2018年07月20日
~進化~ 次節第17節磐田戦展望①チーム点検
1.本日、Jリーグ全体「選手登録第二期間(ウィンドー)開始日」で、8月17日(金)までの29日間、追加選手登録化可能となります。
例年、その初日(本日7月20日)に大量の追加選手登録が実施され、締め切り間際の最終日(8月17日)に「多数駆け込み登録」となりますね。
「イニエスタ・トレスをはじめ、既にリリースの選手が、早期に一斉登録」となり、最短ならば「次節から出場可能」となります。
いよいよ、新戦力が各チームに登場し、リーグ戦線に大きな反響・振動を与える事必至ですね。
前々ブログでは、「7月18日」時点でリリース内容を一覧記載しましたが、各チームでは、チーム戦略に則り、29日間を有効に活用し、その後の追加リリースが続出しています。
元々、この第2登録ウィンドー期間に、
移籍対象選手が各チームより一斉に市場に露出・発表され、
「対象選手リスト」掲載選手につき、
各チーム「獲得交渉候補への有無」が検討されます。
コンサでは、ここまでは、この期間恒例の「レンタル選手の打診・完全移籍交渉」に限定し、「新戦力獲得交渉」は表面化していませんでしたが、「移籍可能選手対象リスト」に目ぼしい選手があれば「交渉開始」もあり得ます。実際は、「対象リスト候補の予想」は既に終え、実際にリスト掲載の場合「開始」となり、その想定外の「有力候補」がリストにあれば「追加交渉開始」という所でしょう。~どうかは、今後の注視ポイントにして起きましょう~
2.では、次戦第17節「磐田戦」展望ですが、
その前に、前節リーグ戦での、大変興味深いデータがありました。
確認してみます。
ポイントは、前節コンサも「大課題」とのミシャコメントだった「シュート精度」です。
~シュートポイント(シュートした位置)~の問題です。
前節のリリースデータ値は、
チーム 〔シュート数〕〔PA内シュート〕〔枠内数〕〔得点〕
コンサ 12本 8本-66.6% 5本 1
仙台 12本 6本-50% 4本 2
鹿島 13本 7本-53.8% 7本 3
浦和 15本 11本-73.3% 9本 3
柏 16本 8本-50% 2本 0
FC東京 16本 12本-75% 4本 1
川崎 15本 8本-53.3% 6本 2
横浜FM 22本 15本-68.1% 14本 8
湘南 10本 4本-40% 3本 1
清水 13本 5本-38.4% 3本 3
磐田 10本 9本-90% 7本 3
名古屋 7本 2本-28.5% 3本 1
G大阪 5本 0本-0% 1本 0
C大阪 11本 4本-36.3% 2本 0
神戸 17本 10本-58.8% 5本 1
広島 27本 19本-70.3% 11本 4
鳥栖 13本 6本-46.1% 3本 1
長崎 6本 3本-50% 1本 0
いかがですか?
チーム毎に、明確な差が現れました。
W杯での勝利への重要ポイントとして注目された
「シュートポイントは<PA内シュート>中心・原則」との、
W杯予選リーグ突破・決勝トーナメント上位争いチーム共通事項は、Jリーグでも同様内容でした。
以下の通り、3つのグループに分かれていますね。
①PA内60%以上 ・・コンサ・浦和・FC東京・横浜FM・磐田・広島6チーム
②PA内50~59%%・・仙台・鹿島・柏・川崎・神戸・長崎6チーム
③PA内~49%・・湘南・清水・名古屋・G大阪・C大阪・鳥栖6チーム
③チームは、チームコンセプトに問題ありとして、次戦以降も同様傾向⇒枠内シュート数少数=得点獲得少数⇒勝利確率低下。
逆に、コンサも含め、①チームは「枠内シュート・ゴール枠内ターゲットへのシュート」増加による得点獲得好調となり「勝利確率アップ」です。
今後も、その動向と推進について、継続確認事項です。
3.次戦対戦相手「磐田」チーム点検
①現況
順位7位 勝ち点22 6勝4分6敗 18得点18失点得失差0
コンサは、
順位5位 26 7勝5分4敗 21得点19失点得失差2
内容は殆ど同レベル、更に、直近7試合戦績も激似で、
磐田 「2勝2分3敗」<3試合連続未勝利>
コンサ「3勝2分2敗」<3試合連続未勝利>。
しかし、現在内容では、中軸選手の試合起用で大きく差が開く状態。
磐田・・チーム中軸・中核の「ボランチ;ムサエフ・OMH;アダイウトン・司令塔;中村俊輔・若手急成長ストライカー;小川航基」と4選手が故障離脱。一気に、選手起用が苦しい状況に転落。
しかし、突然、苦境を一気に打開・解消する「交渉大ファインプレー」を成立。今期登録第2ウィンドーで、川崎「エースストライカー;大保嘉人」を獲得・本日登録。次節から、出場必至でしょう。川又と大久保の併用で「中村俊輔ポジションに大久保」起用で、大穴が一気に解消しています。
②システム・戦術
本来システムは「3-4-2-1」ですが、前節は変則型「3-5-1-1」。しかし、大久保起用で、「3-4-2-1」に回帰必至と予想します。
ボール支配率「平均47.8%」パス数「13位・同成功率(前節)76.8%」で、守備優先の上前線からの守備も行い、攻守バランスを取り、攻撃バランスも、両サイドやや多いが・中央もあるバランス型、、速攻とパス攻撃もあるバランス型。そのため、「連携・組織力」よりも「選手個々の能力」による突破・打開・展開が多い、との戦術。
中村復帰による「川又・大久保・中村」の豪華3選手揃いぶみ時には、「最大・強烈」攻撃力の展開必至ですね。更に「アダイウトン・ムサエフ」復帰時には、リーグトップ水準「スタメン」にステップアップです。
この状況での対戦は「チャンス!!」という事です。
③個別データ(磐田VSコンサ 形式で記載してみます。)
・シュート数=チャンスメイク力[磐田11位△ VS コンサ5位◎]
--意外に、ゲームメイク力は低レベルでしたが、大久保で一気に打開?
・枠内数=シュート精度 [磐田1位◎ VS コンサ7位]
・PA内シュート=シュート精度 [磐田1位◎ VS コンサ6位]
--シュート精度両事項とも、川又の能力です。ジェイ・都倉とは大きな差を付けられています。大久保起用でも同傾向でしょう。
・パス数=パス攻撃力 [磐田13位 VS コンサ10位〇]
--コンサは「ビルドアップ・連動パスの活性化」指向中で改善中途で、差が拡大中。
・クロス=サイド攻撃力 [磐田9位 VS コンサ6位〇]
同得点 [磐田6位 VS コンサ1位◎]
--両チーム共ストログポイントだが、得点力はコンサ。
・セットプレー得点=攻撃力 [磐田11位 VS コンサ6位〇]
--中村俊輔なのに意外に低得点。コンサが優位。
守備項目から、
・インターセプト=ボール奪取力 [磐田9位 VS コンサ2位◎]
--コンサの守備力が優位。
・被シュート数=ボランチ・DF力 [磐田2位◎ VS コンサ16位]
--Wボランチ山本・田口、特に田口が強烈。コンサは弱体。
・被シュート成功率=GK・DF力 [磐田14位 VS コンサ3位◎]
--カミンスキー+3DFは低レベル。コンサ優位。
全体項目では、
・走行距離=走力 [磐田14位 VS コンサ4位◎]
・スプリント数=走力 [磐田13位 VS コンサ11位〇]
--走力は、圧倒の差でコンサ優位。スプリントも差は縮まるも同傾向。
・ボール支配率=試合コントロール力 [磐田12位 VS コンサ9位〇]
対比してみると、
磐田優位は「シュート精度」と「ボランチ力」の2項目のみ。
対して、
コンサ優位は「チャンスメイク力」「パス攻撃力」「サイド・セットプレー攻撃力」「ボール奪取力」「GK・DF力」「走力」「試合コントロール力」と、内容で圧倒しています。
④メンバー
既に記載の「在故障中軸選手」を除く試合起用想定選手は、
想定システム「3-4-2-1」で記載すると、
川又
松浦 大久保
小川 田口 宮崎 櫻内
新里 大井 高橋
カミンスキー
SB 山田・山本・中野・森下・三浦・上原
6選手がトップレベル選手という所でしょうか。
磐田の選手層は超強力選手もいますが、全体レベル・チーム力では、コンサも十二分に優位・勝負が出来る選手層です。
次戦は、「コンサ完勝」を期する試合となりますね。
posted by yuukun0617 |20:50 |