2012年11月13日
デイドリームビリーバー
ある程度年食ってないとわからない話ですが・・。 今、アメリカでは、40年の時を超えて、モンキーズがツアーを開始しています。 タイトルにあげた「デイドリームビリーバー」を歌うデイビーが、今年2月になくなったので、正しくは、モンキーズの4人のうちの3人、ミッキー、ピーター、マイクですが、マイクが他のメンバーと一緒に演奏するのは、1969年以来なのだそうです。 彼らは、はじめはテレビ番組用にオーディションで募集して作られたグループとして、映像は彼ら、音楽はボーカル以外は専門の人間がやることになっていたのですが、もともと俳優2人と、もともとミュージシャン2人はそれぞれを刺激しあってやがて本物のグループとなり、自分たちで演奏、作成した初めてのアルバムが、「HEADQUARTERS」、それが世にでて45周年ということで、今回のコンサートは、デイビーが亡くなる前から企画されていました。 前置きが長くなりましたが、こんな一大事でも、気軽にアメリカまで行く訳にはいかないファンにとって、ネットはほんとにありがたい! コンサートから”撮りおろし”の映像をユーチューブで見つけては聞くのが嬉し忙しいここ数日です。 ネットで見ていても、思い浮かぶ青春の日々・・いや、メンバーはみな70歳前後ですが、元気だなあ。 それに、狂気のようにもてはやされたあとには、あんなにメディアから酷評されたのに、善良でファン思いなのも昔から変わらない。 なんていうか、”ロイヤルファミリー”のビートルズと違って、手の届くところにいてくれる感じがいいんです。 そして、今回のコンサートの山場(いくつもありそう)の1つが、デイビーへのトリビュート。 デイドリームビリーバーは、デイビー亡き今、果たして誰が歌うのか? 曲の出だしのピアノ音が始まり・・・「この歌を僕達が歌うことはできない、でも、あなた達はできる。この歌は僕達のものじゃない、あなたたちのものだ」と、ミッキーがファンの数人をステージにあげて、歌ってもらいます。 バックには、その歌をうたう、デイビーのモンキーズ時代の映像が流れ、場内皆で大合唱。 画面のこちら側でも、鼻につんときながら口ずさむ。 ああ、なんかいいおじさんたちだなあ。 やっぱりモンキーズ、好きなんだなあ。 ところで、ミッキーが最近、「Remember」というCDを出しましたが、これがまた、彼ならではの繊細さと、年とともに加わったパワフルなうまさと両方兼ね備えた、いい曲たちなんですよお。 はじめはモンキーズの曲として作られた「ダイアリー」(もちろんブレッドが歌った)なんかもうこっちがハートブレークしそうなくらい。 なんかとりとめなくなっちゃいましたね。
posted by じゅうよっつ |21:47 | 音楽 |
2012年03月12日
グッバイ・デイビー
僕たちはまだ一緒だね でも、ほかの人たちは、そうできなかった いつか、彼らにもその秘訣がわかるだろう でも秘訣と言うほどの事じゃない 難しいことでもない それはただ、君と僕と、守り続けた約束だったから 君と僕と、魔法の思い出だったから いろんなことあったり言われたりしたけど、決してわかってもらえなかった どうして僕たちがここまで来れたか 僕たちにはそうできるとわかっていたけど それは君と僕だったから 君と僕だったから・・・ モンキーズのデイビー・ジョーンズが亡くなったのを、昨日まで知らなかったファンです。 彼らの音楽は、この1年、毎日聞いていたのに。 不思議なご縁です。 去年の1月頃(その前の年だったかも)、地震や原発事故が起きる前だったのは確か、それまでご無沙汰だったモンキーズの事が気になって、アマゾンで調べて、CDや「Monkee Business」という本を購入、3月11日以降、旦那の仕事場にしばらくお邪魔していた時に、読んでいました。 時間だけはあったので、そのあと、メンバーのミッキー・ドレンツが書いた「I'm a Bliever」も。 はじめは、60年代に出た音楽だけでしたが(当時はもちろんレコードでしたが)、再発売されることになったモンキーズのTV番組のDVDも購入、それからの彼らが知りたくなって、その後でたCDも。 彼らには再び魅了されることになりました。 DVDを見たり、CDを聞いている時は、ビートルズはお兄ちゃんお姉ちゃん世代のもの、私たちはモンキーズと、熱中していた時代に戻っていました。 はじめに書いている曲は、モンキーズのメンバー4人で30周年を記念して1999年に作成した、「Justus」というCDの中の「You and I」です。 訳詞のできはご勘弁願うとして、何かと批判の多かったモンキーズの歴史を象徴するような、デイビーとミッキーが書いたメンバーとファンのための曲(だと思う)です。(ユーチューブ) 「You」と「I」と両方が一緒だったから、ここまでやってきたのに・・・。 だめじゃん、こんなにはやくあの世へいっちゃうなんて。
posted by じゅうよっつ |14:16 | 音楽 |
2010年07月20日
落ち込んだときに
Je ne veux pas travailler. 働きたくないぞー Je ne veux pas dejeuner. 飯だっていらない Je veux seulement oublier. 忘れてしまいたいだけさ Et puis je fuis. それからどっかへとんずらさ 落ち込んだり、暗闇でもがいている状況の時、希望の歌や慰め系の歌を聴くのも一つの手だと思いますが、時に、とことん落ちてしまうとかえって楽になることもありますよね?(ない?) この曲のサビは、ラジオフランス語会話のOPに使われているんですが、さあこれからフランス語勉強するぞ!というOPにはとってもふさわしくない歌詞なところが気に入りました。 (いかにもフランスらしかったり!) タイトルも歌い手も分からなかったんですが、ユーチューブで探してみると、ありました!これ。 よく聞くと、最後の歌詞は(画像から言っても)「Et puis je fume.それから一服さ」のようにも聞こえますが・・。 まあいいや。C'est la vie. (ってのもフランスっぽいしょ?)
posted by じゅうよっつ |21:32 | 音楽 |