コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2024年04月04日

〜進化〜61)これが背水?過去典型降格パターンに逆戻り?

昨夜試合は、
コンサ関係者全員の絞り出す期待と渇望に、現実のチーム戦力を思い知らせる"頭からの冷水"となり、無惨な敗戦へ沈みましたね。
過去の「J2とのエレベータークラブ」常連・定評とのコンサの[過去パターン]が蘇り、古くからの常連サポーターの方々の深い傷が疼く試合となりました。
典型的降格パターンとは、
「シーズン前活躍・主力想定選手の故障離脱や低パフォーマンスの連発が、それ以外多数選手の頑張り・奮闘を一瞬で無にする試合が連続し、想定チーム力の低下状況が一気にリーグ戦力最下位となり、具体的改善が効果を齎さず、シーズン半ばで降格必至」とのパターンです。
そのポイントこそが、「多数選手の頑張りを一部選手の不安定プレーで崩壊させ敗戦」との、現在敗戦パターンそのものですね。

ミシャは、「訳の分からないまま2失点」とコメントも、その原因は明確で「分からないまま」の真意が不明です。
[1失点目]は、
駒井のスプリント欠如のチャージ喪失で、フリーパス出しを許し、菅が、ポジショニングと判断遅れのWミスで、和泉の単独ドリブルに立ち遅れ、PA侵入を許し、決定的ミスのPA内意識欠如の不用意接触でPKファウルが原因。
[2失点目]は、
中盤田中克幸の最前線長谷川への縦パスが、長谷川意図と合わず回収から、フリーなDF川面のGK前エリアへのロビングロングフィードを許し、永井マンマークで横並びの岡村と、永井のボール落下地点へのスプリント勝負となり、大差でスピード負けの岡村は何の守備も出来ないまま、慌てて飛び出して来た菅野の頭上を緩やかに超えるロブシュートで、失点。
原因は、①長谷川との現場アイコンタクト無しで、練習パターンの縦パスを出した田中克幸の不注意スルー、②シャドーでDF川面マンマークの駒井の、甘いポジションとチャージ判断の遅れ、③岡村の低いリスク感覚・意識により快速・永井とのスプリント勝負はダメ・回避との意識・判断無く、単純・並走勝負可能なパトリックと同じ位置取り・マークで、簡単に守備完敗、④攻撃姿勢で攻勢意図との事から、PAエリアを大きく超えた、いつもより積極ポジショニングの菅野でしたが、途中・山中のハーフラインからのロングシュートを狙われ、無意識の内に、通常位置までポジション低下し、攻勢・FP陣との距離が拡大し、その、コンサ最終ラインとGK菅野の拡大スペースを、想定・狙っていた名古屋が、永井途中交代と同時に、コンサ最終ラインと永井・内田・久保の快速選手とのスプリント勝負のカウンター策を仕掛け成功されたもの。戦術と個々選手意識判断ミスが、失点原因。

或る意味、典型的なコンサ対策と、個々選手ミスで、こんな簡単原因を不明である訳が有りませんね。本当は、理解済みでしょうね。

ミシャは、無意識のうちに「選手批判を回避する」姿勢を喪失していますね。
ミシャの美点とされる「選手への深い愛情」は、「選手を思うが故厳しく妥協の無い課題・問題指摘、厚いその改善支援で、個々成長を図らせる」、でしたが、直近ミシャは「甘く、厳しさ弱体の軟弱指導者」にしか見えません!「年・老齢現象」でしょうか。

しかし、前半は、不調名古屋の現況通りの打開策の無い単一サッカーを殆ど阻止する完封、しかし、後半、いつもの「根本に在る甘さ・状況判断喪失」から、「走量・スプリント数急ダウンとなり、ポジショニングミス・球際強度弱体化・スピードと精度低下状況」で、失点を続け、敗戦。
期待の田中克幸はJ1の壁に跳ね返され、パス判断・精度に精彩を欠き、決勝点の起因。
武蔵は、小林・浅野の3選手「シュート3・3・2本」のほぼ全て(小林枠内1のみ)が「精度喪失」プレーを連続、途中何度も「スプリント・相手チャージサボり」、唯一「ポストプレー」は最良距離間を維持した「小林・駒井」最良ポジショニング「宮澤」に助けられ、効果有りでしたが、全般・不調・不良。
中村・菅は、精彩を欠き「運動量・スプリント」最大が、プレー後のボールウォッチャーだらけで、プレー前後の「スペーススパー・マーク放棄」は、相手攻略・対策とされ続けています。意識・判断も、消極的・高低ブレが酷い、不調状態。

元々、このシュート精度では、勝てる試合レベル、条件に達していませんね。
【シュート枠内数はリーグ20位・決定率2%のリーグ最下位】を改善、トレーニングしない事で、勝利条件喪失は、何度も指摘し続けている現在コンサ・ミシャの大欠点て゜すものね。

そんな中、当該選手の当該プレー課題はあり、敗戦でしたが、それ以外「選手の意地と覚悟、その実践プレーの数々は、圧倒と感動豊富」だった事は間違いなく現実であり、その力を証明したものでした。
「背水」の覚悟は、大概には証明されても、細部・ワンプレーが勝敗を決定付けた試合で、サッカーの厳しさを確認させれらる試合でしたね。

次戦・「中2試合で、運よくホーム・G大阪戦」。ここが、ミシャと選手の分水嶺・分かれ目となる「超重大試合」となってしまった事は間違いないでしょう。
ミシャとミシャサッカーを求めるのなら、選手・クラブ関係者・サポーターの”正念場”です!

速報試合項目データ・値を記載します。
     コンサ       名古屋
    前半 後半 全体  前半 後半 全体  対比・評価
支配率 53 63 58  47 37 42% コンサ支配
走行距離60 53 113 58 56 115km前半◎後半×
スプリント 51 39 90  53 52 105回前半互角・後半崩壊
決定機  6  5 11   1  2  3回 コンサ優勢
シュート 6  5 11   2  4  6本 前半圧倒後半互角
枠内数  1  1  2   0  4  4本 コンサ精度×
得点   1  0  1   0  2  2点 シュート精度原因
パス数  319  331 650  258  158 410本コンサ優位
成功率 81 80 81  82 72 77% ややコンサ優位
✳︎前半の好調は、走力とスプリント・スピードが起因となり、適正ポジショニング、球際強度、精度と連携のチームプレーが主因でした。しかし、後半、一部選手の走量・スプリント・強度と精度低下で、一気に、圧倒的な試合内容を互角内容とし、前半完封の名古屋単発パターン攻守を許し、ミス判断、ミスプレー、判断と意識不徹底で、試合を駄目にしたものでした。
特定選手の軟弱プレーは、罪が重く、価値も重過ぎるもの、となりましたが、それ以外選手のプレーとメンタルは、立ち直る方向性が示せた試合でもありました。
次戦こそ、正しい選手選択と起用に是正し、本来チーム力を証明し、苦境で苦しんでいる指導・選手、関係者、サポーターを救済しましょう!

コンサ・個別シュート内容
選手 決定機数 シュート 枠内数 得点
小林  2 回  3 本  1本  0
武蔵  2    3    0   0
浅野  2    2    0   0
馬場  1    1    1   1
菅   1    1    0   0
荒野  1    1    0   0
*馬場以外、シュート精度ゼロだらけの、体たらく。

 勝てる訳がない試合、という事だけが明らかとなる試合でした。 

posted by yuukun0617 |11:29 |