コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年08月17日

~進化~ 第22節G大阪戦試合データから、第23節対戦FC東京データも。

試合詳細公式データがリリースされ、リーグに生まれて来ている「大きな動き・流れ」が見えて来ます。それは、コンサも作る流れでもあります。
本日のメインテーマとして確認してみます。

更に、本日は激しい争奪戦の結果となった「Jリーグ選手登録第2ウィンドー」の締切・最終日で、本日のJリーグ「登録・抹消選手」リリースで、選手層拡大・改革・変化の流れは一旦終了です。次回は、年末~の第1ウィンドー、となる訳です。
内容は、
神戸のポドロスキーだけでも、驚きでしたが、イニエスタ加入、鳥栖トレス加入、電撃移籍多数、初アフリカ選手加入、等々驚愕の選手移籍・獲得戦となりました。
今回の激しい争奪戦・展開の根底には、早ければ次年シーズンに導入もあり得る「Jリーグ外国人枠撤廃」の流れへの対応があります。
チームでの賛否は二分されるも、何らかの制限付きでの導入が、多数派との展開で、資金力に弱点を持つチームの動向(日本人・制限条件となりそうな地域条件軸に選手構成)、逆に、豊富な資金力をベースが可能なチーム(全世界から、優秀選手を収集し選手構成とする)に取って、準備段階の前シーズンともなり得る「今シーズンでの選手獲得」に拍車が掛かったものという事態でした。実際に、今回獲得したWクラス選手の契約年数は「レンタル・完全共に、複数年」で次シーズンへの対策を踏まえたもの、となっています。
 そんな中、コンサは「チャナティップ完全移籍」で、次シーズン対策の一歩にはなりましたが、今シーズンの新選手の必要性が無く、次シーズンへの準備獲得も、資金枯渇で「0」獲得、逆にヘイス完全・ジュリRの2外国選手とベテラン横山Rを放出で、3選手減少で終了。そのため、12月以降の第1ウィンドー・移籍争奪戦に賭けるとのスタンスとなりますが、今回第2ウィンドーで「多数選手の移籍が完了」しており、目ぼしい国内選手は乏しく、外国新選手しか望み薄で、至難・困難が必至。
次シーズンへの選手編成は「大きく出遅れ」となった状況にしか見えませんね。 資金不足で、現実「遣りようも無かった」との事でしょうが、禍根を残した、とならなければ良いのですが・・・?

という事で、本稿・本題へ。

1.J1リーグ第22節試合データよりリーグ動向
 J1リーグの過密日程は、各チーム戦術に大きな変化との影響を与えています。更に、その変化は戦績に直結し、僅差での団子化と、逆に、分離グループに3分割の動向となっていますね。
過密日程の影響
(1)運動量低下;平均値/走行距離⑳107km㉑107km㉒105km、スプリント数⑳147㉑142㉒135 熱暑も大きく㉒節一気に低下しました。特にスプリント数ダウンで、走力チームは戦術が低下(湘南・横浜・G・C・鳥栖)
(2)プレイ精度低下;平均値/パス成功率⑳78.1%㉑79.9%㉒79.3% ㉒節急悪化発生(仙台・鹿島・浦和・柏・G・C・長崎)
/シュート成功率⑳9.0%㉑8.8%㉒9.5%平均値には大きな変化は見らせませんが、㉒節急落チーム(コンサ・F東京・川崎・横浜・清水・磐田・名古屋・G・神戸・広島)と多数
(3)得失点;平均値/⑳1.2点㉑1.3点㉒1.3点平均値に変化なしですが、㉒節得点力急落チーム(F東京・川崎・名古屋・G・神戸・広島・鳥栖)
㉒節失点急増チーム(横浜・湘南・清水・磐田)
この中に、コンサはシュート精度・成功率低下のみで、多くが非該当で、過密日程によるプレイ悪化は避ける事に成功です。
結果、
①1~3位3チームの上位陣・勝ち点差9以内
②4~13位10チームの中位陣・勝ち点差7位内の団子状態
③14~18位5チームの下位・降格圏争い陣・勝ち点差2差の団子状態
の3グループ内に収束し、そのグループから離脱ではなく、試合毎にグループ内順位を上下させる流れ、となりました。

2.コンサ・次節対戦FC東京の前節データ確認
 コンサとFC東京の「ここ3節のデータ推移」を確認してみましょう。

     コンサ         FC東京    
勝敗  ⑳● ㉑△ ㉒△    ⑳〇 ㉑● ㉒●
得点  ⑳1 ㉑1 ㉒1    ⑳1 ㉑1 ㉒0
失点  ⑳2 ㉑1 ㉒1    ⑳0 ㉑2 ㉒1

支配率 ⑳52.2㉑43.2㉒61.1-1位 ⑳43.7㉑50 ㉒52.4-7位
走距離 ⑳114 ㉑117 ㉒106km-9位 ⑳111 ㉑107 ㉒110km-2位
スプリント ⑳187 ㉑132 ㉒129回-13位⑳198 ㉑176 ㉒201回-1位

30m侵入 ⑳45 ㉑43 ㉒76回-2位 ⑳55 ㉑57 ㉒41回-8位
シュート数 ⑳21 ㉑ 8 ㉒30本-1位 ⑳12 ㉑21 ㉒13本-10位
枠内数 ⑳4 ㉑3 ㉒7本-3位 ⑳3 ㉑5 ㉒3本-10位
PA内数 ⑳12 ㉑8 ㉒20本-1位 ⑳7 ㉑16 ㉒10本-5位
決定率 ⑳4.8 ㉑12.5㉒3.3%-14位 ⑳8.3 ㉑4.8 ㉒0%-15位
パス数 ⑳489 ㉑483 ㉒678本-2位 ⑳388 ㉑425 ㉒462本-7位
成功率 ⑳77.5㉑80.7㉒85.7%-4位 ⑳75.5㉑78.6㉒74.5%-16位
クロス数  ⑳24 ㉑11 ㉒36本-1位 ⑳15 ㉑23 ㉒24本-2位
成功率 ⑳37.5㉑18.2㉒41.7%-1位 ⑳6.7 ㉑26.1㉒25%-9位

被シュート ⑳23 ㉑17 ㉒15本-10位 ⑳10 ㉑17 ㉒7本-3位
被決定率⑳8.7 ㉑5.8 ㉒6.7%-8位 ⑳0 ㉑11.8㉒14.3%-14位
インターセプト⑳3 ㉑4 ㉒4回-3位 ⑳1 ㉑4 ㉒4回-3位

支配率はコンサ、走力はFC東京、しっかり走り切るチームです。
攻撃項目は、全項目コンサ、
守備項目は、被シュート数=シュートチャンス形成阻止力=前線~中盤・DF陣守備力は、FC東京、
被決定率=シュート得点阻止率=DF・GK守備力は、コンサ。

コンサの強力攻撃=鉾 に対して、
FC東京の強力守備=盾、 との闘いです。

3.FC東京現況
プレイデータ・特徴は、2.に記載の通りですが、現状は、
順位3位 勝点40 12勝4分6敗 31得点 20失点 得失差11
昨シーズンは低迷で、シーズン結果は、
順位13位 勝点40 10勝10分14敗 37得点42失点得失差-5
闘将長谷川健太監督により、強力守備力を整備し、失点数を激減、得点力もやや強化で、攻守バランスを一気に改善し、上位・首位争奪戦を戦っています。
しかし、
1~17節「10勝4分3敗27得点15失点(1試合勝点2点・1.6得点・0.9失点/試合)」が、
ここ5試合18~22節「2勝0分3敗4得点5失点(1試合勝点1.2点・0.8得点・1失点/試合)」と、得点力急減、失点阻止力微減と攻守に綻びが見え始めました。
戦術は、堅守・速攻の「カウンターサッカー」で、豊富な運動量と走力を基に、「高速カウンター」を主軸に「攻守バランス型」戦術。
しかし、ここに来て過密日程によるフィジカル低下もあり、走力の低下はありませんが、スピードと精度が低下し、不発となっています。しかし「高いボール奪取力と強靭なDF陣の壁」は健在で、コンサの強力攻撃陣との「ガチンコ・真剣勝負」です。
システムは【4-4-2】バランス型ですね。
FW前田遼一、MF橋本拳人は離脱ですが、
GK林
DF室屋・森重・丹羽・太田宏介
MF米本・高萩・東・大森
FWディエゴオリベイラ・永井・リンス・富樫 
代表・元代表・代表クラスだらけの豪華選手層を誇ります。

ネームでは、驚異ですが・・・プレイでは、ミシャ・組織連携・多彩連動プレーで、撃破は可能です。

あくまでも、試合目標は第20節から【8試合連続勝ち点獲得】狙いで、「勝利」での「勝ち点獲得」を狙いましょう。


posted by yuukun0617 |16:20 |