コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2019年08月29日

〜進化〜 第25節神戸戦展望~対戦チーム・コンサ対策予想

W杯予選となる本年は、国際マッチ週間が繰り返されますが、日本代表9/5強化・9/10W杯予選日程となり、9月2日~12日の期間、国内外から選手を招集し、その間、J1リーグ戦のみは停止、ルヴァン杯・J2・3は日程進行となります。
コンサでも、チャナティップ・ソンユンの各国代表招集となり、また、9/30発表日本代表招集で、武蔵・菅の招集歴選手も含め、チーム離脱が発生します。

次節・第25節神戸戦までが、フルメンバー起用可能となります。
現在、フルメンバー・コンサVs絶好調神戸の対戦について、点検してみましょう。

1.対戦チーム「神戸」現況
現況は、
順位12位 勝点29 8勝5分11敗 得点42 失点40 得失差+2
2018シーズン・同節は、
順位 5位 勝点36 10勝6分8敗 得点31 失点26 得失差+5
 同    ・最終結果は、
順位10位 勝点45 12勝9分13敗 得点45 失点52 得失差-7
2018シーズンは、毎試合得点1.29→1.4点、同失点1.08→2.6点と、守備崩壊により、一気に順位・勝点獲得降下との失敗でした。
そのため、今シーズンは、更に、監督やWクラス選手の大型補強を累積し、優勝・上位へのステップアップを狙いシーズンスタートするも、現況は、毎試合得点1.75点、同失点1.66点と、得点力はやや上昇、しかし、守備は、最シーズン後半の崩壊からの改善はあるも、守備弱体化が継続し、シーズン現況は、当初目標とは大きく乖離の「低位順位・一時降格圏争い」と低迷・失敗です。
 しかし、第23節浦和戦-第24節鳥栖戦と、「大量得点・最少失点」の完勝・連勝と、巻き返し感を醸し出し始めたところです。
しかし、そんな好雰囲気も、好転起因となった「華麗なパス回し・起点のイニエスタ」が故障離脱し、次節起用は困難との状況となり、「最中心・中軸喪失」により、前2試合の試合内容は極めて困難となったもの。

戦術は、【パスサッカー型攻撃スタイル】で、スペインスタイル~ショートレンジパスサッカー~の再現を目指し、スペインサッカー経験者として、イニエスタ・ビジャ・サンペール・フェルマーレンの4人衆+ポドロスキ・ダンクレー・ウェリントン+西・酒井・山口・田中・藤本・小川・古橋・飯倉・大崎と代表クラス国内選手を加え、元々の神戸選手は、皆無の状況との選手保有を構築。国内最高値年俸チームで、コンサの数倍に至るもの。
選手選考基準は、「スペインスタイル・ショートパス能力」が絶対条件で、「ボールポゼッション確立」で、<ボール保持=試合支配>との思想から、「自チームボール保持時間=自攻撃時間帯=被攻撃外時間帯として守備局面を縮小」し、攻撃は「ビルドアップ~中盤支配~前線突破~得点獲得」とし、試合完全コントロール・完全勝利を図るもの。
しかし、スペインスタイルは、現在、対抗策により、一部チームのみの特殊スタイルとなりました。
というのは、「ショートパス交換」は、「マンマーク」対抗で、「パスの出し手」制約もありますが「パス受け手マーキング=ターゲット封止」で、パスの出し処が消滅し、また、中盤の選手密度集中の局面多発となり、そこの「僅かなスペース・ギャップ」を突くパス交換は、成功率を急激に下げ、「戦術上、最大前提のボール保持」が成立しません。そんな「厳しい局面でパス成立可能選手」は「イニエスタ級の最高レベル選手」しか居らず、流石のスペイン・リーガエスパニョーラでも、成立させられるチームは乏しくなった、という事です。

ここ2試合の神戸・完勝こそ、その「パスサッカーが華麗に大成功」した試合で、浦和・鳥栖ともに、「イニエスタ」独りに、翻弄された試合で、そのスーパーパスを受けた「決定力」ある選手が、決定機に得点獲得、との試合展開でした。
しかし、その根幹・源泉「イニエスタ不在」は、文字通り「替えの効かない・不能」な選手であるが故の弱点が、次節で噴出し、「スーパーチーム」となりかかった神戸は「普通のJ1・高能力選手多数・個々の能力プレイとの自然形プレイ総和のチーム力」で、大きくチーム力ダウンとなりました。

フォーメーションは、イニエスタを「前線下・レジスタ」とするスタイルを追求するも、4ー2ー3ー1、4ー4ー2、4ー1ー3ー2と基本的に4バックスタイルを採用。選手能力も、現行フォーメーションが「最適能力・ポジション」の選手となり、補強・獲得の方法が「ポジション・タスク」を明確とし「そのポジションに最適選手」を選択し、競争獲得として来たもので、「各選手ポジションの流動化・ポリバレント化」は困難・無理な選手層で、変化・流動・柔軟性は乏しいですね。

2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
1.のとおり、
「神戸・ショートパスサッカー戦術」Vs「コンサ・ミシャ多彩戦術」の闘い。
具体的には、
神戸;ショートパス交換・ポゼッション確立・攻勢時間帯保持・4バックブロック守備・高能力選手の自然形プレー  の「一時代前流行・旧型・攻めるサッカースタイル」 に対して、
コンサ;個々の選手能力を融合しチームプレイとして戦術により攻守を形成、
システム可変・5ライン・ポジショナル・多彩パータンとリーグNo.1セットプレー、守備時は5ー4のダブルライン・ブロック守備の「最新・最先端戦術」
と、<新・旧戦術対決>。謂わば「旧バルサVsMC(マンチェスターシティ)」との対決。

ポゼッションは、意図する「神戸」がボール保持・攻勢、コンサボール奪取から「多彩・華麗・ハイスピード・精密攻撃」のリーグNo.1ゲームメイク・決定機構築力がフル発揮し、一転して複数得点獲得、との展開に変化し、
<神戸・パス戦術攻勢→コンサ堅守・自陣ボール奪取→コンサビルドアップかカウンターのダブル攻撃→コンサ多彩攻撃→決定機・得点獲得プレイ>との試合展開が反復されるものです。
その中、両チーム・決定機での「決定力」勝負で、その結果により、勝敗が決するもの。

コンサの戦術は、コンサ式ミシャ戦術で、「3ー4ー2ー1」基本システムから、5可変システム可変、守備ラインは、神戸ポゼッション・攻勢から、やや守備的な「M3rd'底位置」に守備ライン布陣とし、その「5ー4ー」2ライン・ブロック・複数選手連携守備で、「堅守」するも、自陣ボール奪取から、➀ビルドアップ~中盤侵入・ポゼッション確立・攻勢~多彩攻撃➂DF・GKより、前線へフィード・ポストプレイ起点のショートカウンター➂派生・リーグ最多得点セットプレー攻撃、で決定機構築~シュート・得点獲得、
その攻撃中、ボールロストでは、➀ゲーゲンプレス~その瞬間・2~3秒以内ボール奪回プレッシング、➁前線からの守備で、ボール奪回からのショートカウンターやボール起点パス阻止を図ります。

特に「ボールへの寄せの速さ」「把握・判断の速さ」がポイントとなり、その前提の「プレイ予測」が、勝負を決定します。

試合展開は、
試合開始 ~ 15分 神戸「ポゼッション確立・攻勢」の開始から、
           コンサのボール奪取~素早い攻撃切り替え~
           ポストプレイからのショートカウンターと、
           ビルドアップからの攻勢と、
           神戸ボール奪取からのショートパス戦術が、
           交互に繰り返した「均衡・緊迫試合」
     ~ 30分 コンサ決定機到来し、先制獲得
     ~ 45分 交互に、攻守を繰り返し「1ー0」にて前半終了
後半開始 ~ 60分 後半開始直後、神戸攻勢
     ~ 75分 コンサボール奪取から、反撃。
           セットプレーから、追加点獲得
     ~ 90分 神戸・攻勢強化、コンサ選手交代し活性化を図り、
           「 2ー0 」完勝で試合終了。
     と予想します。

メンバーは、

ポイントは、ジェイ・武蔵・チャナティップとロペスの起用法ですね。
神戸戦は、前後半での試合内容転換は無く、アウェイ・神戸の「夏場試合環境」でのフィジカル低減・変化と、先制点・追加点・失点等の試合展開次第となります。
ここ数試合で、連携面が大きく改善された「ジェイ・武蔵・チャナティップ・トリオ」と、以前効果的だった「ジェイ・ロペス・チャナティップ・トリオ」+後半・神戸フィジカル低下局面での武蔵投入、との比較・対比です。
重要ポイントは「最初・2番目・決定機でのシュート精度・決定力」で、「武蔵よりもロペスの高決定力」が優位となります。更に、後半・神戸フィジカル低下局面に、スピードと裏スペース飛び出しの「武蔵」プレイは、流石の強力・神戸4バックラインも混乱・突破を許す展開が濃厚です。
という事で、

スタメン       ジェイ
      チャナティップ  ロペス
    菅   深井    宮澤   白井
       福森  ミンテ 進藤
          ソンユン

サブ  後半・60分  ルーカス ⇔ 白井
      ・75分  ロペス  ⇔ 武蔵
         荒野・中野・石川・金子・菅野  
    に賭けましょう!!         

posted by yuukun0617 |19:03 |