コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年03月20日

~進化~ 第4節長崎戦と現状のデータによる点検・確認

歓喜の初勝利、未だまだ~効き目は続いていますね!
何につけても「愉しい日々に変わったコンサ生活」が真っただ中です。
4戦目に来て、J1リーグは「激動・波乱万丈・どんでん返し」に突入しました。
なんと、
<前シーズンの上位チーム・チャンピオンチームのリーグ下位低迷>
と
<前シーズン降格圏争い・下位チーム+J2昇格チームのリーグ上位進行>
のWショック。 シーズン前に、誰一人として「予想しなかった事態」が現実となりました。

そんな激動・波乱万丈のJ1シーズンのコンサ現状を確認する中で、前試合
「長崎戦」も点検してみましょう。

1.全体数値から
今シーズンJ1リーグは、
順位 チーム (前年順位)勝点 勝-分-敗 得点 失点 得失差
1位 川崎     1位  10  3-1-0    7  1   6
2位 広島    15位   10  3-1-0    4  1   3
3位 清水    14位    8  2-2-0    8  4   4
4位 仙台    12位    8  2-2-0    4  2   2
5位 名古屋   J2    7  2-1-1    4  3   1
6位 鹿島    2位    7  2-1-1    2  1   1
7位 柏     4位     5  1-2-1     5  4   1
8位 神戸    9位     5  1-2-1    6  6   0
9位 鳥栖    8位     5  1-2-1    5  5   0
10位 湘南    J2     5  1-2-1    3  3   0
11位 コンサ   11位    4  1-1-2    6  8  -2
12位 横浜FM  5位    4  1-1-2    3  5  -2
13位 FC東京  13位    4  1-1-2    2  4  -2
13位 磐田    6位     4  1-1-2    2   4 -2
15位 C大阪   3位     3  0-3-1    5   7 -2
16位 長崎    J2      2  0-2-2    5  7  -2
17位 浦和7位・ACLチャンプ  2  0-2-2    3  5  -2
18位 G大阪   10位    1  0-1-3    4  8  -4

〇リーグ2位・3位・4位・5位は、昨シーズンを逆転。・・共通項目が、①ストライカー大活躍し高得点力②失点(守備力)はリーグ水準並み。カウンター型。
●リーグ13位・15位・17位・18位は、昨シーズンから転落。・・共通項目が、①得点力はリーグ水準並み②失点(守備力)が増加し、バランス崩壊
※コンサ現在位置は、前年と同レベルで、印象とは大きく相違し、「順調」となります。

2.コンサ詳細データ
ここでは、1節~4節への推移・変化を確認しましょう。
   ①1節(順位)-②2節-③3節-④4節(4節順位)方向性  
順位 ①16    -②16-③15-④11位    ↗ 順調
〔攻撃項目〕
得点 ① 0(12位)-② 3-③ 1-④ 2(4位) ↗ 3試合連続得点 
シュート数①16(3位)-②15-③13-④13(5位) ↗ 多数で安定
枠内数① 3(8位)-② 6-③ 2-④ 4(9位) → 低数で未改善
決定率① 0(12位)-② 20%-③7.7%-④15.4%(2位)  ↗ 改善しつつ
パス数① 564(5位)-② 472-③ 664-④ 526(8位) ↗ 550以上で安定
成功率①79.1(6位)-②76.3-③84.5-④80.4%(7位) ↗ 連続80%台上昇
クロス数① 23(2位)-②19-③27-④14(8位) ~ 試合毎不安定
成功率①39.1(2位)-②26.3-③29.6-④42.9%(3位) ↗ 高レベル安定
同得点① 0    -② 1-③ 1-④ 0     ↗ クロス得点2位
直FK数①14(11位)-②19-③ 8-④16(4位) ↗ 多数回で上昇
CK数① 5(8位)-② 8-③ 3-④ 6(5位) ↗ 5回以上安定
SEt得点① 0    -② 2-③ 0-④ 1     ↗ SET得点2位
30m侵入数①38(13位)-②42-③51-④38(13位) ↘ ③節以外低回数
※枠内シュート数が不足、改善必要。
 決定率は徐々に改善傾向で更に強化。
 クロス数の試合毎の安定性も課題。
 30m侵入数も、不足。
※上記3項目以外、絶好調の数値、上昇傾向が顕著。チャンスメイク~シュートへの流れは、リーグトップランク。
※攻撃面の課題は、完全に絞り込まれています。

〔守備項目〕
失点 ① 1(6位)-② 3-③ 3-④ 1(8位) ~ 大量失点防止 
被シュート①15(14位)-②16-③14-④17(15位) ↘ 打たれ過ぎ
被決定率①6.7(8位)-②18.8-③21.4-④5.9%(9位) ↘ 未改善
タックル数①13(2位)-②16-③25-④24(7位)  ↘ 2試合低下
クリア数 ①11(2位)-②32-③18-④18(3位) ↗ 狙い通り
インターセプト①5(1位)-② 5-③ 2-④ 3(6位) ↘ 2試合低下
SET失点①  0   -② 0-③ 0-④ 0(1位) ↗ 高い守備力
クロス失点①  1   -② 1-③ 0-④ 0(15位) ↘ 課題点
※ほぼすべての項目で、未改善で、継続対応が必要となっています。
 守備力構築が数値上の課題です。
〔全体〕
支配率 ①58.8(4位)-②53.9-③64.3-④60%(2位) ↗ 60%台へ上昇
走行距離①117km(5位)-②124.9-③115-④112.7km(15位)↘ 低下
スプリント数①154回(16位)-②242-③148-④133回(16位) ↘ 3試合×弱点化しつつあり
※支配率は、上昇しており、試合コントロールの基礎が出来てきている。
※ミシャ戦術のキーポイント・胆である「運動量」が上がりません。毎試合毎、著しい運動量低下時間帯が問題で、集中力・注意力低下、ケアレスミス・安易なボールコントロールミスも併発し、失点多発に直結しています。
シーズンでの実戦試合により、シーズンを通した「運動量改善」はあり得ない事ではありませんが、戦術実践度アップの最大の阻害要因で、積極的な改善取組が必要です。

以上の通り、攻撃力は想定通りの順調傾向、守備力は、失点リスクの真因が
試合実戦での「運動量=走るの低下と集中力低下」に起因しているとのデータ値です。

2週間の中断期間での「重点トレーニングポイント」です。




posted by yuukun0617 |23:01 |