コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2019年05月28日

~進化~ 第13節リーグ動向~公式試合データより、そしてコンサ現況

今シーズンの一区切り期・小中断期を区切る第14節となりました。
第14節は、今シーズンのチームポジションを決定づける「重要節」で、そこでの順位が今シーズン最終順位に直結するとの展開予想から、そこで、「前年上位=3位チーム勝ち点数~26」へ到達の是非が、大きな試合目標となりました。
しかし、シーズン序盤の好調期から、4連敗や戦績低迷が続き、現在勝ち点20は、残る1試合で勝利(勝ち点3)を積み上げても、「勝ち点26は未達」が確定。
その原因は、Aチーム・主力選手・故障長期離脱の戦力低下を、バックアップ選手層で「戦力維持での代替」の失敗で、「低いチームバックアップ力・総チーム力」を露呈したものでした。
しかし、現行Aチーム・主力選手は、チーム全選手、ミシャ戦術への一斉取り組みの結果、そのトップポジションに立ったもので、バックアップ選手は、その取り組みに結果を出せなかった選手であり、「代替など不可能」は当然でした。
そのため、現在コンサ選手保有戦略は、次のフェーズに入りました。
(1)現行A・トツプ選手(故障離脱組も)のコンディションアップ
(2)このまま(=トレーニング等取り組み)で、Aチームトツプ入りの結果を見込める『育成選手』を特定・決定し、集中特訓する。
併せて
(3)「ミシャ戦術理解・実践の意思・意欲ある、次代の有力選手獲得」を「大学層」に求め、既に【4選手獲得】~金子はボランチ・サイド・シャドーに適正が高く現在戦力、高嶺ボランチ・サイド、田中CB・サイド・ボランチの3選手獲得決定、更に、U-22代表GKオビ・パウエルを獲りに行きます。
最後に、その結果、
(4)現在サブポジション選手は、戦術理解・実践のレベルアップ可能性を厳密に評価し、見込めない選手は「次シーズンチーム構想から除外」⇒「第2ウィンドーにて移籍」も想定。
この第14節終了時点は、年間シーズン展開上、選手保有戦略での「分岐点」です。日本以外では、現在、シーズン終了~次シーズンの戦力整備・補強期となり、当然、日本もその影響下にあり、コンサも「選手の保有判定、次の獲得目標・ターゲット発掘・交渉開始」時期の始まりです。

第14節は、
Aチーム主力選手には、シーズンポジション=最終順位のためには<負けられない闘い>、一方、
現サブ選手は、<自己の存立の分岐点>として、「活躍・高レベルプレイ力」を示さなければならない「必死の重大節」です。

では、次節対戦・広島のチーム点検です。
1.広島チーム現況
先ず、戦績現況は、
順位7位 勝点20 6勝2分5敗  得点16 失点9 得失差+7
前年・同節は、
順位1位 勝点34 11勝1分1敗 得点19 失点5 得失差+14
前年は、圧倒的1位圧倒的を独走し、2位FC東京に勝点8の大差をつける絶好調状況で、対比すると「得点△3、失点+4」と合わせて「△7点」低下し、結果、順位7位。今シーズン展開は、6・7節に一瞬首位となるも、その後下降し、現在中位を上下する状況。
コンサとの対比は、
順位8位 勝点20 6勝2分5敗  得点17 失点17 得失差0
と戦績は、完全同値で、「得点+1優位 失点△8劣後」と、特に守備力に劣後しています。
2.概要
 昨年「4ー4ー2」から「3ー4ー2ー1」へシステムを変更。その狙いは、「ポゼッションの向上」で、昨季の広島の失敗;強度の高い守備とパトリック決定力で、シーズン前半快進撃~相手対策により夏場以降に転落。攻撃パターンのバリエーションの少なさが失速の最大原因であり、今シーズン「ボールコントロールでゲームコントロール」との意図。広島が三度の優勝を果たした布陣へ復帰システム。守備重視の上、最終ラインから丁寧にボールをつなぐポゼッションスタイルの構築し、ボールを持つ時間を増やし、複数が連動して相手ゴールに迫るとの個に依存した昨季の戦いから組織の戦いへの脱却を狙う。
しかし、結果は、支配率は、年47.1%⇒今年43.6%と低下し、逆効果。
パス数も、昨年460本/試合⇒今年458本/試合と、全く増加していません。
そのため、守備力はやや低下、改善が絶対要件だった攻撃・得点獲得力は、一切向上せずやや低下。
守備力は、リーグ4位の堅守を維持するも、攻撃の各項目は、一律リーグ最下位水準値で、攻撃・得点力はリーグ水準以下で、今後、現在順位の維持も極めて困難との現況です。選手層は優秀選手も多数保有し、戦術次第で爆発も可能ですが、現監督での浮上は困難でしょう。
今シーズンの項目別・リーグ順位を記載しておきます。
得点7位 シュート数14位 枠内シュート14位 決定率5位 パス10位 成功率9位 30m進入数9位
失点5位 被シュート数2位 被決定率5位 クロス3位 支配率17位 走行距離3位 スプリント15位 ・・守備力は全項目高いレベルで、堅守。攻撃は、個の能力値(決定率・クロス)のみ高いが、他の項目は、ほぼリーグ下位で、弱攻撃力を示す数値。得点パターンは、クロス・ショートパスのみで、セットプレーは弱い。

一言で表せるチームです<眠り続ける虎>で、眠っている限り、穴も多く、「持ち前・ストロングだった<勝負強さ>は過去のもの」で、今のうちに十分に撃破可能対戦チームです。

posted by yuukun0617 |22:06 |

スポンサーリンク

スポンサーリンク

この記事に対するコメント一覧
Re:~進化~ 第13節リーグ動向~公式試合データより、そしてコンサ現況

仮に怪我人全員復帰してコンディション整ったらうちって
J最強って言ってもいいくらいのスタメンだから
ACL見据えるならほんとにベンチの層の厚さですね😊

posted by ちー| 2019-05-28 22:10