2017年04月18日
~進化~ データからの第7戦時点リーグ現況
リーグは、第7戦で、シーズン34試合の「1/5(20%)」が終了しました。
この時点での、リーグとコンサの現況を、直近試合データ・累積データから点検です。
1.基本データの確認
順位 チーム 勝点 得点 順位 失点 順位 得失差 順位
1 浦和 16 21 1 7 4 14 1
2 鹿島 15 10 3 5 1 5 2
3 神戸 15 10 3 6 2 4 4
4 横浜 13 10 3 7 4 3 5
5 G大阪 12 13 2 8 8 5 2
6 川崎 12 9 8 7 4 2 6
7 C大阪 12 8 11 6 2 2 6
8 F東京 10 ・・・・・・
9 清水 10 ・・・・・・
10 磐田 10 ・・省略・・
11 柏 9 ・・・・・・
12 仙台 9 ・・・・・・
13 鳥栖 8 10 3 10 13 0 11
14 甲府 8 6 14 9 11 -3 14
15 コンサ 8 6 14 10 13 -4 15
16 新潟 5 ・・・・・・
17 広島 4 ・・・・・・
18 大宮 1 ・・・・・・
順位は、得点数・失点数・得失差とほぼ同順位で、連動するようになって来ました。
順位アップには、得点獲得数の上昇と失点数の減少が必要です。
コンサ順位は、3指標共に、順位と連動しています。
しかし、重要点は、勝点差が殆ど消滅して来た点で、
一節毎に、「勝点3」獲得により、大きく順位はジャンプアップする状態。
首位「浦和」から15位「札幌」まで、勝点差「8」で、僅差の中で激しく順位変動する点です。
このため、現時点では、(皆さん十二分に認識頂いている通り)順位は一過性項目として意識せず、「勝ち点累積」に注目すべきですね。
現在下位チームに、本来強豪チームが多数居り、今後、絶対に実力発揮・牙をむく時期が、近いもので、不調チームの発生している内に、「勝ち点累積」です。
2.得点数の源泉である「シュート数・決定率・枠内数」
得点 順位 チーム シュート数 順位 枠内数 順位 決定率 順位
21 1 浦和 107本 2 48本 4 18.7 1
13 2 G大阪 85 9 36 2 14.1 2
10 3 鹿島 100 4 31 6 10.0 10
3 神戸 93 6 31 6 10.8 7
3 横浜 87 7 33 5 11.5 5
3 F東京 73 14 28 11 11.0 6
3 鳥栖 71 15 24 13 14.1 3
・・・・・・
6 14 甲府 51 17 17 17 13.6 4
14 コンサ 47 18 28 13 5.5 15
4 16 仙台 79 12 20 16 5.1 16
3 17 広島 123 1 30 8 2.4 18
2 18 大宮 67 16 16 18 3.0 17
得点順位は、リーグ順位に連動は1.の通りでしたが、
シュート数順位は、全く連動していません。つまり、シュート数と得点数は、そのままでは連動しません。シュートに「条件付け」がある事を証明しています。
「条件」は、「枠内数」でしょうか?
意外に、「枠内シュート」の条件だけでは、近いですが、完全には連動しません。
更に、「条件付け」は、「決定率」に正解があります。
「決定率」は、完全に連動します。
「枠内」では充足せず「決定率」で充足の意味は、
「ゴールポスト全体の枠内シュート数」ではなく、決定率の別表現【GKに取られないシュート数】で充足となります。
つまり、【GK範囲外のゴール枠内シュート率】=【決定率】という事で、
【シュートターゲットを枠内とするか、ゴールのピンポイントとするか】の相違で、決定的な差を産みます。
広島のシュート数・枠内シュート数は、リーグトップレベルに拘らず、得点最下位層に低迷の主因そのものです。
この「決定率」を主眼としたシュート構築は、完全に、チームカラー・チーム戦術・チーム練習に因るものです。各チームの取り組み内容が、リーグ順位・チーム戦績を決定しています。
コンサは、「決定率」の現状は、7戦全体で、5.5%の15位に低迷ですが、4節22.2%⇒5節0%⇒6節9.1%⇒7節7.7%と上昇中で、徐々に改善しつつありますが、シュート数の少なさは、極端な最下位数でしたが、4節9本⇒5節7本⇒22本⇒13本と、急上昇し、得点獲得力が明確に向上中です。
3.コンサデータ
7節の個別項目順位と7戦まで合計の個別項目順位を確認。
①7節
得点 シュート数 枠内 決定率 パス数 成功率 クロス数 成功率
7位 7位 9位 11位 17位 12位 9位 4位
失点 被シュート 被決定率 支配率 運動量 スプリント
4位 6位 9位 17位 13位 10位
ストロングポイントの「クロス攻撃」は高成功率で9位。
守備項目は上位ランク、攻撃項目・運動量も、リーグ7~13位の中位ランクの試合。
②7戦まで
得点 シュート数 枠内 決定率 パス数 成功率 クロス数 成功率
15位 18位 11位 15位 17位 13位 1位 1位
失点 被シュート 被決定率 支配率 運動量 スプリント
13位 16位 14位 14位 6位 16位
「クロス攻撃」は断トツ1位。運動量もリーグ上位ランク。しかし、攻撃項目は下位状態を低迷。現順位と符合している項目が多数となり、全体、リーグ下位レベルを証明している。
改善・上昇中項目も複数産まれ、徐々に進化し、成長しているが、進行スピードが遅すぎ、実際、コンディション調整と次戦準備に追われ、レベル・課題改善は、実戦経験・体験で獲得できているもののみ、に限定されているため。
砂川解説の通り、「コンサは全チーム、強豪」ですが、次戦も、リーグ首位対戦の強烈試合が待っており、対戦準備と用意で精一杯で、チーム改善は「実戦」から獲得するもののみでしばらく我慢ですね。
以上 現状確認でした。
posted by yuukun0617 |23:40 |