コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2017年04月07日

~進化~ 第6戦「FC東京」チーム点検

突然の「深井」長期離脱で、コンサの選手層状況は、大混乱状態。
リーグ順位も「15位」で、もう降格圏瀬戸際まで追い込まれ、
チーム現況は、客観的・冷静に見ると、「順位・選手層・得点力・堅守確立」の全てで、危機と改善困難な状況の結果です。
唯一、「小被害」項目は、勝ち点目標<1試合「1勝ち点」>に「-1」との点。
当初の「勝ち点35獲得」を目標としたシーズン戦略「ホーム;上位8チームには敗戦・中位以下9チームから勝利、アウェイ;中位以下8チームから引き分け以上・上位9チームに敗戦」からは、次戦「FC東京」戦は、5位で「敗戦」も可となります。
ここは、「引き分け=勝ち点1以上」を狙いで試合展開構築ですね。
勝ち点目標推移もトータル「-1」を維持する「引き分け=勝ち点1」以上試合目標です。

さて、試合狙い・目標が、「引き分け以上」を基準にリセットされますが、対戦相手「FC横浜」のチーム・戦力の点検です。
1.現況
順位5位 勝ち点10 3勝1分1敗 9得点 6失点 得失差-3
昨年までの上位入り失敗を受け、リーグ第2位の資金力により、監督・コーチ、選手を入れ替え、選手年俸リーグ第2位の高ランク選手の保有に進化しました。
FC東京認識では、現在順位は想定以下の不満足状況で、今後、一段とパワーアップを想定しています。
前年までと大きく進化しつつある・変化させようとしているのは、「攻撃力」です。
失点数は、2012-44、2013-47、2014-33、2015-33、2016-39で、「1試合1失点以内」で、守備力はJ1上位基準に到達しています。
この守備力を基盤に、攻撃力アップ=得点力アップで、上位・TOP狙いとしたもので、恐らくは、「1試合2得点」≒シーズン60得点目標でしょう。
移籍は、攻撃陣のパワーアップ型チェンジ目標で、加入;FWウタカ・大久保・永井、MF高萩、SB太田、守備陣は、GK林・大久保でJ1トップ選手、放出;平山・林・ムリキ、羽生・水沼・野澤、GK権田・榎本・秋元は、格落ち・高年齢で、圧倒的に戦力プラス移籍で、強力攻撃力の潜在力は、リーグTOPランク入りです。
2.戦術・システム
前年の戦術・システムは、「堅守・攻守バランス型」戦術で、
システム【4-4-2】18試合 5勝3分10敗 18得点 25失点
  【4-2-3-1】12試合 8勝2分 2敗 19得点 14失点を使い分け、 
戦績は、【4-2-3-1】が上廻りました。攻撃型にも拘らず、得点アップと失点減少の結果となりました。
今年は、「堅守・攻撃バランス型」のより積極戦術に変化し、
システムは【4-2-3-1】を中心としました。その結果は、
得点力 1試合1.4点で、リーグ3位、失点は 1試合0.75点で、成功しています。
1試合【4-2-2】システムを採用した試合では、3失点の大量失点の結果で、劣後の結果でした。
3.個別ポイント・データ
①記載の通り今シーズン変化を選択しましたが、ちょっと理屈に合わないポイントがあります。「支配率」です。
昨シーズンの支配率は、46.3%リーグ15位でしたが、より攻撃型戦術と攻撃的システム【4-2-3-1】中心に変化させましたが、今シーズン支配率は、49.4%リーグ9位で、劇的変化とはならず、相手チームにボール支配をほぼ均等戦術としています。
この点は、昨シーズンから、継続チーム課題である「パス成功率」によるものと想定します。
今シーズンのパス成功率は「73.8% リーグ12位」で、リーグTOPランク選手起用に拘らず低率です。⇒逆データ・・パス失敗率(26.2%)=ボールロスト(率)が、支配率上昇しない原因です。
スタメン起用に、新規加入選手が多く、連携・相互理解度に未だ課題がある事を逆証明しますが、今後、連携習熟により急速に解消し、支配率も55%以上に上昇していくものと想定します。 しかし、現時点では、数少ない≪攻略ポイント≫です。
②強烈要注意データがあります。
「シュート決定率」=得点成功率です。
昨シーズンは「9.0%」リーグ13位で、攻撃で、得点獲得に至らない最大課題でした。
そのため、シュート選手・クローザー・ゴールゲッターを入れ替えた訳ですね。
今シーズンは、激変しました。
「13.2%」リーグ4位で、シュート数は減少するも、「枠内シュート数」1試合4.8本・リーグ4位(前年8位)、得点1試合1.4点・リーグ3位に大改善の結果です。
そして、現在、FWウタカ・大久保・永井・前田遼一、MF中島翔哉・東・高萩・橋本、DF森重の高得点力選手を9名もの多数保有していますが、未だウタカしか爆発していません。今後、残り8選手の爆発が始まります。驚愕の攻撃力の炸裂時期は近いでしょう。
③攻守の各項目データ
シュート数 1試合10.6本 リーグ15位 ×
ゴール数  1試合 1.4点 リーグ 3位 ◎
枠内数   1試合 4.8本 リーグ 4位 ◎
成功率      13.2% リーグ 4位 ◎
パス数   1試合444本  リーグ11位 △
成功率      73.8% リーグ12位 × 
クロス数  1試合18.0本 リーグ 3位 ◎
成功率      17.6% リーグ13位 ×
直接FK  1試合15.8本 リーグ 1位 ◎
CK    1試合 6.8本 リーグ 2位 ◎
攻撃回数  1試合132.8回リーグ 2位 ◎

失点数   1試合 1.2点 リーグ10位 △
タックル  1試合19.2回 リーグ14位 ×
クリア   1試合22.4回 リーグ10位 △
インターセプト   1.0回 リーグ17位 ×
被決定率      8.8% リーグ 8位 〇

守備データは、ややダウン気味ですが、1試合リスク大システムを選択したためで、堅守は維持。
攻撃データは、ほぼ完璧で、守り切るのは至難ですね。
コンサは、攻守共に、「パス成功率の低さ=ボールロスト」機会を作る事と活かす事にかかっていますね。

以上 FC東京のチーム現況を点検しましたが、試合目標と試合展開・戦術は、厳しいものとなせざるを得ないですね。

次ブログで。

posted by yuukun0617 |00:02 |