コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2016年09月28日

~進化~ 北九州戦 事前点検

残り9試合、着実に、優勝と自動昇格ゴールに向かい、一直線に「勝利」を積み上げましょう。そして、社長コメントの通り「来季・J1へのチャレンジ・準備を勇気を以てトライ」するのはこの期間です。また、四方田監督・岡田前監督トークでは、「J1用の選手獲得・戦術は当然必要となる」との内容でしたが、「現有戦力の急上昇とその結果としての来季残存が現在可能な最重要課題」です。

「北九州戦」も、
①新攻撃スタイル≪課題克服と攻守両方の戦力アップ・熟成≫、
②現有選手テスト起用 の2テーマを中心に、勝利と成長進化の双方を獲得です。

では、簡単に、北九州のチーム点検です。
順位22位 勝点28 6勝10分17敗 34得点 52失点 得失差-18
J2最下位チームで、降格一番手。 得点はJ2-14位、失点はJ2-21位。
ここ5試合成績 1勝2分2敗;7得点4失点 。
2015昨シーズンは、J2最終順位コンサ10位に対して7位の最終59得点、58失点でした。2016選手構成も、放出は限定的で加入は即戦力で失敗ではなかったが、得点4割減・失点8割増しとなり、良いところなし状態。19位チームとこの時点「勝ち点6差」は、挽回甚だ困難状態で、実質降格決定待ち状態。

システム戦術は、
【4-4-2】【攻守バランス型】で、「個」の勝負の勝利連続で「攻守展開」のコンセプトは、空回り状態で、攻守共に、「組織的プレー」は乏しく、単発なプレーが多い。
本来、同戦術から高「ポゼッション」の所ですが、平均48.9%〔J212位〕。
戦績になると、より不可思議で、高ポゼッション程、戦績低下の逆比例結果で、システム戦術は失敗している状態です。
「48.9%以上試合」
 15試合 2勝3分10敗 
 1試合平均勝ち点0.6点  1試合得点0.66点、同失点1.66点
「48.9%未満試合」
 16試合 4勝6分7敗
 1試合平均勝ち点1.12点 1試合得点1.5点、 同失点1.68点
低ポゼッションの方が、圧倒的に戦績が高く、特に、1試合平均得点が大きく増加しています。 <ハイポゼッションによるパスサッカー展開>は「夢の中」で、現実化は出来ませんでした。

また、試合展開でも特徴があります。
結論は、【3バックチーム】=【堅守型】チームを苦手としています。
対戦成績は、
【対3バック】1勝2分9敗 1試合平均勝ち点0.45点 同得点0.63点
【対4バック】5勝7分8敗 1試合平均勝ち点1.10点 同得点1.30点
対3バックチームからは、得点が減少し、勝ち点獲得が半減以下まで激しく下がる結果です。

スタメン・サブの起用選手が連続・固定化しがちです。
試合起用選手数は多いですが、連続・固定が続き、コンディション調整で、不良選手や警告累積集中による固定選手の突然休止が度々発生し、戦力のアップダウン・波が大きく、戦績低下原因の一つともなっています。

最後に、得失点パターン=ターゲットと守備ポイントを記載しておきます。
得点パターン・・セットプレー29.4%+クロス14.7%+こぼれ球17.6%+ドリブル14.7%=76.4%で、この4パターンで8割近くとなり、要注意ですね。
失点パターン・・セットプレー32.7%+クロス19.2%=51.9%で、この2パターンで5割以上の得点ターゲットです。

コンサの現戦力では、圧勝結果が順当で、それに向けた準備と実戦結果獲得ですね。

有難うございました。
        

posted by yuukun0617 |19:27 |