2016年05月07日
~進化~ コンサからの比較各種データ
各チームが試合展開中。首位は想定内の町田に、C大阪も固そうですね?さすがに山口さんは気づかいしてくれるかなぁ~?! のんびり、試合観戦ですね。
さて、GW研究シリーズは、前回ややマニッアック・理論に偏り気味で、反省しコンサを中心に各種データの点検・研究とします..!
改めて、各種データから、コンサと各チームの相対比較で強味・弱み、闘うポイントを点検にトライ!!
(1)11節順位順のボール支配率(順位)得点(順位)・失点(順位)・得失点差(順位)
順位 チーム 支配率 同順位 得点 同順位 失点 同順位 得失差 同順位
1位 札幌 48.9 12 15 3 6 1 9 1
2位 C大阪 53.4 5 12 9 7 2 5 3
3位 町田 46.5 19 14 6 7 2 7 2
4位 山口 56.7 1 17 1 13 14 4 6
5位 岡山 46.4 16 16 2 11 9 5 3
6位 清水 54.5 3 15 3 10 8 5 3
7位 松本 52.7 6 11 11 11 5 3 7
8位 京都 51.6 7 13 8 11 9 2 9
9位 讃岐 45.2 21 15 3 14 17 1 10
①ボール支配率と順位、得点、失点は連動しません。=単純に、支配率の増加が得点増加・失点減少、順位上昇とはなっていません。
ボール支配率は、チームの特徴を表し、
≪ポゼッション・プレス≫指向で、チーム・選手に適正した場合高率は得点増;山口・清水・京都となっています。
一方≪堅守・速攻≫指向の成功チームは、低率となるも得点低下とは限らず、チーム・選手にフィットでは得点数増となっています。;札幌・町田・岡山・讃岐
②順位と得失点差順位は面白い位に、ほぼ連動しています。=つまり、指向戦術の相違、得失点数よりもトータルした得失点差が一番重要(得点が増加しても、その分失点が増えたり、超過するのなら失敗)という事です。
⇒という事は、 攻守バランスを重視しない戦術は失敗!!になりますね。
実際、札幌が一番の優等生!!の取り組みです。- ≪守備主軸で≫≪速攻≫戦術で【3-4-1-2】システム(=ポジション配置)で攻守バランスを作り、守備失点数1位、攻撃得点数3位、得失差ダントツ1位 ・・・➡ 1位順位 となっている訳です。
他チームでは、その得失差増加のために、攻撃型≪ポゼッション・プレス≫戦術や守備型≪低支配率・堅守≫戦術を採用し、チームフィットや選手適合のレベルアップで、結果上位進出を狙ってくる!という事になりますね。得失差を上げるため、どの戦術がチームに適合かの勝負!と言えそうですね。
(2)チーム毎の 得点特徴・失点特徴、すなわち、得意パターンと穴パターン
〔得点パターン〕
順位 チーム 得点 同順位 得意パターン(3得点以上パターン)
1位 札幌 15 3 セットプレー 4・クロス 3・平均的
2位 C大阪 12 9 セットプレー 5・ショートパス 4
3位 町田 14 6 セットプレー 5・クロス 4
4位 山口 17 1 クロス 4・スルーパス 3・その他 4
5位 岡山 16 2 セットプレー 5・クロス 6
6位 清水 15 3 クロス 7・ショート 3・ドリブル 3
7位 松本 11 11 セットプレー 4
8位 京都 13 8 セットプレー 5・こぼれ球 4
9位 讃岐 15 3 セットプレー 5・クロス 3
①多数パターン;セットプレー・クロスで、得点獲得有効攻撃です。
②チーム戦術・システムに連動した攻撃パターンになっている。
コンサは、全パターンが平均的にある唯一のチームで、多様なチャンスも高い決定力により得点としている状況です。ただ、メインパターンのセットプレー・クロス得点は未だまだ強化可能で、課題。
③実は、セットプレーの内、直接アシストとなる得点は、J2全チームでたった6得点しかありませんでした。 ただ、その内、唯一2得点がコンサで、セットプレーキッカーとアタッカーの優秀さを表しています。(札幌2・町田・横浜FC・北九州・東京V各1)
でも、思ったより少ないんですね。J1は多いです、当然。
〔穴(失点パターン)〕
順位 チーム 失点 同順位 穴(3失点以上パターン)
1位 札幌 6 1 なし
2位 C大阪 7 2 セットプレー 3
3位 町田 7 2 セットプレー 4
4位 山口 13 14 セットプレー 7
5位 岡山 11 9 なし
6位 清水 10 8 セットプレー 5
7位 松本 8 5 クロス 3
8位 京都 11 9 セットプレー 3
9位 讃岐 14 17 セットプレー6・ショートパス 3
④特定パターンの穴を持たない・少ないチームが順位上位の傾向。山口以外この特徴通り。
⑤圧倒的に、セットプレーにからむ失点に集中。セットプレーパターンが、得点パターンに無く・失点パターン多いチームは、選手構成(高さ..の課題か..と)となり、逆に、得点・失点共に多いチームは、高さの課題というよりポジショニング・マーク・出し手へのチェック等の課題..となりますか。
コンサは、DF・GK始めとして、高さ・ポジショニング・マークはレベル以上内容で穴は特段無い状態ですね。
以上 ちょっと違った視点から、研究してみました。
またまた、長々と有難うございました。
..山口敗戦! コンサ3位で次戦スタート!! 良いところでしょう!背後に付いて離れずに、ゴール前で抜き去る!!の方が、マークが若干弱くなる様な心持で、楽じゃないでしょうか..ね!!!
posted by yuukun0617 |17:45 |