コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年07月30日

~進化~ リーグ第18節試合データより概況、次節対戦長崎現況

第18節は、リーグ全体「台風」で大荒れとなり、3試合中止・6チーム試合数減。実施試合も「強風と降雨」で試合内容は低下が続出し、一斉夜間試合後のサポーター移動時トラブルの可能性もあり、リーグ日程進行に問題点提起となりました。
簡単に、公式試合データよりリーグ全体概況を点検してみます。
併せて、前日程の金曜開催となった「長崎」の今節試合内容も確認したいと思います。

1.リーグ概況
全体平均値からは、(前17節→今18節)
得点(1.4点→1.1点 △0.3点)
シュート数(13.3本→12.3本 △1本)
同枠内数(4.8本→3本 △1.8本)
決定率(10.4%→8.8% △1.6%)
パス数(457本→405本 △52本)
同成功率(78.8%→76.7% △2.1%)
30m侵入数(44.5回→42.9回 △1.6回)
走行距離(108km→108km 変化なし)
スプリント(144回→151回 +7回)
①殆どの項目が前節より低下。
特に基礎プレイの「パス数・成功率」が、天候影響により低下し、プレイ数減少⇒得失点減少となりました。
②最も影響が大きいと想定された「パスサッカー戦術」チームは、不思議な事に、浦和以外の2チームは「パス数減少が無い、成功率も微少」との想定外の数値。
浦和 パス数⑰節513本→⑱379本〈-134本〉成功率⑰節82.8%→⑱77.6%〈△5.2%〉
G大阪     ⑰節517本→⑱518本〈+1〉    ⑰節81%→⑱82.2〈+1.2%〉
神戸     ⑰節625本→⑱604本〈-11〉    ⑰節85.1%→⑱82.9%〈△2.2〉
※実は、パス数・成功率が少ないチームで大きく減少しています。
「パス交換ではなく、いつも以上にロングフィード・放り込み戦術を多用・実践」でした。
詰まり、
パス戦術2チームは、天候変化で影響されるテクニックレベルではなく、いつも通り「パス戦術」を展開、
他チームは、「守備陣より前線へフィード・ロングパス」のロングカウンター主体の試合展開を選択でした。
そして、その戦績・結果は、
<パス戦術チーム>;G大阪△・神戸〇=1勝1分 
  ↕
<ロングカウンターチーム>;仙台△・浦和〇・C大阪△・鹿島△・柏×・広島×・鳥栖△・磐田△=1勝5分2敗で、
どちらの戦術にしても、「最後のシュート精度」が天候による低下し、「得点不足」により「引き分け多発」の結果。
③注目の「シュート精度」は、
得点獲得チーム8チームを点検すると、
仙台 得点2・シュート数17・枠内6・決定率11.8%・PA内数11・PA内率64.7%
鹿島   1・     6・   2・   16.7%・    2・   33.3%
浦和   4・    10・   6・    40.0%・    5・   50.0%
G大阪  1・    12・   1・     8.3%・    6・   50.0%
C大阪  2・    15・   2・    13.3%・    4・   26.7%
神戸   1・    16・   5・     6.3%・    8・   50.0%
広島   1・     9・   3・    11.1%・    7・   77.8%
長崎   1・    14・   6・     7.1%・    7・   50.0%
未得点4チームは、
柏   得点0・シュート数14・枠内1・決定率0%・PA内数9・PA内率64.3%
F東京  0     12・   1・    0%      8・    66.7%
磐田   0     11・   1・    0%      4・    36.4%
鳥栖   0     12・   2・    0%     10・    83.3%

得点チームと未得点チームと対比すると、
明白に「枠内数」が大差です。一方、意外に「シュート位置=PA内外での差」は現れていません。しかし、得点は殆どが「PA内位置からのシュート」で、シュート位置が得点・未得点の分岐点です。
結論は【PA内のポジションから(まで侵入し)、枠内ターゲットへシュート】が得点条件となっていました。

2.前節「長崎」試合数値から点検(コンサ数値-17節数値-と対比して)

そんな中、「フライデーナイトマツチ」として、7/27日夜7時~「味スタ」へ遠征試合。
結果は、リーグ2位の9試合敗戦無しと絶好調「F東京」に、前半・後半共にバランス良く堅守・速攻により「1-0」の完勝。
順位も降格圏寸前15位から14位へ上げました。
F東京の「コンディション不調・プレイの切れの乏しさ」も目立ち「プレイ内容ダウン」も顕著でしたが、
長崎DF・ボランチ陣の「組織的守備」が堅守を構築し、ブロック守備で「ボール奪取」から「前線へのフィード」展開にて、「堅守・速攻」を徹底し、見事に嵌まり、完勝獲得。
特に第2ウィンドー獲得の新加入CBバイスと、今期新加入CFファンマの中央2選手が大活躍。
バイスは「適確なプレイ予測・戦術認識、守備ラインコントロールのコーチング、ハードタイトチェック、ボール奪取、冷静なプレイ」で、長崎守備陣をコントロールした「試合MVP」の大活躍。
また、ファンマも「適確なプレー予測・戦術認識、ポストプレー・ゲームメイク・シュート」土大活躍し、2選手が「勝利の立役者・キープレーヤー」でした。
詳細な試合データを点検してみると、
(第18節未試合チームを除く12チーム中・コンサは前節数値で対比)
全体項目
支配率10位-45% (コンサ⑰節3位◎)
走行距離9位     (     3位◎)
スプリント数10位  (     5位〇)
攻撃
シュート数4位    (     12位×)
枠内数  1位    (     7位×)
決定率  7位    (     12位×)
PA数  6位    (     9位△)
パス数  12位   (     5位◎)
同成功率 12位   (     11位△)
クロス数 7位    (     7位△)
同成功率 9位    (     8位△)
守備
被シュート数5位   (     3位〇)
被決定率 1位    (     1位△)

シュート精度で長崎優位ですが、多数項目でコンサ優位です。
特に、多彩・多様パターンによる「チャンスメイク力」に大きくレベル差があり、サッカー意識認識・テクニック・フィジカル・戦術実践力・連携組織力を基にした攻守力でコンサ勝利です。

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posted by yuukun0617 |13:20 |

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