コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2011年04月11日

1ヶ月

節目にしたところで、何とかなるものでもない。
これでけじめをつけるものでもない。


震災発生から1ヶ月である。
手元には、約1時間後にプリントアウトした情報があるのだな。
発生から15分後現在での情報では、実はマグニチュードは7.9であった。その後修正を重ね、最後は9.0までいく。
全国の震度を1まで見てみると、実に44都道府県にまで観測されていたのだな。
そして津波に関しては、一時日本全土の海岸に及んだことも特筆すべきなのだろう。
まずは、一旦記録しておきたかったから、だけの理由で書いてみた。


昨日午後はkitaraに出向いていた。
「札通はこび愛チャリティーコンサート2011」である。このコンサート自体はkitara開館の翌年から毎年継続して行われているものであるのだが、たまさか今回のタイミングというのは、奇遇なのではある。
従来は福祉や交通遺児のためのものであるのだが、今回は震災の被災者への支援が加わった形になって。

今回の指揮は札幌交響楽団の監督であるから、話そのもの心配はない。
で選曲自体はだいぶ以前に決められていたものだったのだが、皮肉にもチャイコフスキーの「弦楽のためのエレジー(正式な曲名は「サマーリンの栄誉のための悲歌「感謝のしるし」」)」が入っていて、自動的に追悼曲扱いにもなってしまっていたのだな。

メインは同じくチャイコフスキーの「悲愴」であったのであるが、久しぶりに生で聴いてみて、なるほど作曲者がこのタイトルを了承しなかった意味合いがわかったという感覚に至ったのだな。
単に暗くて寂しいから、というよりは自分の人生を振り返るかのような構成からすれば、そんな単純なものではないからね。

最も、コンサート自体としては、慣れない人が多いせいか、聴衆レベルは極めて低いものであった。
演奏途中で離籍する人多数。演奏中に物音を立てる人多数。隣のおばさん2人組は演奏が始まってもしゃべりを止めないし。
悲愴の第3楽章が終わったタイミングでの拍手に驚き。悲愴とアンコール曲は最後の余韻を大事にしたいのに、フライング拍手があるし。
といった具合で。


札幌交響楽団としては、来週末に定期演奏会があるのだが、演目がドボルザークの「スターバト・マーテル」である。日本語訳では「悲しみの聖母」ということになるのだが、作曲のきっかけが作曲者の子どもの死にあるのだから、これまたこの時期のタイミングとしては、なんとも言いにくいものがあるのだな。


と、今朝もまた収拾がつかなくなったところで、終わり。

1ヶ月でどうにかなるようなことではないけれども、というのではあるのだがね。

本来であれば、統一地方選についてどうのこうの、なのだろうが、あまりにも波乱がなく、結局のところ「この程度か」のものしかなくて、テーマにするにはあまりにもではあるのだな。

posted by akira37 |05:01 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)

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