コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2020年07月05日

~進化~ 再開第2戦・第3節アウェイ鹿島戦展望

1.本日トレーニングマッチ
何とも、凄まじい日程ですね。
再開直後、直ちに第3節「中3日」日程、更に第4節「中3日」、次の第5節は「中5日」でやっと通常日程となります。
つまり、再開第2節~3節~4節の「タイト日程3連戦」に突入しているんですね。
それは、本日サブ選手のトレーニングマッチに反映しました。
本日、午前中?「夢フィールド」30分☓2本(60分)トレーニングマッチ;対大宮戦を設定実施です。
昨日のコンササブ起用+未起用選手のためのTMでした。
対する「大宮」も、4日土曜試合のサブ起用+未起用選手によるチーム構成で、
【コンササブ Vs 大宮サブ】対戦でした。
その結果は、➀本目(前半) 1:1 ➁本目(後半) 0:2の「1:3」の敗戦、でした。つまり、コンササブの現況レベルは、<J2上位のサブに敗戦>=≪J2下位レベル≫並みを証明されてしまった訳でした。

昨日、対横浜FC戦も、前半・身体が重くキレも落ちた「低調コンディション」状態で、後半開始時になり、前半での「水分放出などでの体重減」で、「動きが軽く・キレも出始めた」状態で、「トップ選手・チーム」の状態が表面化しましたが、「サブ選手」も当然同様状況で、本日「J2チームとのTM」が必要・設定となった理由と推察される所ですね。
コンサ起用選手は、得点駒井・金子は公開でしたが、昨日サブ起用+未起用選手で推測すると、
        ドォグラス
       金子   ルーカス
    中野  高嶺 藤村  駒井
       石川 田中 早坂
         カウィン
     SUB 檀崎・濱・阿波加  の様なチーム推測ですね。

しかし、相手「大宮」の起用選手・チームは、実戦経験も乏しい「若手サブ」選手が主体で、文字通り「J2大宮のサブレベル」でした。システムフォーメーションは、トップチーム同様「3-4-3」で「サイド突破・攻略、クロス」パターン攻撃でしたが、「走る・闘う・規律」のミシャ戦術三原則の大前提、≪高いコンディション≫が低調では、戦術実践に至らないプレーが多発し、ビルドアップ不良・ロングカウンターも高いポスト能力を持つ「ジェイ」の代替不在で不発・サイド攻防は一定程度のマッチアップ・決定力不足、と戦術機能は低く、試合結果は相当となったもの、と推測します。
TMの意義は、緊急「実戦によるコンディションハード調整」に在り、その目的は達するも、内容的に「後半の失速」は「フィジカルコンディション」が30分しか持たず、J1試合レベルにまで想定上に巨大な努力が必要である事を意味していて、サブ選手も深刻な状態、と推察されます。
矢張り≪コンサのコロナ禍中断期間・トレーニングと調整は、不適正・不良≫が明らかになっています。
直前の社長ラジオでも「チーム完成度60%、それでも再開出来る事で前進。内容は、良ければ良いが、順々、アップしていけば良い。」と言っていましたが、本当でした。
ミシャ試合後コメントは、マスコミリリースには、かなりの脚色が付けられ「勝利で自信が付いた」と肯定的でしたが、試合後のDAZNでは「勝利した事だけが良かった点。コンデイション低調課題は、あと2~3試合続きそうだが、試合毎の改善・工夫努力の中で改善する。」と言っていましたね。
ここからです。

2.第3節・アウェイ鹿島戦~鹿島内容
そんな中、次戦は「中3日」で、迫ってきています。
しかし、第2節を俯瞰すると、コンサと同様状態を課題としているチームが散見されます。鹿島もそのひとつで、「高い連携・連動」は未だ低調で、チーム最大特徴の「一体となった流れるようなチームプレー」は、50~60%レベルに留まっていて、フル発揮となる「前タイミング」で、チャンスですね。

鹿島の現況は、
➀シーズン前、大型補強を敢行。DF奈良(川崎F)、DF広瀬陸(横浜FM)、DF永戸(仙台)、MF杉岡(湘南)代表クラス中堅年齢選手の多数獲得で最終ライン層が一気に厚くなった。攻撃的ポジションもFWエヴェラウド(シャペコエンセ)とMFファン・アラーノ(コリチーバ)とMF和泉(名古屋)獲得に成功充実度が増した。FWエヴェラウドは15ゴール程度期待。MFファン・アラーノはテクニックのあるアタッカーになる。攻撃の中心。MFレアンドロ(→FC東京)やDFチョン・スンヒョン(→蔚山現代)やMF中村充(→山形)などが抜けが問題にはならない。新卒選手でFW染野(尚志高)とMF松村(静岡学園高)とFW荒木遼(東福岡高)とGK山田大(鹿島ユース)の若手有望株も増え、申し分ないオフとなった。しかし、大型補強に成功した鹿島の開幕前の評価は非常に高かったが現状は厳しい。チーム作りはスムーズに進んでいない。シーズン開幕時点は、元旦天皇杯試合もあり、キャンプ期間も取れない「オフ・シーズン前準備不足けが大問題となっていたが、コロナ禍中断期間で「前シーズンからの滞留疲労も解消し、コンディショニングが可能」となった所。6月20日(土)に行われた町田との公開練習試合は45分×4本のレギュレーションだったが1対0の辛勝だった。お互いに主力組がプレーした1本目と2本目はともにスコアレス。町田の出来もそこまで良くなかったが鹿島はなかなかチャンスを作れなかった。FWエヴェラウドとFWファン・アラーノの2人は依然としてチームにフィットしていない。
鹿島の公式戦は、現在3連敗スタートで、再開後のJリーグで、敗戦は、この時点での「早期監督交代」も惹起される所で、監督も必死と追い詰められています。再開後の日程は、2節川崎~3節コンサ~4節浦和~5節横浜FMと、近接の有力・強力チーム対戦となり、再開・2節敗戦で「公式戦4連敗」と追い詰められています。そんな状況で、対戦成績上「カモ状態」のホームコンサ戦は、絶対勝利を獲得との目算・狙いで待ち構えています!
➁鹿島のシステムは、
定番【4-4-2・Wボランチ型】の「堅守速攻」を徹底し、高い個々能力選手により、「個の闘いに勝利」し、「タイトで、激しい球際の堅守」と「一体連動・連携の流れる様なチームプレー」が本来戦術です。
前2節の起用選手は、
    エヴェラウド 土居
          (伊藤)
  和泉        ファン・アラーノ 
 (永木)       (遠藤)
    レオシルバ  三竿
    (染野)
  永戸   町田  犬飼  内田   
              (広瀬)
      クォン・スンテ  
 と豪華メンバー揃いですが、本来能力は限定的な実践プレーに終始していました。
➂前節での課題・問題ポイントは、
 A.「失点」場面の「セットプレー」での「オフサイドトラップ」で「ライン全体の戻り」が遅れ、「裏を簡単に獲られ」フリー選手の得点を許す「甘い守備」
 B.「2失点目」の問題プレー-「内田のポジショニングが、内側に入り過ぎ、右CBの犬飼とダブり」を発生、内田の右に「スペース」を産み、そこからのゴール前への侵入を許した「ポジションミスの甘い守備」
 C.決定機での「両FWのシュートミス」
 と、以前の鹿島ではあり得ない「甘さ」が発生していました。
 原因は、今シーズン加入選手・特に「前線外国籍選手」の「チーム適合(フィット)」が問題で、既に6ヶ月チーム在籍にも拘らず改善が進展しない点から、「選手個々の問題」もあり得ますが、主因は「監督コーチの指導力」と見えてしまいますね。だとすると、簡単に解決はせず、悪戯に時間経過!、との展開も想定されます。
しかし、当然「高い個々能力」から、依然として、
 D.レオシルバの「相手DFへのタイトチェック・ボール奪取」
 E.右サイドからの広瀬の「正確なクロスパス」
 F.左サイドでの遠藤の「鋭いゴール前抉りプレイ」は要注意必至ポイントです。

「戦力発揮」には至っていないと雖も、「豊富で強力な選手層」は驚異です。
しかし、「対戦成績上<カモ状態>」されていたコンサからの【キツイ逆襲パンチで勝利!】のチャンスです。コンサの低調コンディションを吹き飛ばし、力強く再開2連勝を目指しましょう。

3.コンサの戦術・試合展開・メンバー予想
コンサの「トップチーム、サブチーム」共に「コンディション」課題の克服が大命題ですが、昨日試合・本日TMを踏まえた結論は、「次戦は、現時点で、コンディションの高い順に起用」との方針が適正ですね。
「コンディションの高い順」との意味は、
➀フィジカルコンディション
➁戦術上チームプレーを実践するコンディションの両面で、
結果として「昨日の起用選手が主体」との選択が必至となります。

戦術は、昨日・本日共に、実践度に問題はありましたが、実戦とここから「3日」の「体重コントロールによる動きとキレの改善」効果により、「戦術実践度は、70~80%までアップ」が期待されます。
昨日試合での課題
➀90分間の「フィジカル」不足~運動量・集中力・スピード
➁90分間の「ゲーム感」不足~理解・判断の甘さ、ポジショニング、連携・カバー
➂身体のキレ不足~実戦トレーニングで改善、本日効果も大。前半「ポールへの寄せ・チェックの甘さ」続発。
➃ビルドアップの不安定~DFとGK間連携、プレー判断の遅れ、パス正確性
➄Wボランチの不安定~荒野は「2018レベルの低ポジショニング力にレベルダウン・退化」・理解判断も不良で、試合中「ミシャより直接指導連続するも改善せず」。深井は「運動量・キレ不足」。
➅ハイプレス時「周りの連動・全く不足・無し状態」~相手守備陣が、コンサプレスを躱して、一気にカウンターの切っ掛け・原因になり続けた。
➆GK菅野の「セービング力の低さ」~カバーリングの幅・空間の狭さ、反応の遅さは顕著。DF陣のカバーが必須で、攻撃戦術展開上「守備枚数少ない中での固有GK守備力に依頼」に支障。
は、➀➁➂➅の改善は進み、➃は「実戦でのトライ&エラーで改善」の実戦トレーニングを積み重ねる、しかし、それは一気・直ちにはならず、アウェイ4連戦の中でトライ!です。➄は、選手起用~深井⇒田中、荒野は「辛抱」して実戦での改善にトライ。➆は、DF陣の安定による「カバー力アップ」で、シュートブロック力は「GK・DF一体型」の一体プレー~縦に『二重壁』等の防御を敷く~で改善を図る。
と、改善は進み、「コンサ流ミシャ戦術」~前線へのロングカウンター+ミシャ戦術の「実践プレー」完全実施を目指します。

また、「得点」後の「チーム戦略消極化・後退」の悪習慣を払拭し、「意図的に途中休憩・プレイ強度を甘く・低下させる」時間は一切作らず、「追加点獲得の更に攻撃姿勢継続・プレー強度維持」の展開とするものです。

想定の試合展開は、
従前は「コンサの攻撃を、鹿島自陣堅守で簡単に打破され、一転して、流れる様なチーム一体・連動カウンターが作動し、一気にコンサ守備陣の『隙・スペース』を突かれ失点、とのパターンを繰り返し、気づけば『大差での敗戦・完敗』」との展開でした。
しかし、今シーズンのコンサは、より戦術熟成し、スピードと強さ、チーム連動の揺さぶり・崩し、より高く成長した個々能力プレー、リーグ最強のセットプレーは成長し、「鹿島の堅守」を突破・打破する瞬間を目指します。
謂わば、「鹿島の堅守」こそが【コンサの攻撃の最高の試験・試練舞台】という事で、鹿島と対戦する「派生する意味・意義」です。
<コンサの攻撃・鉾は、鹿島の堅守・盾で試される>のですね。
 本当に ”ワクワクする試合” です。
想定する試合展開は、

試合開始~15分 コンサ・鹿島の攻撃と堅守が交互に繰り返され一進一退
    ~30分 コンサ多彩攻撃からのセットプレーで先制獲得
    ~45分 両チーム・緊迫する激しい攻守転換で前半<1-0>
後半開始~60分 緊迫の両チーム攻守交替
         コンサ・ハイプレス炸裂しショートカウンター追加点
         60分選手交代で活性化  <2-0>
    ~75分 緊縛の中、鹿島カウンター炸裂で失点<2-1>
         選手交代で活性化
    ~90分 大激戦の中、<2-1>で、激選での勝利獲得!
         ですね。

起用メンバーは、
「中3日」でのリカバリーがポイントの様ですが、累積疲労は少なく、連続起用は「体重減による動きの軽快化・キレUP」が見込め、後半「フィジカル疲労からの交代」も絡めてポイントとなります。
スタメン選手は「試合フルタイム」では無く、「トップランクを維持」し、フィジカルからダウンの手前での「交代」で、「ハイランク走力・バトル・戦術実践」を維持し続けるものです。
そんなスタメンは、
         ジェイ
     チャナ     武蔵
   菅   荒野  田中  駒井
     福森  宮澤  進藤
         菅野
   
   サブ 駒井⇒白井  60分
      チャナ⇒金子 60分
      ジェイ⇒(武蔵)⇒ルーカス75分
      宮澤⇒ミンテ 75分
      荒野⇒深井  75分
         高嶺・カゥイン としましょう。

 昨日試合で良かった
 ➇武蔵のスピード・決定力
 ➈ミシャ戦術の連動・連携攻撃
 ➉ジェイのポストプレーの安定感
 ⒒チャナの華麗な繋ぎプレー 
 ⒓全員攻撃
 ⒔強烈・リーグNO.1セットプレーは、威力発揮し、得点獲得の源泉です。

第3節・再開第2試合は、激闘での勝利、と力強く着実なチームコンディションアップ・戦術完全実施に近づくステップ、とするものですね。

posted by yuukun0617 |20:03 |

2020年07月05日

~進化~ 再開は歓喜のエールの中!!

待ちに待ったシーズン再開は、コンサ勝利の歓喜のエールが日本全国からチームに降り注いでいます。
歓喜は、
第1に、コロナ禍の中、世界でも困難な状況に拘わらず、多くの努力・汗と涙の上、リーグ戦再開の奇跡を掴み取った事。
第2に、大好きなコンサの復活の雄姿を現実と出来た事。
第3に、苦しんだ試合・闘いの中、勝利の幸運を手にした事。
3つの歓喜に、画面の向こうのコンサチーム・コンサ戦士へ、力強く・熱いエールが、日本全国から集まりました。

選手・監督スタッフ・チームスタッフの努力、併せて、コンサを支援する全ての関係者、勿論!我らサポーター、のオールコンサの厳格で真摯で、粘り強い努力、
それと同時に、日本を作る全ての方々の賢明で、涙ぐましくて、暖かい努力の賜物で、本当に、それらすべての方々へ深く感謝するものですね。
”本当にありがとうございました! 皆さんのお陰で、大好きなJリーグ・コンサも復活です!!”

中断期間は、決して「消えた時間」ではありませんね。その間の「熱い努力の期間」があったからこそ、今からの「未来・将来」がある、のですね。
存分に「Jリーグ・コンサを愉しみましょう!」ね。

では、そんな感謝の想いを深く持ちながら、本日・再開・リーグ戦第2節・対横浜FC戦を振り返り、またまた「味わってみましょう」。

1.試合概要
コンサの再開スタメンは、ミシャ戦術・基本システム「3-4-2-1」
        ジェイ
    チャナティップ 武蔵
  菅   荒野   深井  白井 
    福森  宮澤 進藤
        菅野
  サブ  カウィン
      ルーカス・高嶺・金子・駒井・田中・ミンテ
予想では、タイトシーズン日程対策から、Wトップチーム形成・完全ターンオーバー選手起用戦略を採用し、本日は「Aチーム」の発進・スタート、と想定しましたが、試合は、最有力スタメン・個々能力順の「トップチーム」の選手起用でした。
その理由は、試合での実プレーが証明してしまった「コンデイション不調」にありました。「コンデイション」は、「フィジカルコンディション」と「プレーコンディション(理解・判断の『頭』、連携・スピード・精度の『実プレー』)」の2分野ありますが、その両面が「低レベル」で、個々の選手での「バラツキ・差」がありましたが、試合開始10分以降前半全体に、「身体のキレ不足」⇒「プレーのキレ不足」・「タイト不足(チェック・寄せ)」、「理解・判断の甘さ」⇒「連携ミス・カバーミス・ビルドアップチームプレー失敗・ハイプレスでの連動プレー不足・守備ライン位置取り甘さ・ポジションミス」が、支障・課題となり、横浜FCに「好きな様に支配・コントロール」させてしまいました。詰まりは、中断期間で「すっかりコンサスタイルのフィジカルとヘッド、プレーを喪失」していた、という事で、チーム練習再開後から、一からチームを作り直す・再構築、との再開準備・トレーニングだったという事だった、という事なんですね。確かに、「コロナ禍」で「外出禁止の完全自粛」状態が長期間継続した訳で、当然の結論・結果です。
そんな、「中断前状態への復活」には程遠い状況からの再開・再出発で、「完全復活には、最低複数試合の実試合トレーニングが必須」となり、本日試合も、可能な限り「多数選手にリカバリー実体験」の「カンフル治療(トレーニング)」も大きなシーズン展開上からの試合目的になったものでした。
実際、多くのコンサ各選手の「コンデイション変化・推移」は、
       フィジカル  プレー
試合開始時   70%   70%   武蔵得点・決定機+2回
 ~10分   
        60%   60% 失点時間帯
後半開始時   70%   70%   武蔵追加点・決定機+2回
 ~58分   深井⇔田中
        70%   70% 
 ~73分   荒野⇔高嶺
        70%   70%
 ~87分   宮澤⇔駒井、白井⇔ルーカス、チャナ⇔金子
        70%   70%   
交代選手のWボランチの出来は特に悪く、交代で対応。他の選手は、「前半」試合感(勘)と身体が重く・キレがなかったが、前半プレーで「水分等消耗で体重減」と「試合勘回復」から、後半開始時に「キレ」が回復し、プレーも回復となり、その後、オーバーワーク・過重運動量懸念選手を交代し、チーム全体、70%程度を継続・維持しました。
次戦は、「中3日」で水曜・アウェイ鹿島戦ですが、本日起用選手の多くは、「ハード実戦トレーニング」との効用から、「身体も軽く・キレも回復」に近づいた展開となりましたね。

横浜FCのポイントは、中断期に、チームスタイルを「対戦相手毎に、システム・戦術変更」に転換した事で、システムフォーメーションも、チーム基本形「4-2-3-1」では無く、完全マッチアップの「3-4-2-1」同型とした点です。布陣位置・ボール奪取位置は、事前想定通りの「積極型・前進位置」で、「コンサビルドアップ~GKからの第1パス、DFライン位置からのビルドアップ」にハード・タイトマークとし、結果、ビルドアップでは無く、前線・ポストへのフィードが中心となり、結果として、「パス数減少・パス成功率低下⇒相手ボール支配」と、想定外状況に陥りました。

試合展開は、武蔵の開始直後ゴール・先制で、コンサ有利・快調に開始されたやに見えましたが、続いた決定機2回を外し、一転、コンサ・コンディション低下が前半終了時まで35分間発生し、横浜FCの再三の決定機の内「1失点」となり、横浜FCコントロール展開でした。後半開始後、ミーテイング徹底・前半でのコンディション回復要因から、コンディション復活し、コンサコントロールに変化し、後半コンサ決定機は3回あるも、1回武蔵追加点獲得で、「2-1」のギリギリ勝利となったもの。  

2.コンサポイント
先ずは、試合スタッツ(速報)は、
       コンサ  横浜FC
シュート数 前半6本   9本
      後半5本   2本
内、枠内数 前半2本   4本
      後半3本   1本
得点    前半1点   1点
      後半1点   0点
支配率   前半43%  57%
      後半43%  57%
パス数   前半257  300本
      後半213  318本
パス成功率 前半82%  86%
      後半76%  84%
※前半数値は、横浜FCに攻勢を継続され、後半数値は、一気に逆転し、コンサ攻撃回数を増加させた数値ですね。
※しかし、前後半ともに、試合全体、支配率・パス数・パス成功率は、想定以下に変化されてしまいました。これは、コンサ「ビルドアップ阻止」の横浜FC戦術が機能し、「相手陣への攻撃パターンが、ロングパス・前線へのポストプレー一本鎗」にされてしまった結果です。詰まり、ビルドアップの「ショートパス交換=パスサッカー戦術」を封じ込まれてしまった事態となり、更に、「サイドでのカウンター・突破」パターンも同時に減退されてしまった展開となったものでした。

試合後ミシャコメントは「勝利の結果以外は、駄目。ビルドアップ・本来の狙いは駄目だった。90分間の試合への『ゲーム感・体力』の両方が不足。今後2・3試合これは続きそうだが、実戦の中で改善していく。相手ボール支配としてしまったが、ボールを動かす事が出来れば改善出来たもの。」と、
ビルドアップの失敗、ショートパス攻撃(縦パスからのスルーパス・ドリブル突破)・サイド攻撃からのクロス・サイドチェンジによる相手陣揺さ振り・更に「ハイプレス」などの「本来狙い」の大半が機能せず、試合の「ゲーム感とフィジカル」不足が大きく、「走る・闘う・規律を守る」のコンサ根本3原則の不徹底を指摘したものでした。

具体的問題点を課題化して置くと、
➀90分間の「フィジカル」不足~運動量・集中力・スピード
➁90分間の「ゲーム感」不足~理解・判断の甘さ、ポジショニング、連携・カバー
➂身体のキレ不足~実戦トレーニングで改善、本日効果も大。前半「ポールへの寄せ・チェックの甘さ」続発。
➃ビルドアップの不安定~DFとGK間連携、プレー判断の遅れ、パス正確性
➄Wボランチの不安定~荒野は「2018レベルの低ポジショニング力にレベルダウン・退化」・理解判断も不良で、試合中「ミシャより直接指導連続するも改善せず」。深井は「運動量・キレ不足」。
➅ハイプレス時「周りの連動・全く不足・無し状態」~相手守備陣が、コンサプレスを躱して、一気にカウンターの切っ掛け・原因になり続けた。
➆GK菅野の「セービング力の低さ」~カバーリングの幅・空間の狭さ、反応の遅さは顕著。DF陣のカバーが必須で、攻撃戦術展開上「守備枚数少ない中での固有GK守備力に依頼」に支障。

良かった点も多数。
➇武蔵のスピード・決定力
➈ミシャ戦術の連動・連携攻撃
➉ジェイのポストプレーの安定感
 チャナの華麗な繋ぎプレー ・・・まだまだ多数。

いずれにしても、
「中3日」のタイト日程で、次戦ですね。
起用選手の「リカバリー」と、次戦も続く「実戦トレーニング」が今後の進化・成功のカギですね。あまりにもタイトで、通常・定例トレーニングは、メニュー化は困難で、「実戦」の中で「高め、成長・改善させていく」事となるシーズンですね。

勝利の余韻に乗って、改善と成長へ進みましょう。
 



 

posted by yuukun0617 |01:43 |