2010年11月27日
アジア大会
不思議な大会である。 日程からして、今日が最終日ということもピンと来ないし。しかし、五輪並に日数をかけているし。 競技のなかには五輪にはないものがあったり、アジア独特のものがあったり、というのはまあそんなに重要なことではない。
実態はといえば、多くは2年後のロンドン五輪を見据えて、ということなのだろうけれども、種目によって熱の入れ方が違いすぎるのが特徴なのか。 判りやすいところで言えば、サッカー男子。 今回は21歳以下で臨んだわけだが、リーグ戦の中断もなく、世間的には「2軍」と言われているメンバー。目標は2年後にあるのだが、今回のメンバーが主力になるかどうかは勿論判らない。 バスケットボール男子はリーグを中断しての選手派遣だから、こちらは相応の対処をしていると言えるけど、バレーボール女子は直前に世界選手権があったから、今回のメンバーはそれとは違っていたし、実際成績もぱっとしなかった。 直前に世界選手権があったと言えば、フェンシングもそうなのだが、こちらはメンバーを変えてきた、とかではなかった。 五輪にないような競技では、認知するだけでも重要だからハイレベルの選手を出しているし。 そういうまちまちな中で、メダル数の目標を言うことにどれだけに意味があるのかは、単純に疑問な部分ではある。
世間的には実際どの程度の認知度があったかは不明なもので。 五輪みたいに「全部やる」という放送ではないし。第一NHK総合では深夜時間帯中心、民放ではやっているの?の世界だし。 幸いNHK-BSでは起きている時間帯での放送があるから、時々見ていたが、結構リアルタイムでの放送もあって、それなりに楽しめたのは想定外でもあった。 放送体制を見ると、少なくともアナウンサーは五輪と同じようにNHK・民放の混成チームのように見えるのだが、それを確認するすべがないのが不思議な感じでもあって。 まあね、過剰に煽られて無駄な芸能人まで見せられるようなバカ騒ぎのやり方よりは、明らかに真っ当なのだろうがね。 正直なところ、淡々と向き合える方が健全だな、と感じたことが多い日々ではありましたよ。
posted by akira37 |05:55 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)
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