2021年06月01日
強行突破の世界に
もう6月なんですもんね、加齢だからの部分もあるのだろうけれども、本当に時間経過が早すぎてついて行けないくらいの感覚もあるのだな。
さてタイトルは五輪を迎えるにあたっての3事例という副題でもいい感じの話である。 直近で言えば、聖火リレーのために京都のサンガスタジアムのピッチが荒らされたというのがサッカー界隈では話題になって。 単純にその画を見れば、ただただ痛々しいのが目につくわけで。 修繕すればいいだろう、というのがその後に出てくる話なのがどうにも。 いやその後の試合に影響がなかったからいいだろう、ということでもないのだろうがね。 全国的にもニュースになったといえば、代々木公園でPVをするために木を伐採するという話。 いや密を避けよと言いつつ、それを助長する矛盾した行為を平気でするのかということでもあり。 そもそもが決まってしまったのだから、有無を言わさずにやってしまおうという姿勢が解せない。 そしてそれより1か月前に札幌であったテストを兼ねたハーフマラソン大会。驚いたのは大通公園の芝を準備のために剥いでしまうという発想であった。 これも終了後には修復するからいいだろう、ということなのだろうが、心情的にこれまた痛々しい姿になることには違いなく。 こんなことを見せつけられてしまっては、嫌悪感が増すだけだろうにと。
共通するのは強行突破。 五輪のためにはすべてが許されるとでもいう世界なのか。 心情に配慮する姿勢が最初から欠如しているというのは、単純に理解は得られないぞ。 こんなようなことはこの先まだまだ出てくるのだろうな。 憂鬱の種は尽きない。
posted by akira37 |04:41 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)
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