2023年06月27日
応援の形
と言っても試合に際して、ということではない。 昨夜はkitara小ホールのコンサートに出向いていた。 札響メンバーを中心とする室内楽、ブラームスのイ調縛りの選曲ということではあったのだが、この手のコンサートには可能限り行くようにしている。 勿論主催コンサートは原則だけれども、こういう場に出向くことも札響応援の一つだろう、と勝手に考えているわけである。
昨夜のコンサートは全席自由、2階を解放したので自分好みの席を確保したら、その前にいたのが札響の首席チェロ奏者ではあったのだが。 当然のように札響関係者が周囲にも多くて、らしい雰囲気ではあったのだが、そのうちある方向に視線が向かっていたので、何事かと思ってその先を見たら、バルコニー席に6月定期の指揮をしたH上淳一氏がいるではないか! 札響の定期は日曜公演が1時開始だから、その日のうちに終演後離札することはできるはずなのに。 推察するに昨日特段の予定がなかったから居続けて聴きに来たのであろうが、珍しいことではある。 実際のところ小ホール公演に接するのは難しいだろうし、貴重な機会でもあっただろうから、良かったんではないでしょうかね。 で団員の皆さんはそれを知らずに来ているから、にわかに落ち着かなかったということなんでしょうな。
ついでに書けば、今月の定期にはピアノの反田恭平氏登場ということで異様な雰囲気ではあった。 珍しくスタンディングオベーションは出るということではあったのだが、協奏曲のオケ側も実は通常聴くのとは違う感じで。 恐らくあえてエッジを効かせたような奏法にしたのだろうと考えたのだが、ともあれ何度も聴く機会が多い曲ではあったのだが、印象に残ることにはなったのである。 でどうもこの演奏会に札響正指揮者のK瀬賢太郎氏が来場していた模様なのであるが、まあこちらもあえての部分はあるんだろうなと。話題のソリストに指揮は師匠だから、前売売り切れでも潜り込むはたやすかったのだろうし。
平日夜のコンサートは就寝が遅くなってしまうのが難点ではあるのだが、昨夜はその割に寝つきは良かったのは救いか。
posted by akira37 |04:41 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)