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2016年12月03日

退位について

天皇陛下の退位について、専門家の間で、こうも賛否両論になるとは想像してませんでした。

おそらくは、ここで生前退位を認めると、将来、政治的に天皇の地位が利用される危険があるということもあるのでしょうが、陛下が生前退位を望まれているのなら、多少事務処理に時間はとられても、意向に沿った形でスムーズに事が運ぶものかと思ってましたから。

でもそんなに難しいなら、いっそのこと、世間の会社勤めと同じで、定年を設定すればいいのに、とも思ったりします。
年を取れば、それまでと同じように働く(という言い方が適切なのかどうかわかりませんが)のがつらくなるのは、どの人だって同じことですもんね。
定年が来れば、それで、役目は終わり、あとは悠々自適に暮らしていただく、それでよさそうに思うんですけどねえ。

ついでに言えば、政治家だって、どんな役職だって、定年や任期が必要だと思います。

同じ人が長く同じ地位に就くのは、いい時はいいんですが、だいたいそのうちにダメになるのが世の常、自分にとっても周囲にとってもあまりいいことじゃない。
ましてや、決まってる任期を引き延ばすなんてのは、周りがそう要求しても、自分から身を引くくらいでないと。

だいたいにおいて、惜しまれつつ去るという形がベストなんですよね。

posted by じゅうよっつ |20:18 | 考えごと |