コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2017年08月23日

~進化~  第24節「仙台戦」戦術・試合展開・メンバー予想

最初に、ちょっと興味深いデータを。
次戦対戦相手の「仙台」とコンサの勝利試合の対戦相手についてです。
仙台の8勝は、以下の通り
1節  札幌   14位
2節  磐田   14位
4節  柏    15位
9節  清水   14位
13節   新潟   17位
14節   甲府   14位
22節   広島   17位
23節   新潟   18位  順位は、その節当時のものですが、勝利全試合14位以下チームで、13位以上チームとは敗戦・引き分けしかありません。
対して、コンサの5勝は、
4節  広島   17位
6節  FC東京  7位
10節   大宮   18位
17節   清水   13位
19節   浦和    8位  勝利相手は、下位2、中位1、上位2で、順位の偏りはありません。

このデータは、仙台の戦略が明瞭に出ています。・・「14位以下チームを勝ち点獲得ターゲットとし、その他チームは基本試合展開次第での引き分け狙い」とし、戦術・試合展開を「対強力・上位チーム」用と「対弱点の多い・下位チーム」用の2通りの戦術・試合展開想定として来ました。
そして、この戦略は十分な効果を上げ、「あと勝ち点獲得追加目標 5」との現状となり、残り11試合、全試合「引き分け獲得」の試合目標・戦術・試合展開想定となった訳です。

対して、コンサは、「超守備型戦術1本」でシーズン展開し直近5試合は「攻撃バランスを高めたシステム戦術」を実践。しかし、「超守備型戦術」のみ、「選手起用の誤りが多発」し敗戦を重ねるも、その中僅か数回「選手起用が適正」となり、上位・下位を問わず、強力な実戦力となり、勝利・引き分け獲得となったものでしたが、試合大半、「選手起用と試合内の戦術変化の誤りの連続」で、直近5試合の戦術転換は、対戦相手無視の無謀戦術となり、現在の低迷、に至ったもの。

次戦の予想です。
1.戦術・試合展開予想
試合目標「勝利・勝ち点3獲得」のみ。引き分けは、降格・リーグ転落(実際順位逆転し降格圏転落)となるもので、絶対不可。
このため、試合時間全般で勝負する猶予はありません。試合開始後、直ちに(15分以内)「先制点・追加点獲得」し、複数得点差を維持しつつ、試合終了とする試合展開のみです。
そのため、戦術は「積極・攻撃型の堅守・速攻」となり、「3-4-2-1」(「3-4-1-2」)しかあり得ません。
そこから、ボランチは2枚のW、サイドはハーフポジションで、攻撃時サイドウィングの攻撃型。その反面、守備は強力3DF陣・GKと、ボランチで堅守構築となり、個々選手能力が前提。守備ラインも高目で「M3rd下位置の守備DFライン構築です。そして、そのボール奪取から、瞬時スピードの攻守切り換え・速攻攻撃で、絶対要件が、フィードの精度です。DF裏とサイドスペースの突破からのラストパスとその決定機での枠内シュートとの甘い基準では無くて「ターゲットシュート」の「決定力」により得点獲得。
また、攻撃主導権を取る事からは、ボランチポジションからのショートカウンターも必要で、ハイスピードパスを高精度に交換し敵陣形にずれ・ギャップ・スペースを作り、決定機を構築し、同様に「決定力による得点獲得」とします。
更に、各種攻撃からの派生攻撃が「セツトプレー」で、コンサの最大得点可能性のストロングポイントでの得点獲得と、なります。

試合展開は、
試合開始 ~ 15分 ボランチ・3DFのWラインは維持しつつ、
           積極攻勢を掛け、先制点獲得【 1-0 】
     ~ 30分 先制しても攻勢は絶対緩めず、攻勢維持し、
           追加点獲得【 2-0 】
     ~ 45分 「失点」リスクを含みつつ積極攻勢維持の中で、均衡。
後半開始 ~ 60分 選手交代で、積極攻勢維持
     ~ 75分 追加点獲得【 3-0 】
           その後、2選手交代で、複数得点差を維持すべく、
           「守備型戦術5-4-1」に変更。
     ~ 90分 【 3-0 】で勝利・勝ち点3獲得 

2.メンバー予想
 故障離脱者も復帰させた選手選択です。
 「3-4-1-2」システムで記載します。

       ヘイス   都倉
         チャナティップ 
     菅   兵藤  宮澤  マセード
        福森    菊地
           増川
          ソンユン
      
       SUB:ジェイ ・・60分 ヘイスと交代
           小野  
           稲本  ・・75分 チャナティップと交代
           石川  ・・75分 マセードと交代
           早坂
           荒野

     実際のプレー位置は

              都倉
         ヘイス  チャナティップ マセード
        菅    兵藤   宮澤
          福森   増川   菊地
             ソンユン 
 
   マセードの裏エリアのカバーで、菅・兵藤・宮澤が右ワイドに展開し
   3ボランチ・0アンカー型、DFもやや右にスライドし、
   見たことも無い「3-3-3-1」ですね。

    増川・稲本・石川・小野の実戦起用がポイントです。
    既に、全体練習の中、100%に到達していませんが、
    「TGテスト起用」の原則は甘過ぎ、経験値・予測判断能力により、
    即時起用です。
    ・・前節の「石川左SH」よりも冒険度は低いものですね。・・・

今までの方法論の大幅変更は、監督交代の劇薬手法以外、実際は困難なんだと、現実を知り始めていますが、残り11試合で「勝ち点14獲得」のためには、冷静・適正な判断・采配・選択を実行するしか無くなりました。
次節での「勝利」獲得以外の場合、監督の采配・指揮継続は困難とのムードも立ち込め始めてますね。
多くの方々にて、折角ここまで忍耐し、経験・成長を期して来た「四方田監督」です。
この正念場を勝ち切って欲しいものですね。
大きな期待・願望を掛けたいと思います。

posted by yuukun0617 |21:08 |

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この記事に対するコメント一覧
Re:~進化~  第24節「仙台戦」戦術・試合展開・メンバー予想

正直、コンサドーレの戦績に関しては、前半戦と後半戦は、別物だと思います。ジェイとチャナティップの加入はそれほど大きな変化をもたらしていると思います。具体的に言うと、ジェイと都倉の違い。運動量に関しては、誰の目にも都倉のほうが上ですが、FWとしてみた時には、技術面で圧倒的にジェイのほうが上です。ボールのコントロル、ジェイは足元にきたボールを、50Cm以内で留めます。これは都倉にはできません。ヘディングのバリエーションに関しても後ろから走りこんでくる選手の前にコントロールして落とす。これも都倉にはできません。
チャナティップに関しても前が空いていれば、ドリブルでボールを持ちあがって相手のDFを引き付けてからパスを出します。つまり崩してからボールを出します。このプレーができる選手はコンサドーレには少なかったと思います。この二人の特色をどう生かすかは四方田監督次第だと思います。

posted by まさひろ| 2017-08-24 02:22