コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2019年08月08日

~進化~ 第22節浦和戦~対戦チーム点検

今シーズン、これからの試合目標は「降格圏転落は防止する戦績+現サブ選手のスタメン化のための実戦起用特訓」に変化しました。
この結果、毎試合、現在スタメンのベテラン層は、「途中起用のサブ起用」に変化し、その選手分「スタメン起用」に「現サブ選手のスタメン化育成起用」としましょう。そそんな、次節のコンサ予想の前に、対戦チーム「浦和」の点検です。
1.対戦チーム「浦和」現況
順位 勝点  戦績     得点 失点 得失差
9位 29 8勝5分8敗  21 28  -7
昨シーズン・同節戦績は、
9位 28 7勝7分7敗  22 17  +5
全く同一戦績で、得点力は同一・失点阻止力は、大きく低下し、得失差は悪化するも、順位・勝点は、同一としています。
リーグ平均値;勝点29・得点28・失点27・得失差+1対比で、攻撃(得点)低レベル・守備(失点阻止力)同レベルで、
<浦和の求める「リーグチャンピオン・カップ戦優勝・AFC戦上位」は夢のまた夢>の低レベル現況です。
特に、低得点力の攻撃課題は、昨シーズンより引きづり、今シーズンでも解決・改善失敗との戦績・プレイ内容が現実です。
ここ5試合戦績は、「2勝2分1敗」と、一見、戦績は上向き始めている様に見えますが、「得点8・失点7」と拮抗し、「引き分け(得点=失点の結果)」相当の試合展開です。実際、敗戦寸前での「引き分けとする得点獲得」パータンが続いておりますが、試合最終盤での「ギリギリ得点による引き分け」は、試合早々の「相手戦力がフル機能の局面で、得点獲得が乏しい能力である事を証明するもので、「選手の粘り強さ・執念」によるものとしている限り、この悪循環からの脱出は無い、ものです。
つまり、相手チームのフィジカルが著しく低下する「最終盤」になり、相手チームの「フィジカル低下によるミスプレー・エリアカバーの緩み・スペース発生」を利用し、初めて浦和戦力でも得点獲得可能となる展開が「頼みの綱」という事です。
この「フィジカル低下が無い試合展開」では、試合最終盤の浦和マジックは作動しない、となりますが、次節の会場は、「札幌ドーム・現時点で全国最高・快適コンディション環境」ですね。・・⇒「両チーム共に、大幅フィジカル低下はありません・・ね!」~浦和マジックは作動しません!!

では、その原因点検に移りましょう。
先ずフォーメーション・戦術は、
今シーズン・オズワルド監督の「3ー3ー2ー2」ストーミング(強襲)戦術で11試合実戦するも、戦績低迷を理由に監督解任。
次の大槻監督は、昔のスタイル「3ー4ー2ー1」を採用し続けていますが、当時の戦術「ミシャスタイル」の欠片も、臭いもしない、「堅守・速攻」型の「旧コンサ2017シーズンスタイル」です。しかし、肝心の放り込み先・ターゲットは、興梠・武藤・ファブリシオとなり、ハイタワーはファブリシオ1枚のため、実際は、DF裏ロングパスへのロングカウンターしか通用せず、ライン間ターゲットを狙う攻撃は皆無で、戦術機能度・得点獲得力は低レベルとなるとのメカニズムです。
つまり、有力な戦術=「規律・共通理解」は無く、攻撃構築力の低さが、「決定機数減少」を招く訳です。
選手層も、ベテラン・以前(相当)代表クラスが試合起用され、試合内フィジカル低下も大きく、走力も低く、豊富な経験値・判断力により何とか試合を成立させる内容で、ハード日程があると、一気に、プレイレベル低下・悪影響となる欠点が大きいです。
前節7/20~7/31第16節・過酷環境試合~8/4第21節試合と、日程タイトで、戦績も低下しました。
次節は、定例日程に戻りましたが、ベテラン層のフィジカルリカバリーに影響は残っていると想定されます。

2.対戦チーム「試合データ」点検
では、実際データを点検してみましょう。
浦和の過去3試合データを一覧しましょう。
    20節  16節  21節  コンサ21節
得点  3   1   2    0
攻撃数 38  58  56   52
シュート15  14  20   16
枠内数 4   4   6    1
決定率 25.0  7.1  10.0   0
PA内数 6   12  13   12
PA内率 50.0%  85.7% 65.0%  75.0%

失点  1   1   2    1
被シュート 13  13  13   6
被決定率 7.7%  7.7%  10.5%  16.7%

浦和とコンサを対比すると、
🔴決定率(枠内数も)=シュート選手の決定力能力差は、浦和が圧倒しています。
ジェイの「ラストシューター」役・シュートチャンス集中を、ロペス・武蔵・チャナティップへ「変更」する打開策で、決定率差は解消されます。
〇シュート機会構築力は同レベルで、想定上にチャンスメイク力あり、と見えますが、シュートポイント「PA内率・より近いポイントからのシュート」で、浦和の突破不足・コンサの「より深い位置での多数チャンス」が顕著です。「確実にゴール枠内ターゲットに運ぶシュート」があれば、得点力は「毎試合3得点力」が発揮されます。
〇浦和の被シュート数の多さが、失点増加の直接原因ですが、守備での緩み・綻びプレイが、タイトな守備を弱体化しています。組織型守備の徹底・共通理解の不徹底が原因です。
コンサの被決定率の低数値は、「ミス起因失点」で、GK・ゴール直前での失点機のため、シュート阻止が困難となったためでした。起因となる「守備ミスプレイの撲滅」により改善するものですが、「選手の集中力・数的優位等組織対策」がその前提となるものです。

以上、 項目を絞り、対戦チーム「浦和」を点検してみました。
対戦対策・方法・戦術は明白で、充分勝利獲得となる試合ですね。     

posted by yuukun0617 |01:44 |

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