コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2009年03月22日

八木義徳

タイトルを見て、ピンと来た向きはどれだけありましょうか。

簡単に言えば、小学校・高校(最も中学が抜けているのは旧制だったので、実際は含んだようなものだが)の大先輩にして芥川賞作家であります。

八木義徳(正確には名前の「徳」の字には、心の上に横棒が入るのが正式)氏は1911年生まれだから、再来年が生誕100年になるのか。

これを書いている理由は、昨日現在北海道立文学館で行われている企画展に行っていたからではあります。
やること自体はどこかの媒体で昨年のうちに知っていたのですが、先週ダブルヘッダーの合間にこの前を通って、やっていたことを思い出し、展示期間(今月29日まで)からしても、昨日がチャンスだったわけです。

室蘭には「港の文学館」がありますし、氏の専用コーナーも設けられていますから、それなりに知っているつもりでしたが、今回の展示で初めて知ったこともあり、こじんまりした展示ではありましたが、個人的には収穫が多かったと言えましょう。

今日のエントリーはそこから何か教訓を出そうというのではない。
今回気づいたことを含めて、知っていて損はないことを書いてみる。

*展示入り口には、関連地図があるのだが(簡単に言えば私の実家の近所になる)表記にいくつかの間違いがある。それは主に現在の住所表示によるところなのだが、正確でないのは惜しい。
*室蘭出身の芥川賞作家は3人いる。あと2人は三浦清宏、長嶋有である(最も長嶋は生まれは違うが中学・高校が室蘭なので)。
*芥川賞(直木賞もそうだが)は戦時中もやっていたことが、別な意味ですごいとも言える。八木氏の受賞は1944年であり、当時本人は召集されているさなか、国外で行軍中のことであったいう。
*生存中の最期のほうはTVで見たことがあるのだが、それは作家としてではなかった。晩年は東京・町田市の団地に居住していたのだが、そこでの質素な生活ぶり、というような内容であったように記憶している。
*そのためかどうか、氏の扱いとしては実際のところ室蘭よりも町田の方がいいのかもしれない。

極めて地味な作家ではありますが、いちよう関連知識としての報告のようなものでした。

ところで、今日は個人的なようで動き出しが早いのだが、それよりも前、3時すぐに電話をよこしたのは誰だ。
非通知設定だなんて、時間帯からしても迷惑極まりないなあ。

posted by akira37 |03:55 | 室蘭 | コメント(0) | トラックバック(0)

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