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2009年04月13日

意識の統一

語学の勉強をするときに、言語を学ぶことを最終目的とせず、勉強することで何をするのか、更に先の目的を持ってないと、なかなか上達しないと言われています。
(はい、自分のことは棚の上~!)

コンサが勝ちそうで勝ち切れない原因も、そんなところにないかなあと思うんです。

昨日の試合、目の前の1点を守ろうと必死なのは、見ていてよおく分かったんですが(だからこそ、1点取りかえされたときに、思わずひざまずいてしまったのでしょうが)、ハーフタイムの監督の指示で「0対0のつもりで」とあったように、あくまで後半の目的は、守りきりではなく、もう1点だったはず。

たとえ1点とられようが、自分たちは追加点をねらうんだという意識が、チームとしてあったのか、守りに入ったり途切れそうなメンバーがいたら鼓舞するような声かけや行動がとれていたのか?
やっぱり、サッカーはチームプレーですから、皆が常に同じ意識を持ってプレーしてないと、勝つのは難しいですもんね。

さらに理想を言えば、目の前の1点を守りきることでなく、自分たちのサッカーを作っていくというのが、最終目的であるという、その為に、この試合でそのとき、何をしないと行けないのかを考えることが、成長できる、さらに勝っていけるチームになるための、回り道のようでいて近道のような気がします。
きっと大分や山形なんかも、そんな点で苦労したぶん、今があるんじゃないかなあと。

負けがこんでいるチームならなおさら。
練習でも試合中でも、何度もしっかり話し合って確認しあうことが大切そうですが、その辺、今季のチームはどうなんでしょうかね。

posted by じゅうよっつ |21:23 | コンサ |

2009年04月12日

負けちゃあいません、スカパーさん

スカパーの実況さん、コンサは負けてませんよー、引き分けです。
勝てそうな試合を分けて、そう間違えそうな試合展開ではありましたけど。
(せめて解説の大森さんには、気づいて欲しかった・・・)

キリノ選手の個人技でとった1点だから、1点リードの後半とは言っても、まだチームとして波にのってるかどうかは、いまいち不安でした。

大森さんは、いい試合をしてると言われてましたが、私にはいまいち、そう思えませんでした。
ボールをもらったらまずドリブルでなくて、パスの出しどころを見つけるようにと、石崎監督は仰ってたそうですが、どうしても一呼吸入れてしまい、富山の選手からのあまりはやいチェックがなかったのは幸いでしたが、そうでなかったら、ボールを取られてカウンター、失点と、今度は間違いではなく、ほんとうに負けていたかも知れません。

だから、やっぱりここはハーフタイムに監督が要求したように、0対0のつもりで試合をするべきだったんだと思います。

たしかに、そこかしこに、中盤の若手選手達の果敢な攻めもあったんですけど、勝てる、勝たなきゃ、と思った時から、守りに落ち着きがなくなり、焦って消極的になってしまった部分があったような気がします。

そして、ちょっと前には安心してみていられらたのに、今や真逆で「集中、集中!」とテレビに向かって思わずつぶやいてしまうセットプレーで、どうしていつも?と思ってしまうぽっかり空いた穴から1点とられてしまいました。

あそこで倒れてしまった選手の皆さんの姿が、いかに今日の試合、このまま勝ちたい!もう少しだ!と気を張りつめていたのかを現していました。

が、やはり、ここで思いが断たれたのではなく、今度は攻めに向かう気力に切り替えられなかったのは課題かもしれません。

もう少し欲を出して、まだ何も決まっていない、自分たちはもっと出来るんだ、ここで終わりじゃないと、常にもっと先をねらって行く事が大切かも(パスも、しかり!)、と思いました。

posted by じゅうよっつ |19:40 | コンサ |

2009年04月11日

明日の試合のいいところ

明日は、クライトン選手とダニルソン選手が出場停止です。

今まで、クライトン選手中心の試合展開だったのが、どう変われるのか、楽しみです。
外国人選手が2人も欠場とは言っても、キリノ選手が残っているし、彼は、なんとなく、まだ慣れてなかったころのダヴィ選手を思い出させて、彼がいてくれるというのは、かなり心強い気がします。

相手チームにとって、クライトン選手がいないのは、マークすべきコンサの選手が誰なのか焦点がぼけてしまい、うちとしては動きやすいかも知れません。

相手をきりきり舞いさせるような、暖かな春の空気を吹っ飛ばすような、若さ溢れる90分に、是非なって欲しいです!

posted by じゅうよっつ |16:55 | コンサ |

2009年04月08日

生命力

診察室までご一緒したのがきっかけで、その後お会いするたびに、すこしだけ話しをするようになった患者さんがいらっしゃいます。

私とほぼ同年齢の物静かな女性で、ネコの話とか、着ているものの話とか、ちょっと込み入った話とかも、気心が知れてからは、たま~にきつい言葉も交えて、互いに、結構さぱさぱ話したりしてます。

でも、初めてお会いしたときの記憶はあんまりないそうです。
それくらいお具合の悪い感じだったのは、素人目にも見て取れるほどでした。
診察室までの道のりを、休み休みご一緒したのを覚えてます。

今日は山菜の話になって、「タラの芽は野生のはもっと味わいが深い」とか、「自然のふきのとうはこんな形」とか、木の実やキノコ捕りで間違えた(あぶな~!)話しとか、凄く詳しいので、感心して聞いていると、果ては、「この辺は昔マムシがいて、おやつだった」とか「風邪ひいたときには、タニシの煮汁がいい」とか「ドジョウを捕まえて鍋にすると・・」とか、どんどん話が勇ましい方向へ行き、彼女は、静かに、でも、すっかり雄弁に。

凄いなあ。
きっとこれから先、一番必要になってくるのは、こういった生命力、自分で生き延びる力だろうなあと、つくづく感じたのでした。
もし世界の終わりが近づいたら、ヤワな現代人が次々ばてていく中で、彼女は絶対、最後まで生き延びる一人になるだろうと、確信しました。
たくましい生命力に触れて、勇気づけられた気が(根拠もなく)しました。

posted by じゅうよっつ |22:05 | 考えごと |

2009年04月07日

篆刻

先日ボストンで最初に私と会ったのが運の尽きで、私と水族館の仲間との間を取り持ってくれたジェリーに、何かお礼がしたいと、ふと思いつき、篆刻を始めました。

むか~し(←ほんとは3つくらいは書かないと・・)、高校生の時にとった芸術が書道で、その先生が篆刻が得意な先生だったために、授業で習いました。

その後、近年の篆刻ブームで材料が手に入りやすくなって、何度か旦那や友人に、当時習ったことを思い出し、思い出し、作りました。
今回は、4度目くらい。
だから、本当は人にあげられたもんじゃないんですが、まあ、気持ちだけくみ取って、ということで。

篆刻の時、一番好きなのは、字を選ぶことなんですが、今回は、ジェリーの名字、ライアンを当て字で選んでみました。
らい=来、頼、雷、礼 あん=庵、安
当て字と言ってもやっぱり意味もあんまりなものじゃあれですし、あと、組み合わせがバランスよくて、何より彫りやすいもの!(なにしろまだ4度目ですから~)

結局、来安に決定。
できあがりました。

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posted by じゅうよっつ |23:33 | 暮らし |

2009年04月06日

言葉の魔力

負けが続くと、サポにも、現実的なものからほとんど妄想に近いようなものまで、いろんな反省点(?)が浮かび上がります。
プレーのあそこはああすべきだった、誰それが行けなかったというものから、応援の仕方が悪いんじゃないか、果ては、自分が試合を見たのが運を逃したのかもなんてことまで、本気になって考えたりするものです。

今朝私も、ふと、思いました。

コンサドーレには雪国のハンディがある。
練習場がシーズン始まっても使えない、キャンプが長引く、うちに帰れず疲れが溜まる、だから、なかなか春先は調子が出ない、これからが本調子になるはず。

また、今年は若手が多い。
ベテランが少ない中で、去年とは全く違うプレースタイルで試合に望んでいるのだから、それになれるまでには、時間がかかるはず。

この2つについて、私だって、真実だと心から思ってました。
今までは、これは、選手の置かれた立場を理解しようとしての言葉以外の何者でもないと考えていました。

でも逆に、こう言われることが、選手の可能性を狭めているのかもと、ふと思ったんです。

例えば、「若いんだから何でもできるよ、やってみなよ」と言われる代わりに「まだ若いんだから、出来なくても無理はない」と言われたら、自分たちにはまだ無理でもいいのかも、と言う意識がどこかに残ると思うんです。

雪国のハンデにしたって同じ。
シーズン初めに負けがこむと、まだ練習不足で調子が出てないのだからしょうがないかもと、とらえるかも知れません。

これから絶対!と、調子が本当に出てくればいいですけど、もともとどこまで調子が悪くてどこから調子が出ると期間を区切っているわけじゃなし、まだだな、まだかも、とずるずると行き、だんだん自信も喪失し、取り返しがつかなくなるいう悪循環に陥ることも考えられます。

もしかして、こんな風に選手寄りに考えるのって、選手の為にならないのかも、選手のためには言わない方がいいのかも、なんて思い始めました。
なにせ、メンタル弱いチームですし(というのも言わない方がいいのか!)、魔法の言葉にひっかかりやすいかも。

そうだ、同情や言い訳じみた言葉より、もっと可能性の広がる言葉を使うべきなのでしょうね。

次節は、監督のサッカーを90分体現して、勝ちを掴むんだ!
君たちには出来る!
君たちがやらなくて誰がやる!
期待してるよっ!信じてるぞ!
(これでどうだ!)

posted by じゅうよっつ |22:02 | コンサ |

2009年04月05日

見ていられないけど見た

サッカーは難しいなあ、とつくづく思うこの頃です。

一人一人が、自分が何とかしようと思わないと、最終的にはどうにもならない、かといって、いくら技術的にに秀でていても、各人が好き勝手にやってそれが通るほど甘くはない。
プレーを組み立てていく中で、中途半端なプレーがどこかにあれば、絶対に得点や防御は成立しませんもんね。

初めから気持の入りようが違っていたっていたクライトン選手(鉢巻きしてたし~!)や上里選手の周りで、空回りするようなチームの雰囲気が何とも言えませんでした。

誰かに預けるということは、預けさえすれば、あとはその選手が何とかしてくれるという甘えではなく、その前後にどんなプレーをするのかが大事なんだと思います。

1対多数じゃ、どんな選手だって勝ち目はありません。
一人が試合をやってるわけじゃないですものね。

前回の試合の感想をコピペしてもいいくらい、今回も、決められそうなところで決められず、好機を逃したために相手の運を呼んでしまった感じです。
そして、前回と同じように、実力的には、対戦相手の熊本に見劣りのするチームでもなかったと思います。

クライトン選手がレッドで退場(ちょっと同情します)したあと、少しは状況が変わるかと期待していました。
既に大量失点したあとで、勝ちは望んでいませんでしたが、どんな風に試合をやっていけるのかなあと。(ここまで来ると、かえって冷静に試合を見ていられます。)

試合が終わって応援席が映ったとき、サポの方々が、胸に手をパンパンとあてて、選手に気持ちを要求しているのが見えました。
そうなんだと思います。

石崎監督も前回の試合が終わったとき、心と技術のどちらが欠けても行けないと反省をうながしたそうですが、今のコンサでこの2つを天秤にかけると、ぽーんと心が飛ばされそうなくらい、均衡がとれてません。
そして多分、気持ちが入ってないと、練習でも試合でも、身に付くものは無さそうです。

心って難しいですよね。
へたくそなチームだったとしても、途切れない気持ちが1つになれば勝つこともあるし、常勝チームであったとしても、1つのプレーにダメージを受けて、気持がバラバラになることもある。
(あ、決して今日に試合のことではありません、一般的に、です)

でももう、頑張っている選手が虚しく見えるような試合は、見たくないです。

posted by じゅうよっつ |15:47 | コンサ |

2009年04月04日

これをチャンスと思って

明日は、ゴールキーパーが佐藤選手から荒谷選手に代わりそうですね。

近距離の気合いの入ったシュートにはめっぽう強い佐藤選手、この5試合、結構、前に出たのが中途半端になって、「わ、あぶな!」と思う場面もありましたが、でもきっと、監督は、佐藤選手に試合の中で立て直してもらいたいと思っていたのでしょうね。

次はベンチで観戦になるのでしょうが、荒谷選手がどういうシーンにどう反応するか、いいとこ悪いとこしっかり研究して、出場しない機会も是非とも生かしてもらいたいです。

一方、荒谷選手は、2年ぶりのリーグ戦出場だそうで、ベテランですから心配ないでしょうが、気負わず冷静にゴールを守って欲しいですねー。

でも、まずは、あまり荒谷選手の守り甲斐のある試合にならないことを、願ってますが!

posted by じゅうよっつ |18:38 | コンサ |

2009年04月02日

不思議なビール

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先日、ボストンに行ったとき、水族館の友人2人とアイリッシュバーに行きました。
(ボストンには、アイリッシュの人たちが住む地域があり、セントパトリックデーのお祝いもあります。)

ちょっと薄暗い中は、立ったまま使うカウンターと、無造作に置いた簡素なテーブルとイスだけ。
ぶっきらぼうなバーテンダーのいるカウンターに行って、お金と引き替えに注文して自分で持って行く、と言うセルフサービスです。
(自分だけだったらちと入りづらい雰囲気・・・)

私は下戸なのでジンジャーエールでしたが、友人2人は2種類のビールを混ぜた、面白いビールを飲んでました。
名前を聞いたんですが、忘れました。(その瞬間に!)

2種類入っていると言っても、比重が違うらしく、まるで水と油のようにきれいに2層に分かれているのが、外から見ても分かりました。
曰く「じっくりと味わうビール」なのだそうです。

全体に黒かったので、1つは黒ビールだったかと。
もう一つは何だったのか、どうせ自分には関係ないと思ってましたが、ネタとしてメモしとくんだったと後悔してます。

3人の関心事は当然、水族館にまつわることだったんですが(水族館のことをほろ酔い加減で熱く語るという場面も、ちょっと変わってますが)、この写真のシャツは、水族館で働くボランティアの制服です。
数日前、うちに届きました。

私が働いていたときは、ボラに制服など無くて、いつも「このシャツが欲しい」と、飼育員のシャツを指してだだをこねていたのですが、今は制服があると知り、今度は「不公平だ~!」とだだをこねたため、送ってくれました。
言ってみるモンです。


posted by じゅうよっつ |22:13 | 食べ物 |

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