2020年02月27日
中止・延期の先は
昨日国が言い出したことが、この先のイベント中止・延期を誘発した感じではあるのだけれども、その前にJリーグがしたことが先鞭をつけた印象はある。 この結果がどうなるかは判らない。 第一2週間程度でその先が読めるかも怪しいのだけれども、次々と出てくるものを見れば、どうにもなあの気分にはなる。
残念ながら今の国内の状況は、いくらいい事を言われてみたとしても完全に初動に失敗しているわけで。 それを隠すべくいくら強弁をされたとしても、もはや信頼に足るところに至っていないのは明らかで。 そう今までは騙せたとしても、もう全世界の中で見られているという意識があまりになさすぎる状況では、どうにもならんて。
このタイミングで比較の対象に出すのはあれかもしれないが、あの事を思い出した。 現在の上皇陛下が天皇退位を表明されたときの映像である。 その時、原稿はあったけれども語るときは当然に前をちゃんと前を向かれていたのだな。 だから音声がなくても真剣さと決意はそれだけでも十分に伝わってきた。 翻って今はどうかと。 いくら映像上でちゃんとやっている風に編集されたとしても、伝わるものはない。 それは自分の言葉ではなく、常に原稿を読んでいるだけに過ぎないものを見せられているからだ。 今やTVのニュース番組では音声を出さないことが常の私としては、より注視する度合いが高くなるけれども、あまりにも心がこもっていない様がとにかく歯がゆいだけなのである。
この先週末の予定はすでに変更を余儀なくされているわけだが、だからこそ今の状態を確かめようという意味合いで行動するつもりではいる。 正直2週間の自粛で済まない感じはする。 いや今の事態が収束するかどうかもあるけれども、こうしたイベントの中止や延期に伴って生活の死活問題に至る人々が少なくないだろうことを考えると、何の保障も考えない無策の国のトップを見ていると苛立ちは隠せないのよね。
posted by akira37 |04:41 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)
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