コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2017年12月16日

~進化~2018シーズンへの展望~⑤戦術展望その①

~進化~2018シーズンへの展望~は⑤戦術展望その①にトライしてみましょう。
~進化~2018シーズンへの展望~
①「選手保有戦略 基本戦略の振り返り」
②「選手保有戦略 第2弾上位への戦略」
③「ミシャ監督流~1~」
④「ミシャ監督流~2~」と点検・研究を進んで来ました。
⑤は、ミシャ監督戦術のコンサ導入・定着・消化のためのステップ確認の観点から、「2018シーズン戦術」を展望してみます。

その前に、一項目確認です。
現在、次シーズンへの懸命な努力・闘いが展開されています。
≪戦力アップこそ次シーズンの成功結果とチーム成長がかかっている≫との命題に対して、チームスタッフはひたすら・ギリギリの戦力アップの死闘を担っている訳ですね。一方では、水面下で表面には出てきませんが、来シーズンに「勝負を懸けた選手が秘かに、必死の努力」をしている事でしょう。その数・割合が、次シーズンのチーム成績・結果に直結し、新監督の下での各選手の「キャンプイン取り組み状況」で表面化します。
なんでも、全て、「良い準備」が、全てのスタートそのもので、「戦う前に既に勝負は決している!」との言葉通りですね!!

「次シーズンへの戦力アップ」活動について表面化しているのは、
〔契約更新 決定〕 5(内、育成1・外国籍1)
25 GK ソンユン  4 DF 河合 24 DF 福森 44 MF 小野 40 FW 藤村
〔契約更新 見通し〕8(内、外国籍3・提携国1)
32 DF 石川  2 MF 横山・15 MF 菊地(両選手レンタルから完全移籍決定、あとは本人との契約交渉ですね)17 MF 稲本 18 MF チャナティップ  9 FW 都倉 11 FW ヘイス 16 FW ジュリーニョ の8選手で、決定と合計し13選手まで保有見通しで交渉中。
〔交渉中等、未定〕 17(内、育成9・外国籍1)
交渉中全選手が契約更新となると、30選手(内、育成10・外国籍5・提携国1)で、25選手保有枠制限に対するA契約の新規加入枠数は「6選手」分(外国籍・提携国枠満了)です。
〔レンタル(元)〕 6(内、外国籍1・育成5)
GK1・DF4・MF1ですが、レンタルバックは、GK阿波加は必須で、候補は、DF櫛引・MF中・DF前貴=本人の希望で山口への完全移籍で放出=があり、30選手にその分上乗せ。
〔契約非更新 決定〕6(内、外国籍1)
 1 GK 金山 ・・岡山へ移籍 
30 GK 杉山 ・・東京ユナイテッドFCへ移籍
 5 DF 増川 14 DF 上原 19 DF 石井 23 MF マセード
契約交渉前での非更新は6選手。あとは契約交渉での決裂・退団があるかどうか。
〔新加入交渉中〕現在3選手獲得交渉。全員成功となると、なお加入可能枠は3名残枠。
GK 河田(現甲府)、MF駒井(現浦和・ミシャチルドレン)、DF亀川(現福岡)困難で、三好(現川崎)に対象変更、FW渡(現徳島・2017J2得点王)は断念
・・駒井・三好はレンタルで濃厚。全対象が、25歳以下の高資質選手で、チーム年齢構成高目の解消と高い成長性・将来性の対象候補で、新規獲得候補の基本戦略の様ですね。

では、次シーズンの「戦術展望」です。

1.「ミシャ流・式」戦術は、前2回に渡り確認した通りですが、
「ミシャ式守備時」戦術は、現行コンサ戦術とほぼ同一で、直ちに実践も可能です。

①基本システム【3-4-2-1】は、ミシャ式、コンサ現状の共通戦術で、確定ですね。

②「守備時戦術」は、ミシャ式とコンサ現状とは少しだけ相違点はあるもほぼ同一戦術。

〔同一部分〕
SB(WG)が下降し【5バック】DFラインにより、
●最終ラインの全エリアスペースをカバーと、
●相手前線選手数4枚に数的優位で、ボールホルダーに≪2:1≫、その他3枚はマツチアップの選手同数で、ボール奪取狙い の戦術。
〔相違点〕
・ミシャ式・・DFライン2列目をWDH(ボランチ)+両SH(シャドー)が両DHの横位置まで下降し、並列の4枚ラインを構築し、〔5-4-1〕システム。
・コンサ現状・・DFライン2列目はWDH(ボランチ)の2枚で、両シャドーは、相手DFラインへアタック出来る位置取りで、CFの斜め後ろ、WDHの斜め前位置か前線3枚並列となり、〔5-2-2-1〕か〔5-2-3〕システム。
 ・・・
ミシャ式は、DFライン2列目も横4枚で、相手選手数と同数・マツチアップで、また、横4枚で全エリアスペースカバーとなり、「中盤支配・自在なボール廻しの完全阻止とパスカット・チャージ・2次ボールキャッチのボール奪取狙い」の戦術。対して、
コンサ現行戦術は、ミシャ式に比べると、両SHが前線に近く攻撃枚数が多くなる筈との狙いですが、「Wボランチ脇・斜め前後スペース」カバーが甘く、そこで、相手に数的優位のチャンスも発生し、実戦でも、Wボランチ脇スペースの突破・アーリークロス・ボランチ引きずり出しに嵌り、結果バイタルに大穴スペースを作られ、自在なラストパスやミドルシュートでの失点も弱点の一つでした。
●コンサ現行戦術の狙いの「多い攻撃枚数」が確保されれば、数的不利も無く、リスクスペースも無い「ミシャ式」の方が、確実に「中盤守備力が向上」し、「堅守強化」と「ボール奪取力」上昇による「攻撃切り替え回数」も増加となり、「ミシャ式」直ちに採用が正解です。
●守備時は【5-4-1】システムで、最終DFライン、2列目中盤ラインの「超強力ブロック」守備戦術ですね。

③攻撃時

・ミシャ式・・「特殊戦術」とされる独自戦術で、
a.DFラインか中盤ラインで「ボール奪取」からの攻撃スピードが「超速カウンター」で展開し第1得点チャンスアタック、
b.そして、更に前線に「5攻撃ライン」の5選手ライン構築からの第2シュートチャンス構築、
c.更に「遅攻の攻撃時間帯」
と3段階の攻撃ステップとなり、そのステップ毎に、システムを可変する戦術です。

・コンサ現行戦術・・
a.DFラインと中盤ラインとで「ボール奪取」からの「攻守切り替え」開始の時間は、「超速は程遠く、相手の即時帰陣によるプレス低下にて自由に出来る守備陣形整備と前線3選手の相手陣侵入」時間の後に、前線・サイドへのロングフィードからのポストプレイと流れたサイド突破への「超遅カウンター?」を仕掛け、前線の高フィジカル・空中戦の得意選手の個の力・プレーで、シュートチャンスを目指す。
b.その派生、チームストロングポイント「セットプレイアタック」
c.「遅攻」での効果的な敵陣突破は、チャナティップやヘイスなどの個の打開でのスルーパス程度のみしか有効策は無く、低攻撃力で、得点獲得実績は乏しいもの。
と同じく3段階の攻撃ステップはありますが、その有効性は「セットプレーと個の打開」に限定され、ジェイの様な「個の力」の好調継続が必須条件というところ。同様にシステムは変化しますが、ミシャ式とは根本的に「構想」が別レベルです。

~ここで、一旦終了します。続きは次ブログに~

posted by yuukun0617 |23:11 |

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