コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年01月16日

~進化~ ミシャによる進化⑤J1チーム戦力整備結果評価

第1次キャンプ最終日まで17日間オフ返上のハードキャンプ、本格化です。

一瞬毎のトレニーングは、選手に浸透し一気に「頭とプレイ」を変革させていきます。 トレーニングには、何気ないトレーニングはあり得ません。全トレーニングには、目的と達成想定があり、選手の取り組み如何で、「何気ないは意義あるへ一変」します。現在のコンサ選手は、全員、そんな取り組みへの姿勢と実践意思を強烈レベルまで上昇させており、ハードトレーニングも、喜んで・進んで実践します。最適なトレーニングメニュー・内容で、多数項目で、大変革が進行中ですね。
そんな中、本ブログでは、G大阪・神戸の2チームを除く16チームで戦力構築はほぼ完了し、キャンプ予定不明だった「湘南・清水」も短期間キャンプ実施をリリースし、移籍市場での戦力アップ・整備競争の結果が見えて来ました。
そこで、オフシーズン戦力構築の評価を確認してみます。

1.2018シーズン補強チーム別評価
サッカーコラム評点を基に記載します。
【評価・・A+・A-・B+・B-・C+・D+の6段階】 
チーム  ポイント
【A+】4チーム 
◎コンサ・・急成長選手(福森・ソンユン・チャナ・ジェイ)があった躍進チームの懸念の「主力流失」はゼロで、新加入5選手(菅野・白井・駒井・三好・宮吉)は全員高バリューの有名選手て、実戦起用で活躍必至、監督ミシャと共に、補強評価は「勝ち組」の高評価。
◎柏  ・・昨年J1上位6強の中で「最積極補強」成功。主力流失(オリヴェイラ・武富・大津・輪湖・小林祐)も、24歳前後の有望選手(江坂・瀬川・亀川・パクジョンス)に置き換わり魅力的陣容。堅実ながら将来を見据えた効果的補強。
◎川崎 ・・S級新加入(大久保・斉藤学)により「タレント力ではリーグ随一」となり、主力の流失は無く、また、修行のレンタル(コンサ三好・仙台板倉)も5輪選手の育成で将来を見越したクラブ運営として高評価。
◎広島 ・・15位降格寸前を巻き返す補強は成功の「補強勝ち組」。J2急成長渡・馬渡(いずれも徳島)とタイエースティラーシンの獲得、最優先補強課題SBに和田拓、レンタル先の主力活躍の川辺・吉野のレンタルバックと着実に成果を上げ特にFWの充実が大。
【A-】2チーム
○浦和 ・・ピンポイント補強成功。課題「突破力あるSH」「高さのあるCB」で、S級マルティノス・将来の日本代表レギュラー候補岩波獲得。中盤、自分で仕掛けるタイプ選手(高木俊・矢島・駒井・梅崎)を一挙に減少、代替武富・山田直の活躍次第で、トータルすれば充実補強。
○C大阪・・流失話の主力は残留(杉本・柿谷・ソウザ)し、流失ゼロ。新加入S級ヤンドンヒョン、高木俊・田中亜・山村の途中投入はプラス。課題「軸になれる日本人CB」は持ち越しで、質・量で見劣りがマイナス。
【B+】3チーム
△FC東京・・2017代表クラス大量補強で戦力充実。長谷川監督・ウタカ流失代替オリヴェイラと前田・新加入富樫でゴール量産期待。まずまずの補強。
△磐田 ・・6位となった戦力維持で入れ替えは最小数。ピンポイント補強成功。ボランチA級田口・ギメルメ獲得にて弱点補強成功。DF空中戦勝率55.5%の改善は不成功。
△鳥栖 ・・効果的な補強成功。豊田(1年限定のレンタル)・青木が主流失で、豊田は起用が難しい状況で使いどころが無くマイナス微小。堅実・効果的な補強。攻撃枚数は不十分。
【B-】2チーム
▼仙台 ・・主力のレンタル石原・野津田の完全移籍・延長成功。司令塔三田流失が大きいが、J2成長庄司代替獲得で均衡。守備的ポジションのグレードアップ失敗。
▼湘南 ・・充実補強成功。ここ3年間主力流失が続くも、主力残留成功し即戦力獲得成功。ミキッチ・梅崎・小林祐・大野獲得し、WB・ボランチ・CB・GK充実。1トップ+2シャドーが課題。
【C+】3チーム
×鹿島 ・・2017有力選手の大量獲得で戦力充実で、補強消極的。主力流失ゼロ、しかし獲得選手内田・安西・犬飼も現主力の壁で起用限定的で、補強でのチーム刺激には至らず。
×名古屋・・2018補強の目玉総額20億円補強のジョーは大インパクト。チームの中核田口流失の穴は代替獲得長谷川では大不足で穴。J2でも最低レベル守備陣は、有力GK獲得では弱点解消失敗。それ以外の獲得は、「控えだった選手」の補強でトータル不足。
×神戸 ・・A級岩波流失の代替は36歳那須では戦力ダウン、北本・伊野派に渡部のDF陣は全シーズン持続困難。三田獲得はプラスも、獲得ウェリントンのプレーはタレント攻撃陣の中で限定的。
【D+】4チーム
✖✖横浜FM・・攻撃陣両翼斉藤学・マルティノス流失で非常事態。また守備的ポジション流失は限定的に留まり優秀SUBのパクジョンス流失程度、補強課題2018限りで引退の中澤後継者は失敗し、厳しいオフシーズン評価。
✖✖清水・・監督交代で評価大幅ダウン。主力流失DF犬飼のみだが、2017降格争いから脱却の補強は失敗。「降格候補」
✖✖G大阪・・柿谷強奪は失敗、有力補強はなく、井手口流失はそのまま穴。19歳前後選手に期待するしかないとの補強失敗。
✖✖長崎・・昇格での残留戦力構築のため、大型補強競争を仕掛けるも失敗。長崎出身ベテラン選手獲得はあるも、攻守の効果的補強は不成功。「降格の筆頭候補」

こんな補強評価でした。 ご参考に。

2.現時点2018シーズン順位予想
補強競争も峠を越えましたね。
各チームキャンプインなどトレーニングスタートとなり、キャンプ等成果での大幅変化チームはあり得ますが、現時点での「2018シーズン順位予想」も始まります。
投票型順位予想では以下の様な予想がありましたので、記載してみます。
あくまで、補強評価を基にした予想ですので、一参考程度に。
1位 鹿島 ・・2017シーズン大型・最強補強をそのまま維持した戦力評価
2位 川崎 ・・2強で、今期強力補強のプラス効果
3位 C大阪・・主力残留評価。ACL出場負担懸念
4位 浦和 ・・課題補強成功プラス効果
5位 柏  ・・ACL出場の負担がハンデ
6位 磐田 ・・田口プラス効果大きい
7位 横浜FM・・主力流出評価
8位 G大阪・・補強失敗
9位 神戸 10位 名古屋 11位 鳥栖 12位 札幌 13位 FC東京
14位 広島 15位 仙台  16位 湘南 17位 清水 18位 長崎
だそうです。

外部からの視点での「コンサ12位予想」は2017シーズンの圧倒的降格候補から、大幅ランクアップするも、キャンプ成果での大幅変化チームの代表格を目指し、元々補強効果もあり、トータル大幅躍進を狙うものですね。

ここからです!!

posted by yuukun0617 |23:50 |

2018年01月15日

~進化~ ミシャによる進化④沖縄キャンプイン初日の変革

いよいよ、ミシャによる直接チーム変革キャンプがスタートです。
初日の「キャンプの入り方」に注目していましたが、
その内容を、本ブログ内容とします。

コンサは本日沖縄キャンプ地に移動。
しかし、予想通り、初日から「濃厚内容」からキャンプスタートとなりました。

17時に到着後、休憩無しで初日トレーニングを1時間超実施でした。

そして、ミシャチーム指導の第一項目は、

「パス」トレーニングを「ランニングパス」と「6:2ボール回し」
 目的が、【動き出しのタイミングのイメージ理解・共通化・統一】

 これは、パスの改善・変革については、「パス受け手」が中心となり、

 ≪パス受け手≫の最重要ポイントが、
 パス受け位置への動き出しのタイミングにあり、
 ・遅過ぎる動き出しは、安全(勝人を受け難い)なパス先にならず、
 ・プレイ予測=パス予想位置への素早い移動の「速いタイミング」こそが、
  適正タイミングである、
 との認識の全体理解・徹底・トレーニングでの確認を第一順位に取り組んだのですね。
 このキャンプのメインテーマが「パスサッカー戦術」習得ですので、「動き出しの質=タイミングとポジション・動き方」は初日~終盤まで一貫したテーマとなる、との宣言、という事です。

 選手の理解浸透は、たった1時間超の時間だけではバラツキがあるかもしれませんが、そんなバラつく「甘い取り組み・認識」の選手は皆無であると、思いたいですね。 
 ミシャは、全選手を、微笑みと温かい人間性の姿の奥では、一瞬も一挙手一投足を見逃さない心眼で厳正に評価します。
そして、一番嫌いな選手が「真剣に全力でやらない選手」で、一度その評価とされた選手は、一切起用候補から外します。ただ、人間の強さと共に、弱さにも理解がある監督ですので、たった一回・一瞬では烙印とはなりませんが、そう多数回の許容範囲ではありません。一瞬の失敗の有無よりも、その失敗を解消・改善しようとする姿勢と内容を評価する監督ですので。トライ・アンド・エラーの中で成長する選手を応援・評価する姿勢です。

これからのキャンプでは、選手全員、
積極果敢にトライし、どんどん習得し監督期待レベル越え選手が多数との成果を期待しましょう。

初日のたった1時間のトレーニングでしたが、最重要課題へ取り組み開始で、チーム変革は確実・着実にスタートしました。

posted by yuukun0617 |23:18 |

2018年01月15日

~進化~ ミシャによる進化③他J1チーム・キャンプ

本日のテーマは、各チームのキャンプ内容の点検です。
キャンプ内容の確認から、各チームのキャンプ・トレーニング方針が見えて来るのでは。

各チーム日程・内容を確認です。
1.キャンプインスタート順
 1位 柏   1/11~13日間
 2位 川崎  1/13~8日間
    長崎  1/13~10日間
 4位 浦和  1/14~27日間
    FC東京 1/14~9日間
 6位 鹿島  1/15~14日間
    仙台  1/15~26日間
    コンサ 1/15~27日間
    鳥栖  1/15~23日間
 ・・・
 12位 G大阪  1/22~18日間
 13位 神戸  1/23~13日間
 14位 名古屋 1/24~8日間
 15位 磐田  1/26~18日間
 16位 広島  1/27~20日間
 キャンプ予定 なし? 湘南・清水
 全チームシーズン開幕日はほぼ一致し2/24(1試合2/23)の筈なのに、キャンプイン・スタート日にこれだけの相違があります。
当然、現練習場にて、キャンプインまでのトレーニング実施となりますが、
今シーズンのコンサの様に、標準日程パターンでは、
○現練習場トレーニング
⇓ ・・キャンプの事前準備でフィジカル・戦術等ヘッドトレーニング
●キャンプ
  ・・気候が好フィジカル環境の中、ハードトレーニング
 となりますが、
このパターンではないチームが多数となっています。
しかし、気候の低環境の中でのハードトレーニングは、トレーニング進展・成果の遅延と故障・フィジカル低調との結果になり兼ねません。
そのツケによりトレーニング不足・低成果となるチームが出てきそうです。

また、コンサと12位G大阪以下チームとの開始時期差は、1週間~2週間となり、その期間は大きなアドバンテージに出来そうです。
W杯によるシーズン前倒しの変化に対応せず、2017シーズンと日程を変えないチームが現実となる事は驚きですね。

2.キャンプ期間
 長い順に記載します。
 1位 27日 浦和・コンサ;熊本で期間延長しますね。
 3位 26日 仙台
 4位 23日 鳥栖
 5位 20日 広島
  ・・・
 11位 13日 柏・神戸
 13位 10日 長崎
 14位  9日 FC東京
 15位  8日 川崎・名古屋
 キャンプなし?湘南・清水
 このキャンプ期間の極端な長短・無は、どう考えたら良いのでしょう。
 
 間違いなく、キャンプ期間の長短は、
 キャンプ課題の大小・難易・浅深、到達度の高低に直結します。
 長いキャンプの長所は、多数挙がりますが、
 短所・欠点は、選手の精神的負担と経費程度しか無く、ほとんど考慮不要。
 しかし、短いキャンプの長所は、経費軽減以外全く無く、
 短所・欠点だらけです。

 ≪真にハードトレーニングでのチーム戦力向上を目指す≫のかが
 チームとして問われ・証明される内容だと捉えられます。
 本当に、驚きですが、
 他チームのレベルの低さを、実感してしまいます。

 「チーム力の差」の重要な一面・ひとつなのですね。

 

 

posted by yuukun0617 |00:55 |

2018年01月13日

~進化~ ミシャによる進化②他J1チーム戦力構築

本ブログのテーマは、「他J1チーム戦力構築」です。
2018-1月も第2週が終了するも、チームの戦力構築現況に特徴が現れ始めました。この時点で、確認してみます。

1.戦力構築進展状況
 3分された状況です。1/13現在、
 ①完了=キャンプ・トレーニングへ移行段階チーム〔10チーム〕
  コンサ・仙台・鹿島・浦和・柏・FC東京・川崎・横浜FM・清水・広島
 ②一部更改未確定〔5チーム〕
  C大阪・鳥栖・湘南・名古屋・長崎
 ③多数更改未確定・交渉〔3チーム〕
  磐田・G大阪・神戸
 との現況で、2017シーズン対比で、①②チーム数が急増し、1月2週目時点で戦力構築を完了し、いち早い、キャンプイン・トレーニング体制とするものです。
これは、シーズン開幕の大幅前倒し日程から、当然の方向性で、この前倒し日程方針は、キャンプ・トレーニング内容にそのまま反映し、
2018シーズンは、キャンプスタート日時は前年同様でも、
内容・質は激変し、キャンプ初日より「ハイペース」での進行日程が必至で、

コンサでも、
1月末第一次キャンプ終了時点で、チーム完成到達目標<80%越え>が必至ですね。
正に、1/28浦和TGはその完成度テストとなるもので、そこでの、起用選手が、スタメン第一候補となるものという事です。
1/16~1/28のたった13日間で、ミシャ監督のサッカー思想・戦術を学習・理解・練習反復で実践にまで到達です。選手自身の本質・サッカー魂を問われるハードトレーニングでしか、達成出来ないものですね。
全選手が、あらためて「自己そのものを問い直され、くらい付いて、最終までやり通す」試練のキャンプとなります。 そこでの劣後=起用可能性ダウン、そのものとなる訳です。
第二次キャンプの2/3~2/11の9日間は、「チーム完成・仕上げトレーニング」で、第一次キャンプのチーム・全選手の到達評価を基に、第一次候補選手群に、肉薄し飛び込んで来る選手をピックアップし、起用選手群を拡大・増加させる点と、戦術達成度の上昇の2つの課題キャンプとなります。

再度、リーグ全体に視点を戻すと、
問題は、③チームで、チームの取組態勢の出遅れ・不徹底が現状結果となっているとすれば、J1リーグ全体のスケジュールに出遅れとなり、結果、トレーニング・調整不足でのシーズン・インにより、スタート期の劣後となり兼ねません。

2.チーム別戦力構築ポイント
①②チームを中心に現在値を記載します。(故障-故、育成層-育、外国-外)

・コンサ 31=既存25(故2・育1)加入6(J1-3・J2-3)退△8
・仙台  27=既存21(故1・育1)加入6(J1-3・J2-1・J3-1・外1)退△8
・鹿島  31=既存26(故1)   加入5(J1-1・J2-1・外1・育2)退△2
・浦和  27=既存21(育1)   加入6(J1-4・育2)退△7
・柏   30=既存22(故1・育3)加入8(J1-5・J2-1・外1・育1)退△7
・FC東京 35=既存31(故1・育2)加入4(J1-3・育1)退△6
・川崎  31=既存26(育2)   加入5(J1-4・故1・J2-1)退△7
・横浜FM 30=既存24(育3)   加入6(J1-1・J2-2・外1・育2)退△5
・清水  34=既存27(故1・育4)加入7(J1-1・J2-1・J3-1・外1・育2)退7
・C大阪未735=既存25(故1)   加入10(J1-1・J2-1・外3・育5)退△6
・広島  28=既存20(育1)   加入8(J1-2・J2-3・外1・育2)退△9
・鳥栖未1 25=既存22      加入3(J2-2・外育1)退△2
・湘南未1 31=既存22(育3)   加入9(J1-4・J2-1・外1・育3)退△10
・名古屋未125=既存22(故2・育2)加入3(J1-2・外国1)退△7
・長崎未1 32=既存22(故2)   加入10(J1-5・J2-1・外1・育3)退△9
以上が現在値です。
30名以上チーム 10  30名未満チーム5
しかし、故障者と育成加入を除く実働者では、
31名 FC東京
29名 C大阪(未7)
28名 コンサ・鹿島・川崎
27名 清水・長崎(未1)
25名 仙台・柏・横浜FM・広島・湘南(未1)
24名 浦和・鳥栖(未1)
21名 名古屋      
 となります。 コンサは、他チーム比では比較的多い保有数ですね。
J1シーズンを乗り切るための必要数が幾つかは、色々議論がある所ですが、
「最低スタメン11名✕2倍+故障等予備数5名=27名」程度は、
リーグ戦とカップ戦とが重複する「連戦期間」対応で、「Jリーグ規定」の「ベストメンバー」原則からは、2チーム編成のメンバーが必要です。
しかし、その「27名」を充足するチームは、現在は7チームに留まり、シーズン途中での激繁期での「フィジカル低下」の主因となりそうです。
コンサは、充足した保有数の中で、試合起用への選手間競争も維持出来る状態で、シーズンを乗り切れる戦力構築となっています。
25名以下の8チームは、シーズンの中のやり繰りが難しそうですね。
途中で、新加入選手も想定したシーズン展開でしょう。
しかし、特に、名古屋の戦力の希薄さは早々に露呈しそうです。

また、加入選手分析では、この15チーム全体で、
J1より加入 36名 平均2.5名
J2     17名   1.2名
J3      2名   0.1名
外国     13名   0.9名
育成層    24名   1.7名 
合計     92名   6.5名  となり、
J1と外国から即戦力、
J2・3から成長選手、
チーム育成のため育成層、となっています。
コンサでは、J1より即戦力選手3名、J2より急成長選手2名と即戦力選手1名の加入となったものです。

3.昨日のキックオフイベントでも、注目・中心は「ミシャ監督」。
全選手・チームスタッフ、そしてサポーターは、その一挙手一投足、一言一言に集中し「全て聞き漏らさず把握する」との姿勢で一杯でした。
こんなに、全チームが、一体になって集中した事はなかなか無い事でした。
この事を始めとして、既に劇的変化の連続です。
実は、ミシャ本人も、チームに来たその瞬間、いや、その前から、劇的に前向きな・前進的な変化の感触を感じた事は無く、初めての体験なのではないかと思います。
「監督は使い捨てだ!」とのチームだらけで、監督の意向・計画・方法論を一貫出来る環境=チームは、そうは無く、コンサこそが無二の、唯一のものだつたのではないでしょうか。
つまり、「やっと念願が叶えられそうなチームに到達した!!」との手応えの様に見えます。
ミシャは、今、
チームを愛し、その周りの人々を愛し、札幌を愛し、北海道を愛し、日本を愛する事を夢見ています。
しかし、サッカーは「厳粛、激しく厳しくタフな練習」の中からしか、産まれないと、「5日間のハードトレーニング」その後の「実戦」の日常サイクルの話の中で、熱く語りかけました。選手とスタッフに、そして、それに声援を贈ってほしいサポーターに向けて。
しかし、今までの「甘さ・温もり」は一掃されますが、より大きく・意義深い「熱い想い・確かな自信・真のプレイ」が待っていますね。

新コンサの出発が始まりました。




posted by yuukun0617 |23:55 |

2018年01月11日

~進化~ ミシャによる進化①キャンプインまでの準備

本日より、~進化~シリーズは、次段階に進行したいと思います。
前シリーズ~進化~2018シーズンに向けては、新監督ミシャの登場、全戦力編成の完了となる2018シーズン契約選手・スタッフのチームリリースで完了です。

現在は次段階となり【 2018シーズンが開始 】されました。
【シーズンイン】です!!
ここからの、
自主トレ~キャンプイン~第一節試合・開幕日までの「準備期間」こそが、2018シーズンのスタートを決定づけるもので、シーズンの初動と準備そのものですね。

シーズンインとなったこの時点から、本ブログシリーズも、

「~進化~ ミシャによる進化 シリーズ」に突入したいと思います。
シリーズ第一回目は、「~①キャンプインまでの準備」がテーマ です。
では、
1.ミシャの狙いと活動
 多くの方がご存知の通り、ミシャの性格は、硬軟の両面が有名ですね。
 ・一つは、サッカー外の日常生活では、人懐っこく・温和で・冗談や時にはいたずら好きのお茶目で、サービス精神満載で、また、選手個々の相談などにも、適切で暖かく懇切丁寧なお世話焼きで、誰もがとりこになる性格です。選手やチームスタッフが、真っ先に「やられて大ファン」になってしまうもので、もう既にその兆しや対応が始まっている様です。
 ・ところが、練習・実戦開始の瞬間、その優しげな性格は一変し、「サッカーの鬼」の代名詞ともなる、厳しく・全く妥協せず・目標や課題が出来るまで徹底と追及を辞めない強烈監督となります。普段とのあまりもの激変に、慣れない・認識不足の選手はビビりあがるもので、広島・浦和で現実となりました。これは「コンサ」でも、このスタイルしかないため、きっと現実化されますね。しかし、このサッカーに対する姿勢・実践は、その高潔さ・尊敬にまで到達し、多数の選手が、その「サッカー姿勢・認識」を変革し、厳しく・激しい練習や実戦の中、真のサッカー魂・サッカーの面白さ・サッカーの愉しさに感動し、「多くの選手の意識変革」が起きます。当然、妥協無い「課題・目標の改善・解決」追及の反復は、「多くの選手のプレイ変革」を実現するものです。

この様に、硬軟両面の性格は、「サッカー選手・スタッフの人間」としての両面に見えて来ます。
つまり、
「サッカーは厳粛に一切の甘えを排し追及徹底し、
 その基となる人間性はだからこそ、豊かで大きな人格者」となるとの思想こそが、サッカー選手・スタッフの望む人生の姿、として、多くの憧れの的となるもの、と思います。
ミシャは、やはり、恩師オシムの弟子なんですね。

選手は、既にミシャと接触し、いち早く、当面の考え方や課題を聞き出そうとした選手も出始めています。それだけ、厳しく・甘さを排したキャンプに劣後せず、いち早く、監督ミシャの求めるプレーの実現獲得に着手出来る準備に注目し、自主トレに取り組み始めています。

ミシャの狙いは、
(1)全選手で
a.意識・認識・ハートの頭・ハート
b.フィジカル・テクニックの身体 の両面で、自主トレにて準備する。
(2)その準備のレベル・内容を
キャンプで評価し、その選手の「サッカーへの姿勢・意識」を確認する。
との両面だと推察します。

明白なのは
【ミシャは、第一にサッカー闘争心・集中心の低い選手は実戦起用しない、が絶対条件】で、どんなに優れたテクニシャンでも、試合起用への最低条件という事です。そして、キャンプ期間・準備中の、最大の関心事が「ハートの強さの順番」です。

2.選手の準備
上記の内容は、選手では当然、認識・理解しているもので、
そのための「シーズンオフ期間中の準備量・内容」に自信がかなり乏しく、
大変な不安と、
厳しいキャンプの中の頑張りで、大きな成長となるとの期待とに、
ハラハラドキドキでしょうね。
恐らく、ほとんどの選手が、今までに無かったレベルの「厳しいキャンプ」認識でしょう。小野・稲本クラスでも...。

しかし、今、キャンプを皮切りとした、2018シーズン、その後に続く次年以降の数シーズンで、チーム大飛躍とその中での各選手自身の大活躍を、大きく夢見ている瞬間です。残るキャンプインまで期間での「個別の準備累積」に励む姿に大きく声援を贈りましょう。

この様に、キャンプイン前~キャンプ~も、別次元・別世界のシーズンがスタートしています。そんな凄い事が実現している、大したものです。
一挙手一投足に目を凝らし、その一つ一つにしっかりと声援・エールをお贈り、サポーターも一緒に、全コンサで2018シーズンを進め、味わい、歓喜していきましょう!!

3.別件 ~三好康児~
本日のAFCU23パレスチナ戦に、三好がスタメン~80分まで出場。
右SH(シャドー)で起用され、全体システムは、監督森保一から、広島型の「3-4-2-1」でコンサシステムと同型。

結論は、フィジカル・テクニック・ヘッドワークともに、シャドーでは、殆ど機能せずでした。唯一の○プレイが、前線へのつなぎ(パス)プレーで、低身長でボール奪取が多発するかと想定するも、相手チェック前にパスしボール奪取される事は、意外に無かったものでした。
しかし、相手DF裏やスペースへの飛出しは全く無く、スピード・テクニック・強靭なフィジカルも無く、シャドーポジションは機能限定。
サイドポジションの適性では、
激しい上下動、クロスパス、逆サイド攻撃でのラストクローザーの局面は全く発生せず、適否判断は困難でした。
ただ、事前の期待からは、かなり低下した第一印象となりましたが、次戦タイ戦・次次戦北朝鮮戦で、再度確認してみたいと思います。

posted by yuukun0617 |00:02 |

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