コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2019年07月17日

〜進化〜 第20節 湘南戦 対戦チーム湘南点検

前ブログでは、シーズン目標達成困難な現況を確認しました。
その結果、僅かな可能性の唯一の方法が、連勝継続のみである事は、周知事項ですね。

本ブログでは、【試合目標10連勝!少なくとも下位10チーム対戦全勝!】=ロペスの言っている【全試合トーナメント勝ち上がり】との考え方をしっかり設定し、全試合勝利・勝ち点3獲得の、リーグ史上語り続けられる伝説・奇跡を作るとの強い意思で前進しましょう!
そのため、次節勝利は絶対です。
では、テーマの湘南点検に。
1.湘南チーム現況
現況は、
順位11位 勝点23  7勝2分10敗 得点23 失点27 得失差△4
               順位は、 9位  13位   10位
昨シーズンは、
  13位   41 10勝11分13敗  38   43    △5
昨年の熾烈な降格圏争い渦中までは至らない中位ですが、得点数中位<失点数下位=得失差中位は、天皇杯チャンピオン獲得により、今季上位進出を目指すも断念。あとは、降格脱出戦に巻き込まれないシーズン展開を目指し、来季上位へのチーム力アップを図る後半戦。
という事は、シーズン当初の≪強烈な勝利意欲は減退≫という事で、「精神力重視の趙監督」のスタイルとはややズレ気味で、結果、チーム全体の強固な統一意思がストロングポイントにはなっていません。
既に、今季残留と来季構想のため6選手加入、更に即戦力FWクリスラン加入も決定的で、来季への構想を基に、将来への準備が進行。
現有戦力は、一時のベテラン層の主力・中軸は、すっかり一層され、現有37選手中30歳超選手は僅か2選手のみの「低選手平均年齢チーム」で、今シーズン後半戦でも、成長と進化を掛ける若手・中堅選手の経験累積・諸課題改善の展開となっています。
2.前回対戦内容
シーズン開幕戦・第1節試合は、
コンサ「超攻撃型、多彩パターン・パス戦術の得点力」
     Vs
湘南「ストーミング(急襲)戦術のポジショニングサッカー」でしたが、
実戦は、
前半戦;コンサが攻勢・ゲーム支配、湘南は守勢となり、湘南のお株を奪う「湘南ストーミング戦術=前線からのボール奪取でのショートカウンター」をコンサが実践し、多彩パターン・パス戦術が機能し、複数の決定機をゲームメイク。しかし「決定力を欠き」得点獲得失敗、
後半;後半開始直後より一転して湘南攻勢で、コンサ陣に全員攻撃・雪崩込みの「ストーミング戦術」を全開し、コンサ守備陣にミスも多発する中、湘南決定機での「コンサ致命的ミス」で2失点。また、攻撃での全員攻撃意識が低下し、チーム全体、ポジションアップ・運動量が低下となり、「守備から脱出のための単純ロングフィード」主体で、多彩攻撃・パス戦術は消滅し攻撃力が極度に低減し、選手交代の活性化も、対応が遅滞し逆転は不能となったが、との試合展開で、
敗戦原因は、➀決定機数は適正(=チャンスメイク・戦術実践は良好)だったが、__「シュート決定力」がブレーキ~ジェイ・チャナティップ・武蔵・ロペス4選手全員。
➁失点は、守備陣を崩されたものではなく、カウンター時のコンサミスプレイ。=1失点目ソンユンのプレイ予測とキャッチミス、2失点目菅・宮澤のクリアミス
➂後半戦、コンサは、湘南攻勢を受け「精神力の弱さ」を露呈し、「前線への放り込み型」の逃げ手段に悪化。ミシャまも「混乱メンバーで改善」にこだわり、「途中選手交代の遅延」となり試合の流れを変えられなかったとの試合。
その時課題となった「戦術意識の忍耐強い維持・規律」「守備ミスプレイ」「シュート決定力」と一部選手の「プレイ・リスクの予測、集中力持続意識」課題の改善度合いを図る次節となる訳です。
3.湘南・今節戦術等
所謂「湘南スタイル」~「ストーミング(急襲)戦術のポジショニングサッカー」は、シーズン後半も一貫した戦術です。
しかし、有効な対抗策が多投され、攻撃力は低下、守備力はその低さを突かれ失点多発、との状態です。
「ストーミング(急襲)戦術」は、複数選手がそのターゲット選手へ殺到し、相手陣内ポイントに数的優位を形成し、高い位置でのボール奪取から、相手ゴール近く・陣内深くでのショートカウンターにより、一気に得点・決定機を構築、との攻撃スタイル・戦術ですね。
~その有効対策は、➀複数選手到来前に、パス交換し、複数選手の集中を無意味とする。➁失点多発対策として、湘南陣を自陣低位置に設定すると、相手ターゲットポイントまでの距離が離れ、到達時間の長時間化・運動量とスプリント量の浪費と消耗が発生し攻撃遅滞。そこで、ゲーゲンプレス(前線選手のみによる相手守備陣へのチェック・ボール奪取)が中心となるが、前線選手の守備プレイ増加は、攻撃プレイの精度・キレ・内容低下との逆比例となり、攻撃不成功。➂➁の対策のため、相手前線でのボール奪取のため、湘南陣全体を相手陣前進させ、複数選手がターゲットポイントに密集可能とすると、守備陣のカウンターリスクが急拡大となり、失点多発誘発。
そのため、直近試合では、チーム全員攻撃の全員前進攻撃が、攻撃陣のみ前進攻撃に低下し、一気に攻撃力が低下、
攻撃開始数は、リーグ上位5位(コンサ16位)と多数回なのに、
30m侵入数は、リーグ最低16位(コンサ7位)
侵入できないので当然、
シュート数は、リーグ下位11位(コンサ4位)
実は、シュートポイントはゴールから遠く
PA内シュート数、リーグ下位15位(コンサ2位)
当然
枠内シュート数は、リーグ下位12位(コンサ8位)
という事で、攻撃は、攻撃開始直後段階で破綻多数との内容です。
しかし、
決定率は、リーグ下位9位(コンサ10位)で、シュートするFW選手能力はリーグ水準並みであるのに、そこに至らないとの攻撃現状です。

全員攻撃の代償は、「超攻撃バランス=超守備選手数乏しい」という事です。当然、「大量失点」は覚悟です。その対策で、「全員攻撃」を「半数攻撃」では、当たり前・普通戦術で、J1リーグで「勝利獲得」困難は必至です。

極めて、解決困難な≪パラドックス戦術状態に転落≫したまま、浮上の切っ掛けが見出せない、となるのは当然ですね。

コンサチーム力の前では「コンサ必勝」の結果しか出て来ませんね。

posted by yuukun0617 |15:18 |

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