それじゃ希望も何もないじゃないと言われても、いや、だからこそ豊かなんだと答えたいんです。

迎える人も訪ねる人も、面倒くさくても辛くても、なんとか一日こなして、みんながあの場にいることが豊かなんです。

有無を言わさず、夢の世界だってのは無理なんです。

大勝の後は２－１をモノにして欲しいけど、祭の続きを函館の人に見てもらいたいな。
その後勝ちっぱなしでホームに戻って、また仕事人ＮＩＧＨＴですね。

posted by owls| 2011-08-19 21:09

コメントありがとうございます。

>>ゆっきぃさんへ
あ、その場面、現地で観たような気がします。
PA付近の左サイドでの出来事だったと思うのですが。
河合さんにはカード3枚を一試合でも長くキープしていただかねばですからねー。
私も、キックの精度はあまり考えなくて良いと思います。
キックは上手い方ですし、ミスといえばそのままラインを越えてしまうものくらいで。
ホスンの年のGKでキックが上手い選手もそう多くはないでしょうし。
シーズンはじめの頃はもっと調子が良かったので
まだ波があるのではないかと思うんですよね。若さゆえ、問題無しです。
4点取ったらもう絶対に完封したかったですからねー。ほんと嬉しいです。
で、竜二Tは買えましたかー？

>>rocket2号さんへ
私もそのゴン、見ました。声でかかったですよねー。
「お父さん!JALカード持ってる？あ、持ってるの？OK!」なんて言ってたりして。
千葉サポーターに写真撮られてました。
ヤスは試合に出ていない時にアイシングぐるぐるが多いですよね。
まだ完全ではないということでしょうか。
入院していた時に一番にお見舞いに来てくれたという芳賀ちゃんの怪我は
ヤスにとっても悔しいものでしょうねぇ。しかしなぜピッチ練習でアイシング...。

>>団長Ⅱさんへ
こんばんはー。
お金をかけず頭を使う、工夫を凝らしたサンクスマッチでしたよね。
JALさんの方からの提案だったんでしょうかねー。
ああいうものが可能ならば、他のサンクスマッチももっと色々できそうです。
フクアリでの千葉戦で生まれた選手たちのメラメラが
まだ熱いうちに試合ができたことは良かったかもしれませんね。
日程どおりシーズンはじめだったら、または日程が後半の後半だったら
同じような試合はできなかったかもしれないなぁと思います。
木っ端微塵にやられた...という印象は選手たちは持っていなかったはずです。
少しだけそう感じていたとしても、のぶりんが立て直してくれたのでしょう。

>>owlsさんへ
あぁ確かに、日常の延長と感じることの方が
Jリーグ100年構想の発想に近いのかもしれません。
owlsさんが書かれたこととはちょっと違うかもしれませんが
「今日暇だなー、サッカーでも行くかー」とか
「日曜日は何して遊ぶー？サッカーのチケットあるけど行くー？」とか
そういう何気ない日常の中にとけこむことって、ものっすごく理想です。
ということは、仕事人ナイトってものっすごく理想的な企画だったんですね。
ものっすごく現実的なんですけど、ものっすごく夢があります。

posted by ひとみ| 2011-08-19 23:37