コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2019年08月16日

〜進化〜 試合前日にミシャコンサ研究その(6)

明日のリーグ戦第23節清水・日本平戦は、中原・中村洞也・そして小野伸二離脱後、来季新入団ユニバシアード・大学・特別指定トリオ全員合流と、コンサが変化・変形した「最初の試合」で、間違いなく、今後のコンサ・将来に繋がる試合となりました。
ここ6試合連続させ、戦績低迷・シーズン目標喪失の唯一の原因「決定力喪失・シュート精度崩壊」を改善する糸口となるかどうか=シュート選手<ジェイ・武蔵・チャナティップ・ルーカスの存在意味>と<救世主選手~ロペス・金子・岩崎・檀崎・白井出現>をかける試合との「重要・重大試合」。
今朝の、社長・ラジオコメントも「ただひたすらに、複数得点=2点を祈る」との内容にしか聞こえませんでしたね。

そんなコンサの試合前日に、ミシャ・コンサ研究その(6)として「前回反響の高かったコンサトレーニングの補足内容」と「試合当日のチームスタッフ内容」について記載してみます。
今回記載内容は、コンサ現スタッフの「リーク情報」ではありません・・/(へへ)\
しかし、現コンサと同類方法と想定されるチームの現役スタッフの内容で、相当程度、コンサ内容そのもの、類似と想定でき記載するものです。
そんな前提で、ご覧ください。
1.トレーニング ~補足~
前回ミシャ・コンサ研究(5)で、基本内容を記載しましたが、もう少し補足しておきます。今回内容だけでも、興味深いものです。
補足内容は、具体的なトレーニングメニュー、トレーニング時間について、です。
では、前回同様、週間トレーニングスケジュールを記載します。
毎週トレーニングは、試合翌日~日曜(試合土曜として)から、次週試合~土曜までの日程で管理・計画されます。

曜日 戦術的 メニュー
   負荷
日曜  1  試合起用選手;有酸素系高リカバリーメニュー
        ➀心拍を上げてやる事で体内に残っている「疲労物質」の除去促進
        ➁試合での打撲・捻挫等軽トラブルチェック
        生理学;細胞の修復回復時間<48時間>
         ~ 土曜+日曜+月曜で<48時間超過>を図る。
       試合未起用選手;実戦と同程度は「負荷3」
         狭いスペースで、インテンシティの高いもにゲーム・
         ビルドアップ・プレッシングメニュー
月曜  0  完全オフ
       試合起用・未起用の全選手が、火曜にコンディション同一スタート
火曜  2  【70~75分】-狭いスペース・短時間
         2・3・5分単位・レスト頻繁に入れ多数・異なるエクササイズ
         基本戦術と「前試合のミス・改善点フォーカス」エクササイズ
         攻守共に「認知・判断負荷」は上げるも、「スペース狭い・
         時間が短い・人数少ない・想定プレイ単一」で、
         試合より「必要変数が少なく」戦術的負荷は高くない。
水曜  3  水・木は次戦対策トレーニング、水曜「攻撃」・木曜「守備」、
       試合と次試合の中間日=どちらからも一番遠い日で、最大負荷日
       【90分=試合時間】ーメンタル・フィジカルも負荷大きく、
        疲労蓄積した状況でも正しい判断・プレー選択能力を高める。
       「11対11」;相手側は次戦チームのシステム
       ➀[30分]異なるプレー展開を指定し、その状況下での正しい
         「認知」と的確プレー選択「判断」の、スピードと精度を高める
       ➁[30分]テーマを決めたミニゲーム、例えば、「特定プレー」
        経由の得点のみ有効とする設定など、を、  
        10分単位で、レスト無で切り替えて連続実施。
        「特定プレー」~サイド突破・ライン間(ハーフ)ウィングや
          シャドー突破・ポストプレー突破、などの各パターンの
          特定・フォーカストレーニング
       ➂[30分]制約無しのミニゲームー直面する状況を正しく認識
          →ベストの選択肢は何かを判断し実行、のスピード・精度
          を高めるもの。
          疲労蓄積の中でも、集中力を持続するとの点でも、
          最もインテンシティの高くなるメニュー
木曜  2  次戦対策「守備」【60分】と、試合に向け徐々に負荷低下
        対戦相手攻撃に対する守備トレーニング~攻撃から守備・
        守備時の相手攻撃パターンの確認と対策を、ミニゲーム
        で構築
金曜  1  【40~45分】負荷は最低ランクで、試合コンディションへ
        ➀[20~25分]セットプレー
        ➁[20分]最終確認トレーニング
土曜  3  ➀【90分】試合起用選手 試合
       ➁未起用選手は、ホームゲーム試合観戦、
               アウェイ フリー(自主練習等)

この基本メニューに、「対戦用映像・分析レポート」のミーテイングがセットされます。
トレーニング日程上「週明け」日となる「火曜」朝・ミーテイングで、
前週「技術・戦術担当」スタッフが作成した「分析・対策・その映像」を監督に提示、フィジカルスタッフ・総合スタッフも含めて、「対策修正とトレーニングメニューを確定」
「水曜」朝・選手ミーティングで、「対戦チーム特徴・攻撃対抗策」を「分析レポート・10分程度ビデオ映像」で徹底、 
「木曜」朝・選手ミーティングで、「対戦・守備対策」を同様に、徹底。
「金曜」朝・選手ミーティングで、ポジション・セクション別に、「対戦マッチアップ相手選手個々の特徴が解る映像(1人1~2分程度・ビデオクリップ)」で、相手選手特徴・ウィークポイント・相手プレーを、事前把握。
「土曜」試合開始前・直前ミーテイングは、「最終確認・メンタル強化」で実戦。
となります。

2.
更に、試合日の監督・スタッフ内容は、
試合開始前ミーテイング~監督・スタッフ・選手合同ミーテイング
 ⇓
試合前半 ~技術・戦術担当スタッフは、メインスタンドで実践プレー分析
       ピッチ全体を俯瞰するビデオカメラを設置し、そのデジタル映像を
       リアルタイムで、PC・Ipadに流し、必要に応じて、リプレイして
       プレー解析。
    ハーフタイムまでに、
     携帯のメッセンジャー常時接続し、別スタッフと前半プレー解析データ
     から協議し、対策立案。特に「重要な場面を幾つか切り取ったクリップ」
     を編集し、PC・Ipadにダウンロードし、
     ロッカールーム・監督室へ降り、
ハーフタイム~監督・スタッフで、このクリップを基に、分析内容報告・後半の
         修正点提示し、監督は瞬時に「後半修正点を判断・決定」
         この協議・ミーテイング時間は【5分間】
       ロッカールームに行き、選手へ修正ポイント伝達し後半開始。
      との遣り取りが展開されています。
更に、後半も、試合データの分析・収集は続き、
   プレー毎に「タグ」を付けた短いクリップに切り分けてデータ収集が続き、
   試合終了時点で、200~250個のクリップが完成し、
   それが、次週トレーニングの元データとなっています。

コンサのチーム運営管理、特に、トレーニング管理・対戦対策管理は、精密に、チームワークを基に、ミシャの「色付け・方向づけ・独創的アイデア」で完成している、という事で、四方田コーチ・ブルーノ・沖田・竹内・大塚コーチに、ミシャチルドレン・杉浦・長峰コーチなどの総力で現在の成長・進化が形成されている訳でする

この態勢・チャレンジも、ミシャ・コンサのストロングポイントです。

3.追記
やっと、ロペスの現状の意味が判明。第21節広島戦で「負傷」とのリリース。
色々と諸説が流れ回るも、「負傷」離脱が正答で、早いリカバリーを願います。本人にも、そんな心配・懸念・疑念は伝わり、内心不安だったと思いますが、そんな懸念や不安は吹き飛ばし、早いリカバリーに専念してほしいですね。
先ずは「一安心」でしょうか。
        

posted by yuukun0617 |19:02 |

スポンサーリンク

スポンサーリンク